hikarus_mix
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@hikarus
さくらいひかる パソコン系書評ライター(この名前とこの方面では最近仕事してません)。アイコンはグランパパの「ハンドペットいぬポッチーくん」です。 楽器はFlute/Piccolo ポケモンGO Lv.42/魔法同盟 Lv.60 3職MAX 高度に敵対的な戦闘訓練も3職とも完了
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@birdgrassjp あと、もうかなり前になっちゃいますが
キーピング廃番
も大きいかも、です。
ドラム式洗濯機が増えて、洗濯の途中で糊づけできなくなり、売れなくなったのか、キーピングが廃番になりました。家庭で手軽に、糊づけの濃度も変えられ夏の綿麻には不可欠だったのに。
薄く糊づけして手熨斗、ができない
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涙なしには読めない
@santa_MixCosy
第2回 そもそもIllustratorにはルビ機能がない | 平凡社地図出版 hcpc.co.jp/column/all-fur…
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持田製薬がつわりの薬の治験を進めるよ!
というニュース、分かりにくいと思うのでまとめました。
【何が起きてるのか】
海外には『Diclegis』や『Bonjesta』といったつわり治療薬がありましたが、日本では未承認でした。
国内で承認申請・販売する企業が手を挙げないと、
日本では永遠に売られないままです。
そこで手を挙げたのが持田製薬株式会社。
2025年12月にカナダのデュシェネイ社とライセンス契約を締結し、
「国内でBonjestaを売るぞ!」という流れが始まりました。
とはいえ、カナダのBonjestaをそのまんま日本に持ってきて販売開始!とはいきません。
薬に関する法律というのはとんでもなくややこしいのです。万が一にも不備があっちゃ大変なので。
そういうわけで国内での治験(ホンマにつわりに効くんか?副作用とか無いか?というチェック)をする必要があるのですが、
これもやることはいっぱいあります。
治験の設計をしたり、協力してくれる医療機関を探したり、PMDAに治験の申請をしたり、などなど。
今回のニュースは要するに「治験の準備が整ったぞ!」「うまくいけば2030年までに販売できるかも!」という段階に入った、というわけです。
【何でこんなに時間かかったの?】
アメリカだと2013年に同じ成分のつわり治療薬『Diclegis』が承認されてるのに、なんで日本はこんな時間がかかったのか。
ざっくり4つの理由があります。
①妊娠中の薬の治験がめっちゃ難しい
万が一、エケチェンに何らかの悪影響が出た場合、
それが仮に薬と無関係なものだったとしても因果関係を解明するのは困難を極めますし、
場合によっちゃ悪意をもって「この薬のせいで悪いことが起きた」と言われてしまう可能性も0ではありません。
そのため根本的に、妊娠中の治療薬は治験の制度設計自体が難しく、
製薬会社的にも手を挙げづらい領域となっているわけです。
ただでさえ日本の製薬会社、そんな左うちわで儲けてるとこなんてほとんど無いからなあ…
②薬を使う期間が短い
個人差もありますが、多くの方は16週頃までにつわり症状が改善します。(もっと長く続く人もいる)
よって、つわりの治療薬が完成したとしても、それが使われる期間というのは2~3か月くらい。
製薬会社も利益を出して経営を成り立たせないと存続できないので、
こういった短い期間しか使われず、利益が出にくい薬は後回しにされやすい、というバグがあります。
ちなみに抗菌薬も同じような問題を抱えており、製薬会社的に儲けが出にくい仕組みになっているので、
最近誰も新しい抗菌薬を作らないな…というのが世界的な問題になってます。
国によっては政府から資金が投入されてたりもするレベル。
③サリドマイド薬害事件の影響
1950年代に「つわりによく効く薬」として世界中で販売され、日本でもかつて使われていたサリドマイドという薬があるのですが、
のちにサリドマイドに極めて強い催奇形性があることが判明し、世界で推定10000人の赤ちゃんにサリドマイドによる先天異常が発生したとされています。
これは創薬系の話になると100%通る事件であり、
つわりの治験に対する創薬側のハードルが激烈に高い要因のひとつになっています。
④国内で合法的に使える薬でもそこそこ代用できる
Bonjestaの中身は「抗ヒスタミン薬」と「ビタミンB6」で、
吐き気をおさえる薬を2つ併用するという隙を生じぬ二段構えを期待したものです。
ただ、個別の成分としてはどちらも国内の処方薬として似た成分の薬が使えるため、
自費処方であっても1日100円もしないくらいの薬価で賄えます。
この状況でBonjestaが使えるようになるメリットはそんなに大きくないのでは?というのもあります。
しかしながら、国内の代用ではイマイチだけどBonjestaなら楽になった!という人も居ますし、薬としての使いやすさも段違いに上がります。
だからこそ、持田製薬が手を挙げたことに関しては産婦人科医として賞賛せずにはいられません。
【結論】
つわり治療薬を治験まで持っていく見通しが立ったのは素晴らしいことです。
そこそこ代用できるとはいえ、国内でつわり特化で使える薬があるならそれに越したことはありません。
保険収載までいけたら万々歳です。あと気になるのは値段くらいかな。
せっかくなので持田製薬を応援しようぜ。
普通にドラッグストアで買える範疇だと、コラージュリペアとかスキナベーブとかがあるゾ。(正確には持田ヘルスケアの商品ですが)
日本経済新聞 電子版(日経電子版)@nikkei
「つわり治療薬」ようやく日本へ 米国承認から10年 持田製薬が治験 nikkei.com/article/DGXZQO…
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