
溝口さんに関しても、個人的には「元パーソナルトレーナーだから専門家側」みたいな見え方にするのは違うと思う。 たしかに過去にパーソナルトレーナーをやっていたのは知ってる。 でも、それが何年も前の話なら、今の健康・栄養・医療・ダイエット領域において専門家として語れるかは別問題。 現場で教え続けていなければ感覚は鈍るし、 勉強し続けていなければ知識は古くなるし、 情報のアップデートが止まっていれば、もうほぼ素人と変わらない。 「昔トレーナーでした」は、今の専門性の証明にはならない。 特に健康商材やダイエット系の領域は、流行も早いし、薬・医療・栄養・広告表現・消費者心理が絡むかなり繊細なジャンル。 だから本当に言うべきことは、 「元トレーナーとして自信がありました」 ではなくて、 “儲かると思って出資しました。ただ、健康領域の商品としてリスクマネジメントをもっと徹底するべきでした。” これだけでいいと思う。 事業家として出資するのは自由。 広告ビジネスとして伸ばそうとするのも自由。 でも、健康に関わる商品で影響力のある人を使って販売するなら、 「誰に何を言わせるか」 「どこまで表現していいのか」 「消費者がどう受け取るのか」 「医学的・栄養学的に誤認が起きないか」 ここまで設計する責任はある。 そこをすっ飛ばして、あとから“元トレーナーだから”みたいな空気を出すのは、ちょっと違う。 元トレーナーかどうかより、 今その領域の知識をアップデートしているのか。 リスクを理解していたのか。 広告表現を管理できていたのか。 ここが問われるべきだと思う。 健康商材は、ただ売れればいい商品じゃない。 人の身体や判断に影響する。 だからこそ、今回の論点は「昔トレーナーだったか」ではなく、 出資者・事業者として、どこまでリスク管理していたのか だと思う。
































