☆ retweetledi

先日のシュシュさんの件で広く世間に知れ渡ったイベント企画会社の体質を身をもって実感しました。当事者となることで、色々考えさせられることがあったので記載します。
先日、とあるK-POPグループの特典会に参加しました。アルバムを複数枚購入すると、ブックレットやトレカにその場で本人にサインをしてもらえるという企画です。あまり広くない会場のフロアは、ファンでごった返し、前がよく見えない状態になっていました。その内、サイン会を始めるので並んでくださいとアナウンスがあり、指定された場所に並びました。しかし、時間が経っても列が一向に進まず、前に並んだ人と、おかしいですね、進みませんねと言いながら順番を待ちました。自分たちの前は人がぎっしりすし詰めになって立っていて、何も見えませんでした。
何度も「○○さんの方はいませんか」とアナウンスがありました。しかし人は動きません。そうこうするうちに「終わります」というアナウンスが聞こえました。
おかしいと思い、一緒に並んでいた方と無理やり人をかき分けて前に進んだところ、幾重にも重なった人ごみの先にぽっかり空間が空いていて、皆撤収しているところでした。
並べと言われたところに並んで順番を待っていたのに、サイン会は終わりましたのでお帰りくださいと言われました。
そして、このイベントは商品の「おまけ」ですから、返金には応じられないというロジック。向こうからしてみればそういう解釈になるそうです。
自分はちゃんと何度もアナウンスしました、だからそれに「従わなかった」そちらが悪い、ということで終わりました。
幾重にも重なって動かなかった人ごみは、サイン会の様子を見たくて立っていた人達でした。
会社側としては、自分たちのアナウンスに「従わなかった」客の落ち度なので、こちらに非はありませんいうことです。
我々は従わなかったどころか、指示通り順番待ちをしていたのに、です。
会社は、見物人と待機列のエリアをきちんと分けていませんでした。ファンは推しを見たいので、見やすい場所、前へ前へ進みます。そのため、前方のエリアは簡単にかき分けられないほど人でぎゅうぎゅうになっていました。そこに待機列が混ざったのです。待機列の最後方に並んでいた我々は、見物人に遮られて前に行くことができませんでした。離れたステージの上からマイクで指示出しをする担当者の方はいましたが、見物人とごっちゃになってカオス状態になっている待機列を直接捌く担当者はいませんでした。
初手からこちらを難癖をつけにくるクレーマー扱いする、現場担当者の非常に傲慢な態度は、客に対する態度とは思えぬほど高圧的で不快なものでしたが、大勢の客を捌かなければいけないというストレスもかかるのであろう、ということで理解はできます。問題は単にそういう末端の軋轢の話ではなく、あの業界は、客商売でありながら、なんとしてでも推しに会いたい・推しのイメージを下げたくないという心理につけこんで必死になっている客を明らかに下に見て、嘲笑し舐め腐った対応をするという体質であることです。
そこにかけられた金額の大きさや、会社側の会場誘導の明らかな不備(ここを対処しなかったのが最大の問題)を考えると、この結果は非常に残念です。
向こうからしてみれば、こちらの誘導に「従わなかった」客の落ち度でしかない、ということで終わった話になっているかと思います。「ちゃんと」何度もアナウンスしたこちらの対応は正しい、間違っていない。いくら商品を購入しようと「従わなかった」ほうが悪い、ということで、フィードバックすらされないだろうと踏んでいます。
今後、抗議なり何なり、何かアクションを起こすつもりは全く無いですし、オタクの心理が不変である限り、会社の体質も変わることはないでしょう。
ただ、こんなに残念な話もあるのだ、と、記憶に留めていただければと思います。推しに会えなかった、という機会の喪失は二度と取り戻すことはできず、払った授業料は決して安くはなかった、ということで。
日本語


