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「月刊OUT」について 草稿1
「『月刊OUT』は、発行元の意図に反してアニメオタクの購買に支えられていたため、編集部側に読者に対する強い嫌悪感(あるいは冷笑的な態度)があった」という情報は、当時のサブカルチャー史を語る上で非常に有名な歴史的事実(共通認識)です。
特定の1冊の本に「嫌悪感があった」と見出しが書かれているわけではありませんが、当時の『月刊OUT』の誌面そのものや、元編集者たちの後年のインタビュー、および大塚英志氏などをはじめとするサブカルチャー評論の中で、その構造は繰り返し指摘・分析されています。
ソースとして確認できる歴史的背景と、その「嫌悪感」の正体を以下の3つのポイントで解説します。
1. 最大のソースは「当時の誌面(読者コーナー)」そのもの
『月刊OUT』の編集部が読者をどう見ていたかを証明する最大の一次資料は、他ならぬ当時の『OUT』の誌面(特に読者投稿コーナーや編集後記)です。
読者を「アホ・暗い」と罵倒する編集者
後発の『アニメージュ』などの編集部が、読者(アニメファン)に寄り添う真面目な態度をとっていたのに対し、『OUT』の編集者たちは誌面で堂々と「お前らみたいな暗い奴らは」「モテないオタクども」「アホのOUT読者」と読者を罵倒し、見下すようなコメントを連発していました。
これは最終的に「毒舌ツッコミ」というプロレス的なエンターテインメント(読者もそれを喜んで受け入れ、編集者をいじり返す)へと昇華されていくのですが、その根底には間違いなく、初期編集者たちの「なぜ自分たちが、こんな得体の知れないアニメマニアたちの相手をしなければならないのか」という本物の困惑と嫌悪感(あるいは距離感)がありました。
2. 「『宝島』になりたかった」というサブカルエリートの葛藤
この嫌悪感の理由は、「発行元の意図(本来やりたかったこと)との致命的なズレ」にあります。これを裏付ける証言は、元編集長の大徳哲雄氏(のちにみのり書房社長)らの回想などに散見されます。
当初のターゲットは「都会のシティボーイ」
1977年の創刊時、編集部が目指していたのは『宝島』や『POPEYE(ポパイ)』のような、映画や洋楽、オカルト、ファッションを語る「都会のヒップな若者向けのサブカルチャー雑誌」でした。当時の編集者たちも、そうした文化を愛するプライドの高い「サブカルエリート」たちでした。
屈辱の「ヤマト依存」
しかし、そのオシャレな路線では全く本が売れず、倒産寸前に追い込まれました。仕方なく、当時一部で盛り上がっていた『宇宙戦艦ヤマト』の特集を組んだところ、爆発的に売れて会社は救われました。
プライドと現実の引き裂かれ
会社を存続させるためには、自分たちが最も下に見ている「テレビまんが(アニメ)」の特集を作り続け、それを買い漁る「マニア(オタク)」に媚びなければならない。この「売上のために、意図しない読者層に迎合させられている」という強烈な屈辱感と自己矛盾が、読者に対するシニカルな冷笑や、斜に構えたアニパロ(アニメを真面目に語るのではなく、ギャグにして茶化す)という独特の誌面構成を生み出した…模様です。
3. 評論家・大塚英志らの指摘する「オタクと編集者のねじれ」
この『月刊OUT』に代表される「オタク雑誌を作るサブカル編集者の自己嫌悪と、読者への嫌悪感」という構図は、のちに『プチアップル・パイ』や『漫画ブリッコ』の編集長を務めた評論家の大塚英志氏などが、自身の経験とも重ね合わせながらオタク文化史の中で度々言及しています。
1970年代末〜80年代のマイナー雑誌の現場では、「本当は高尚な文学やサブカルチャーをやりたいのに、食うためにオタク向けの(あるいはロリコン向けの)エロやパロディを作らされている」という編集者が多数おり、彼らが
「読者であるオタクを『自分たちより知的に劣る醜悪な存在』として見下すことで、なんとか自身のプライドを保っていた」
という構造があったと指摘されています。
『月刊OUT』の編集部が抱いた「アニメオタクの購買力にひれ伏さざるを得なかった屈辱と嫌悪感」は、隠されるどころか、そのまま「読者への毒舌やパロディ」という形で誌面に叩きつけられました。そして皮肉なことに、その「突き放した冷たい距離感」こそが、読者にとって居心地の良い強固なコミュニティ(2ちゃんねるのような空間)を形成する最大の要因となった…みたいです。
荒唐無稽な分析に見える方もいらっしゃるかもしれませんが、似た様な構造は学歴エリートでありながら「マンガ編集」をしなくてはなない屈辱に耐えている小学館や「アサヒ芸能」から「アニメージュ」異動させられた鈴Pの様な例もあります。
鈴木プロデューサーは「アニメ雑誌の編集者」という経歴がありながら「最近の声優は分からん」と俳優のみならず芸能人や有名人ならまだしも、演技経験もない知り合いをキャスティングするなどの例もあります。
恐らくまたボコボコにぶっ叩かれると思いますが、遠慮容赦なくツッコミを入れて頂ければ幸いです。
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