森博嗣ミステリbot

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森博嗣 ミステリシリーズの個人的に好きな文章をつぶやくbotです 8時間に1回呟きます 文字数の関係でタイトルが入っていないことがあります 管理者が現在進行形で読みながら文章を足していきます。

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この記憶だって、私が死んだら、消えてしまう。 みんな消えてしまうんだ。 よくもこんな悲しい運命を、 みんな棚上げにして生きていられるものだ、 それが実に、不思議。 --- けれど……、 棚上げにできる、ということが、 人の素晴らしさかもしれないな。 v:10_赤緑黒白
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人は時間と空間において、何の自由もない。 s&m:8_今はもうない
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江尻駿火が遺したものは、つまりその、より高度な人間性の形ではなかっただろうか? 一つのために、千を所有し、 その一つが不確定ゆえに、 千を生かしている、のではないか。 v:02_人形式モナリザ
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「思考というのは、既に知っていることによって限定され、不自由になる」犀川が煙草を消しながら言った。 「まっさらで素直に考えることは、けっこう難しい。重要なことは、立ち入らないことだ。海月君が真理を見抜いたのも、その視点によるところが大きい」 G:3_τになるまで待って
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無駄な話でも、話すという行為に意味がある。言葉を交わしている、つまり送信と受信が可能である状況を確認する意味はある。 人は、話すことで、通信の確認をしているのだ。 四季_夏
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「小指と小指が、目に見えない赤い糸で結ばれてるとか、いいますよね」 萌絵はわざと言ってみた。 「目に見えない、という日本語は矛盾している。見えない、だけで充分だ。それに、見えないのに赤いというのも、矛盾している」 s&m:8_今はもうない
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「生きていることが、自由を束縛している? それは逆なんじゃない?」 「いいえ。生きなければならない、という思い込みが、人間の自由を奪っている根元です」 「でも、死んでしまったら、なにもない。自由もなにもないじゃないか」 「そう思う?」彼女は微笑んだ。 四季_春
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多くの大人たちは怯えて何もできない。ただ、作業をするだけ、子供を育てるだけ。 新しい目的に挑戦している者は少数である。 それなのに、子供には挑戦させようとする。 自分たちにはとうてい消化できないものを子供に与えている。 こんな動物が他にいるだろうか? s&m:7_夏のレプリカ
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「真理という言葉は、必ず、内向的なイメージを伴う。ベクトルは中心、すなわち一番内部を向いている。それは、常に、深く、と形容されるだろう? 深く隠れていなくちゃいけないんだ。 何故か表面には、真理は決して存在しない」 s&m:8_今はもうない
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人生のほとんどは、選択できないもので占められている。それが運命というものの定義。それなのに、どうして、幸運だとか不運だとかいった判定をしてしまうのだろう。無意味ではないか。取り替えのできないものに対して、良し悪しを識別したところで、なにも生まれない。 女王の百年密室
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「浜中君。もし君が偏った価値観から自分を守りたかったら、自分の目と耳を頼りにすることだね。 テレビを捨ててしまえば、君の目は、少なくとも今より正しく、しかも多くのものを見ることになるよ」 s&m:6_幻惑の死と使徒
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「裏山シイタケねぇ。」 --- 「良いなぁ良いなぁ。裏山シーチキン」 v:06_恋恋蓮歩の演習
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それらの音も、光も、少年の思い出とともに、地球上のすべての大気に飛散し、拡散し、消散して、今はもうない。 s&m:8_今はもうない
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「そうやって正義の心をめらめらと燃やすわけですか?そうしないと仕事に意義が見い出せないの?」 「違うよ」林は首をふった。「しかし、少なくとも、しばらくの間は眠気は覚める」 「正義って、煙草と同じね」 v:01_黒猫の三角
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「それでは、まず、乾杯いたしましょう」 紅子はグラスにビールを注ぎ入れてから言う。 「皆さん、よろしくて? 誰のためでもなく、何のためでもなく、誰にも願わず、何も祈らず、乾杯!」 v:01_黒猫の三角
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自分の考えたジョークで機嫌が良くなるというのが、性格が暗い証拠だ。 s&m:3_笑わない数学者
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「神様が必要となる理由は、基本的には責任転嫁のメカニズムなんだ。誰か他者のせいにする。そうすることで、自分の立ち位置を保持する、ということだけのこと」 G:2_θは遊んでくれたよ
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しばらくして、萌絵がやってきて、黙って犀川の隣に腰を下ろした。 「こんにちは」 萌絵は他のところを見ながら言う。 「こんにちは」 犀川は煙を吐きながら答えた。 s&m:3_笑わない数学者
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「なんて遅いのかしら、この白バイ。シティマラソンじゃないんだから……。 もう、これじゃあ、制限速度だわ!」 s&m:3_笑わない数学者
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「端的に言えば、それは問題解決です。その邪魔なものが科学的な謎であれば、解決した者は科学者として成功し、その邪魔なものが技術的困難であれば、解決した者は一流のエンジニアになる。その邪魔なものが、たまたま生きた人間だったときには、解決に成功した者が、殺人者と呼ばれるのです」
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