Tweet ghim

明暗くっきり!決算嫌気で大型テック下落も、SOX指数は反発 地政学リスクで原油急騰の1日に
2026年4月23日 米国株式市場サマリー
【N Y ダウ】-0.36%
【S & P 500】-0.41%
【NASDAQ総合】-0.89%
【FANG+指数】-1.66%
【半導体指数SOX】+1.71%
【上昇セクター】公益、資本財
【下落セクター】情報技術、金融
【概要】
◆サービスナウやアイ・ビー・エムの決算を受けたAI関連の利益率や収益化への懸念からソフトウェア株が急落し、ハイテク株全体への売り圧力が強まりました。
◆トランプ大統領がホルムズ海峡での機雷敷設艇への攻撃を海軍に命じるなど中東の地政学リスクが高まり、原油価格が急騰しています。
◆全体が軟調な中、好決算のインテルや格上げが報じられたアナログ・デバイセズを中心に半導体関連は反発を見せました。
【解説】
■地政学リスクとソフトウェア株安が市場の重石に■
中東情勢の緊迫化と、一部ハイテク企業の決算を受けたAIへの過度な期待の剥落が相場の重石となりました。トランプ大統領のホルムズ海峡を巡る強硬な対応から原油高が進行する一方、決算を通過したソフトウェア関連が大きく売られ、主要3指数は揃って下落しました。
■原油高で公益と資本財が買われ、ITと金融が下落■
エネルギー価格の高騰やディフェンシブ志向から、公益セクターや資本財セクターが上昇を牽引しました。対照的に、ソフトウェア銘柄の急落が響いた情報技術セクターや、金融セクターが下落のトップとなっています。
■AI懸念が波及し大型テックは総じて軟調■
マイクロソフト【MSFT】が-3.97%、メタ・プラットフォームズ【META】が-2.31%、テスラ【TSLA】が-3.56%と大きく下落しました。アマゾン・ドット・コム【AMZN】は-0.11%と小幅な下落にとどまりましたが、アップル【AAPL】が+0.10%と上昇したのを除き主力ハイテク銘柄は売り優勢の展開となりました。
■インテル好決算などで半導体は底堅く反発■
全体が軟調な中、半導体株価指数は反発しました。好決算を発表したインテル【INTC】が+2.31%と上昇したほか、S&Pによる格上げが好感されたアナログ・デバイセズ【ADI】が+5.89%と急伸しました。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ【AMD】が+0.62%と買われましたが、エヌビディア【NVDA】が-1.41%、ブロードコム【AVGO】が-0.64%と下落しています。
■決算発表や個別材料で明暗がくっきり■
サービスナウ【NOW】は第1四半期決算で売上と利益が予想を上回ったものの、第2四半期の利益率見通しが予想を下回ったことなどで-17.75%と急落しました。アイ・ビー・エム【IBM】も決算は好調でしたが、コンサルティング部門の予想未達から-8.25%と下落しています。
一方、IREN【IREN】はテキサス州の施設での変圧器マイルストーン達成が好感され+7.50%と上昇。フリーポート・マクモラン【FCX】はグラスベルグ鉱山の生産見通し下方修正を受け-12.62%と急落しました。
■地政学リスクと選別物色が交錯する相場■
地政学リスクの再燃とAI関連銘柄のバリュエーション調整が重なり、市場全体はリスクオフの姿勢が強まりました。しかし、決算が好調な半導体の一部銘柄やインフラ関連にはしっかりとした買いが入っており、業績や実態を伴う銘柄への選別物色が鮮明になっています。


日本語






















