野口晃菜 Akina Noguchi
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野口晃菜 Akina Noguchi
@akinaln
インクルージョンに向けた実践-研究-政策|博士(障害科学) |一般社団法人UNIVA理事|戸田市インクルーシブ教育戦略官|中教審委員|少年院出口支援|帰国子女|ひとり親|取材・講演依頼は https://t.co/tHqBmMC2kE まで。個人的な相談は受けません。SNSで議論はしません。




【複合的ニーズに応える「二階シート(仮称)」・特定分野に特異な才能のある児童生徒に係る特別の教育課程WG(第7回) 報告】 3/24は第7回特才WGでした! 事務局からはこれまでの議論を踏まえ、個別の計画の在り方、評価の在り方等について具体的な方向性が提案されました。 特に個別の計画について、特才、特別支援、不登校、日本語指導を包括した「2階シート(仮称)」の提案はとっても画期的な提案でした!カテゴリーごとに縦割りで議論が進む中、共通点を見出し横ぐしを刺すような施策の調整は大変だったかと思います。事務局に感謝です。 踏まえて、以下私からの発言です。 - 個別の計画について、通常学級も含めて支援や留意点について記載する点、本人の希望を記載する点、2階シートとして複合的なニーズに応えられるようにする、という点について、早速反映、調整を進めていただき、ありがたい。2階シートにおいて通常学級における留意点が書かれることにより、2階部分の知見が1階部分の包摂性を高めるために活用されることにつながるであろう。 - 今回、特別の教育課程の対象の子どもの判断のプロセスについて、通常の学級できることを充分に実施した上で、それでは不十分である場合に特別の教育課程の編成を検討する、といったプロセスが示された。本来は特別支援教育の必要な子どもも同じプロセスであるべき。一方で、現状は、「通常の学級で(先生が)大変だから通級、特別支援学級」といった判断がなされている学校現場も少なくない。その結果、通級や特別支援学級に通う子どもが爆増し、全体として教員不足を招いている。本制度についても、「対象活動をすれば・外部にお願いしたら、通常の学級を変えなくても子どもが落ち着く」といったような誤解を招かないような建付けや啓発が重要である。そうならないように、やはりまずは通常の学級において社会モデルの視点にたって多様性を包摂する方針やその手立てを学習指導要領に記載すること。先ほどの隅田先生の学校内における指導・支援の事例など、非常に素晴らしい。このように通常の学級でできるたくさんの実践知を共有すべき。 - 現在特別支援教育WGの方では、重層的支援・指導構造を示すことにより、通常の学級における包摂性を高めることを検討している。この重層的な支援・指導構造は特定分野の才能のある子どもも同様である。2階シートの件も含め、別々に記載するのではなく、共通化させられる部分は共通化して記載すべきではないか。 - また、指導要領を超える内容になるが、通常の学級における多様性の包摂が可能となる指導体制・支援体制を整えるべき。場を分けたら資源が増える、指導や支援が柔軟にできる、といった現状の構造は、「子どものため」と言いながら、結果的に通常の学級における負担軽減のための排除、が起こってしまっている。このような構造を変えるべく、次期学習指導要領においては通常の学級における調整授業時数などの柔軟性が確保される。先ほどの隅田委員、伊藤委員の相談支援の体制整備も素晴らしい一方でやはり土台の包摂性を高めるために学内にキーパーソンが必要では。例えばインクルーシブ教育コーディネーターを設置、専任化する、などの体制整備についても今後検討していただきたい。 資料はこちら。画像は資料1の10ページ目。 mext.go.jp/b_menu/shingi/…





【複合的ニーズに応える「二階シート(仮称)」・特定分野に特異な才能のある児童生徒に係る特別の教育課程WG(第7回) 報告】 3/24は第7回特才WGでした! 事務局からはこれまでの議論を踏まえ、個別の計画の在り方、評価の在り方等について具体的な方向性が提案されました。 特に個別の計画について、特才、特別支援、不登校、日本語指導を包括した「2階シート(仮称)」の提案はとっても画期的な提案でした!カテゴリーごとに縦割りで議論が進む中、共通点を見出し横ぐしを刺すような施策の調整は大変だったかと思います。事務局に感謝です。 踏まえて、以下私からの発言です。 - 個別の計画について、通常学級も含めて支援や留意点について記載する点、本人の希望を記載する点、2階シートとして複合的なニーズに応えられるようにする、という点について、早速反映、調整を進めていただき、ありがたい。2階シートにおいて通常学級における留意点が書かれることにより、2階部分の知見が1階部分の包摂性を高めるために活用されることにつながるであろう。 - 今回、特別の教育課程の対象の子どもの判断のプロセスについて、通常の学級できることを充分に実施した上で、それでは不十分である場合に特別の教育課程の編成を検討する、といったプロセスが示された。本来は特別支援教育の必要な子どもも同じプロセスであるべき。一方で、現状は、「通常の学級で(先生が)大変だから通級、特別支援学級」といった判断がなされている学校現場も少なくない。その結果、通級や特別支援学級に通う子どもが爆増し、全体として教員不足を招いている。本制度についても、「対象活動をすれば・外部にお願いしたら、通常の学級を変えなくても子どもが落ち着く」といったような誤解を招かないような建付けや啓発が重要である。そうならないように、やはりまずは通常の学級において社会モデルの視点にたって多様性を包摂する方針やその手立てを学習指導要領に記載すること。先ほどの隅田先生の学校内における指導・支援の事例など、非常に素晴らしい。このように通常の学級でできるたくさんの実践知を共有すべき。 - 現在特別支援教育WGの方では、重層的支援・指導構造を示すことにより、通常の学級における包摂性を高めることを検討している。この重層的な支援・指導構造は特定分野の才能のある子どもも同様である。2階シートの件も含め、別々に記載するのではなく、共通化させられる部分は共通化して記載すべきではないか。 - また、指導要領を超える内容になるが、通常の学級における多様性の包摂が可能となる指導体制・支援体制を整えるべき。場を分けたら資源が増える、指導や支援が柔軟にできる、といった現状の構造は、「子どものため」と言いながら、結果的に通常の学級における負担軽減のための排除、が起こってしまっている。このような構造を変えるべく、次期学習指導要領においては通常の学級における調整授業時数などの柔軟性が確保される。先ほどの隅田委員、伊藤委員の相談支援の体制整備も素晴らしい一方でやはり土台の包摂性を高めるために学内にキーパーソンが必要では。例えばインクルーシブ教育コーディネーターを設置、専任化する、などの体制整備についても今後検討していただきたい。 資料はこちら。画像は資料1の10ページ目。 mext.go.jp/b_menu/shingi/…

マイノリティ性ごとに分断されてさらにその中で分断が起きる。どうやって連帯していくか。優生保護法の反対運動の際に女性運動と障害者運動が連帯できる言葉を一緒に探したように。連帯できる言葉を手をつなげる部分を探したい。








先生フェス2026春、4月4日(土)は、野口晃菜先生×大野睦仁先生の「子どもの多様性を前提に、4月の教室で考えていること」です! 「すべての子どもに、多様性はある」 その考えを前提にすると、学級開きはどう変わるのでしょうか? ↓お申込みはこちらから! diversity-class.peatix.com


