冬斗🦋「カレイドスコープの空と IMAGO」出ました🦋
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冬斗🦋「カレイドスコープの空と IMAGO」出ました🦋
@Wintzer
冬斗亜紀、M/M(英語版BL小説)翻訳してます。サボりレビュワー、ねこ、英語、フィギュアとか。モノロマ文庫よろしく→ https://t.co/pOMbm20m5y ★出版情報のみの英語垢→ @AkiFuyuto ,Book lover, translator of M/M romance







マンガ編集者の仕事の一つに「写植」という作業があります。 正式名称は「写真植字」といって、原義としては写真技術(光とレンズ)を使って文字を印刷することを指します。それまでの活版印刷では「活字」という型をいくつも用意していた文字を入れていましたが、「写植」であれば文字ネガを一つ用意するだけで事足りるので、だいぶ便利になったわけですね。 さて、昔のマンガの原稿を見たことがある人であればご存じかもしれませんが、かつては、作家さんが絵を入れたアナログ(紙)原稿のフキダシ部分に、セリフを印刷した紙を編集者が切り貼りしていました(セリフはマンガ家さんが直接描いているわけではないんです)。 自分がこの業界に入ったときには、すでにこの作業はほとんど姿を消していましたが、考えるだけでめちゃくちゃ大変な作業ですよね。 現在では、デジタル原稿が主流になったこともあり、どのフキダシにどの文章をどの級数(文字の大きさ)にしてどの書体(フォント)で入れるか指定すればよくなったため、「写植」も昔に比べればだいぶ楽になりました。 ただ、そうはいっても、まだまだ時間はかかります。 文字の入れ方ひとつで作品の印象がだいぶ変わってしまうので、とっても大事な作業であることに変わりはありません。 編集者の腕の見せ所でもあるわけですが、この作業に時間を取られすぎて、他のことに手が回らないというのも、よくあることみたいです。 そんな「写植」作業について、AIで代行するシステムをスクエニさんが開発した、というニュースが流れてきました。 記事にある通り「新システムに漫画原稿を読み込ませると、数分で吹き出しの大きさや形状、文字の大きさから適切とみられる活字をAIが提案する」ようになれば、編集者の作業負担が大きく減り、企画立案やプロモーションにリソースを回せるようになるかもしれません。 非常に気になる取り組みなので、今後どのように実用化されていくのか、注視していきたいと思います。


【ついでに宣伝】こつこつとM/Mロマンスの翻訳出してるのでよろしく🦋 shinshokan.com/monochrome/












