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学術論文、外国書籍、海外記事の紹介・解説(LLMとの協働)。 草の根コミュニティと病気の人に力を与え、ボトムアップ(並行社会・並行日本)で日本の起死回生を狙う。 イラン戦争、健康医学、脳神経科学、C19、社会運動、時事問題、他;

日本 Katılım Ocak 2017
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「備蓄は孤立を深め、技能は関係を生む」 備蓄主義の根本的な問題は、既存システムへの依存構造をそのまま温存した上で、その出力物を個人の倉庫に移し替えているだけだという点にある。缶詰を100個積んでも、それは「スーパーの棚を自宅に移動した」に過ぎない。 100個食べ終わったら同じ脆弱性に戻る。 つまり備蓄とは、時間を買っているだけであって、構造を変えていない。 さらに問題なのは、備蓄競争がもたらす社会的力学である。限られた物資を奪い合う行動様式は、人々を相互不信と囲い込みに向かわせる。隣人が敵に見え始める。これは並行社会の構築とは正反対のベクトルであり、むしろ既存の競争原理 ― 希少資源をめぐるゼロサムゲーム ― を危機下でさらに先鋭化させているだけだ。 備蓄志向の人々が無意識に再生産しているのは、「消費者」としての自己像である。生産者でも修繕者でも交換者でもなく、あくまで「買う人」として危機に備えている。これはイリイチが指摘した制度的逆生産性の典型的な構造と言える。「備える」という行為自体が、自律性を回復するどころか、商品経済への最後の依存を強化している。 では何が必要か。 方向転換の核は「モノを持つ」から「関係を持つ」への移行だろう。種を備蓄するのではなく、種を交換できる相手を持つ。水を貯めるのではなく、井戸を共同で掘れる仲間を持つ。缶詰を積むのではなく、味噌を仕込む技術を身体に入れる。 備蓄は「点」だが、技能と関係性は「線」であり、それが複数交差すれば「面」になる。面になった時、それはもう備蓄ではなく、小さな経済圏 ― カウンターエコノミクスの萌芽 ― と呼べるものに変わる。 もう一つ見落とされがちな論点がある。備蓄に走る人々の多くは、危機を認識する知的能力を持ちながら、その認識を「個人的サバイバル」に矮小化してしまっている。これは構造認識と行動原理の乖離であり、「問題はシステムにある」と理解しながら、解決策は「個人の蓄え」に回帰するという矛盾を抱えている。 「危機に備える」という言葉自体を再定義する必要があるのかもしれない。備えるべきは物資ではなく、物資が途絶えた後も機能する関係性と技能の網の目である。
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イランは米軍艦を「撃った」のか、それとも「撃たなかった」のか。この一見すると単純な問いの裏で、中東の地政学は決定的な分岐点を迎えている。 ライブ配信のさなか、イランのタスニム通信が「米軍艦に2発のミサイルが命中した」と報じた。直後にセントコムは「事実無根」と否定する。しかし その後、イラン側は「警告射撃は行ったが、命中はしていない」と主張を修正する。 重要なのは、米側も「命中しなかった」とは言うが、「警告射撃を受けたか」には沈黙している点だ。つまり、イランが実弾を米艦に向けて発射した可能性は、決して否定されていない。 この混沌を象徴するのが、トランプ政権が発表した「オペレーション・フリーダム」だ。これはホルムズ海峡における「護衛」ではなく、「調整」と「軍事協力」を謳う曖昧な作戦である。ある軍関係者はこれを「イランのレッドラインを探るためのプロービング」と分析する。イランが明確に「許可なき通過は攻撃する」と宣言している以上、これはゲーム・オブ・チキン以外の何物でもない。 問題は、米国がこのゲームにおいて時間の味方をしていないという点だ。前回の40日戦争で、米国は迎撃ミサイルを大量に消耗した。長期戦は不可能であり、かといってイランに海峡の支配権を認めれば、湾岸諸国の米軍基地は事実上、人質となる。 さらに、過去にはなかった重大なシフトが起きている。中国が初めて「米国の対イラン制裁に従わないよう」国内企業に法的に命令したのだ。8割のイラン原油を買う中国が、この「ブロッキング規則」を発動した意味は計り知れない。 見落とされているのは、誰も「戦争を望んでいない」という点だ。米国は否定し、イランは主張を和らげた。その行動そのものが、全面戦争への忌避感を示している。しかし、双方が自らの威信と戦略的レッドラインをかけて正面から接近している限り、アクシデントは不可避だ。 今日の「警告射撃」は、明日の「本命射撃」に変わる可能性がある。もはや問題は、誰がハンドルを切るかではなく、どちらのブレーキが先に壊れるか、という段階に来ている。 — 対談:Mario Nawfal(ホスト、IBCグループCEO)、Glenn Diesen(地政学アナリスト)『IRAN STRIKES U.S. WARSHIP, OIL PRICES SHOOT UP』
Glenn Diesen@Glenn_Diesen

Claims that Iran Strikes U.S. Warship: Mario Nawfal & Prof. Glenn Diesen glenndiesen.substack.com/p/claims-that-…

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あなたが「2週間生き延びる」ために備蓄しているその食品。 実はそれ、あなたの寿命を「2年」縮める毒かもしれない。 食品安全の専門家マイク・アダムスは言う。ほとんどの「サバイバルフード」業者は、25年保存可能と謳いながら、実際には遺伝子組み換え作物と水素添加油脂で固めた 「食用不可能なガラクタ」を販売している。しかも、保存期間はせいぜい2年だと。 なぜこれが見過ごされるのか。USDAオーガニック認証は「重金属」の検査を除外しているからだ。つまり「有機」と表示されていても、鉛やヒ素が基準値以上含まれている可能性がある。しかもその汚染源は、なんと人間の下水汚泥——都市のトイレから流れ出たものが、肥料として農地に撒かれている実態があるという。 根本的な問題は、「カロリー=栄養」という思い込みだ。 サバイバル状況では、身体は脂肪とタンパク質に加え、植物が自ら合成する「分子レベルの薬」——スルフォラファンやローズマリン酸——を必要とする。しかし備蓄食品のほとんどは、これらを一切含まない「空っぽの小麦粉」と「精製糖」の塊である。 この欠陥を埋める最強の方法が「発芽」だ。 ブロッコリーの種は、発芽するまではビタミンCをほとんど含まない。しかし、水と数日間の時間を与えるだけで、種は自ら抗がん物質や抗炎症成分をゼロから合成し始める。しかもこれを電源不要、かつ室内で盗難リスクなく実行できる。これは「植物を薬品工場として稼働させる」という、文明が崩壊しても機能する究極のテクノロジーである。 ハーブはカロリー源ではなく、植物が合成する特殊な「医薬品分子」のために摂取する。オレガノ、バジル、ニンニクには自然の抗生物質が含まれる。抽出方法としては、熱で成分が壊れる煮沸法(煎出)よりも、超音波洗浄機を使った低温抽出が優れている。 問題は、現代人が平時から「栄養自殺」をしていることだ。糖尿病や高血圧の薬に依存しながら、ポップタルトや缶詰スープを食べ続けている。 著者は言う。「もし彼らが平時から生き残れていないのなら、事態が悪化した時、彼らは最初に死ぬ」。 備蓄食料はあくまで栽培が軌道に乗るまでの「バッファー」だ。 あなたが本当に備蓄すべきは、カロリーの詰まった箱ではない。何世紀も劣化しない塩と重曹といった「元素」。そして、土と水さえあれば無限に薬を合成してくれる「種子」——すなわち知識そのものなのである。 — Mike Adams(食品法医学研究所オーナー) 『Survival Nutrition:How to Use Food, Herbs and Water to Stay Alive During a Collapse, Civil War, Riots or Grid-Down Scenario』 (2020) (サバイバル栄養学:崩壊、内戦、暴動、電力網ダウン時に食料、ハーブ、水を活用して生き延びる方法) docdroid.net/oMN4vDV/surviv…

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庭で土をいじることが、抗うつ薬よりもストレス回復に効果的な瞬間がある。スウェーデンのアルナップ療養庭園で行われたある実験が、その意外なメカニズムを明らかにした。 回復の鍵は3つだけだった。 1つ目は「感覚の刺激」。風、温度、光、土の感触——これらが、言葉や論理では届かない脳の深い層に直接作用する。実際に鉢植えで植物を育てる行為は、ただ眺めるだけより負の感情を大幅に減らすというデータがある。 2つ目は「自分で選んだ場所」。療養者は庭の中で自分だけの「安全な場所」を持ち、そこに自由に移動できる。これが驚くほど重要だった理由は、ストレスで傷ついた脳には「選択する力」そのものが治療になるからだ。 そして3つ目が最も興味深い。「具体的な活動と象徴的な活動の相互作用」である。具体的とは、バジルからジェノベーゼソースを作るなど「完成品」が見える作業。象徴的とは、粘土をこねながら湧き出る記憶や連想を言葉にすること。この2つが庭では自然に行き来する。 問題は、現代のストレス治療が見落としている点にある。消耗症候群(極度の疲労、認知障害、不眠)は、単なる疲れではない。仕事の無境界化や家庭の軋轢が引き起こす「存在そのものの危機」だ。従来の治療は投薬か対話が中心だった。 見落とされているのは、治療の前に「環境が患者を準備する」という段階だ。アルナップの庭園環境は、参加者を「準備し、受け止め、開く」機能を持っていた。つまり、セラピストが何かを「する」前に、土と光と風が脳の防衛機制をそっと解いていく。 この知見が覆すのは、「治療=専門家による介入」という常識である。回復の最も深い段階では、むしろ「何もしない選択」や「ただそこにいること」を許容する場が、薬よりも強力に働く。あなたが次に疲れ果てたとき、散歩先でふと立ち止まるあの場所——それは治療の始まりかもしれない。 — 研究論文『Stress rehabilitation through garden therapy: A caregiver perspective on factors considered most essential to the recovery process』(ガーデンセラピーによるストレスリハビリテーション:回復過程で最も重要とされる要素に関するケア提供者の視点) sciencedirect.com/science/articl…

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「備蓄は孤立を深め、技能は関係を生む」 備蓄主義の根本的な問題は、既存システムへの依存構造をそのまま温存した上で、その出力物を個人の倉庫に移し替えているだけだという点にある。缶詰を100個積んでも、それは「スーパーの棚を自宅に移動した」に過ぎない。 100個食べ終わったら同じ脆弱性に戻る。 つまり備蓄とは、時間を買っているだけであって、構造を変えていない。 さらに問題なのは、備蓄競争がもたらす社会的力学である。限られた物資を奪い合う行動様式は、人々を相互不信と囲い込みに向かわせる。隣人が敵に見え始める。これは並行社会の構築とは正反対のベクトルであり、むしろ既存の競争原理 ― 希少資源をめぐるゼロサムゲーム ― を危機下でさらに先鋭化させているだけだ。 備蓄志向の人々が無意識に再生産しているのは、「消費者」としての自己像である。生産者でも修繕者でも交換者でもなく、あくまで「買う人」として危機に備えている。これはイリイチが指摘した制度的逆生産性の典型的な構造と言える。「備える」という行為自体が、自律性を回復するどころか、商品経済への最後の依存を強化している。 では何が必要か。 方向転換の核は「モノを持つ」から「関係を持つ」への移行だろう。種を備蓄するのではなく、種を交換できる相手を持つ。水を貯めるのではなく、井戸を共同で掘れる仲間を持つ。缶詰を積むのではなく、味噌を仕込む技術を身体に入れる。 備蓄は「点」だが、技能と関係性は「線」であり、それが複数交差すれば「面」になる。面になった時、それはもう備蓄ではなく、小さな経済圏 ― カウンターエコノミクスの萌芽 ― と呼べるものに変わる。 もう一つ見落とされがちな論点がある。備蓄に走る人々の多くは、危機を認識する知的能力を持ちながら、その認識を「個人的サバイバル」に矮小化してしまっている。これは構造認識と行動原理の乖離であり、「問題はシステムにある」と理解しながら、解決策は「個人の蓄え」に回帰するという矛盾を抱えている。 「危機に備える」という言葉自体を再定義する必要があるのかもしれない。備えるべきは物資ではなく、物資が途絶えた後も機能する関係性と技能の網の目である。
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パーキンソン病を「逆転」させる治療法がある。しかもビタミンB1(チアミン)の大量投与という、1日1ドル以下の安価な方法だ。イタリアの神経科医アントニオ・コスタンティーニは2011年から2500人以上の患者を治療し、運動症状と非運動症状の50〜90%改善を報告した。患者のビデオ記録には、 仮面様顔貌(表情が乏しくなり、無表情に見える状態)やすくみ足が、流暢な歩行と笑顔に変わる様子が残されている。 コスタンティーニの患者の血漿チアミン値は治療前から「正常」だった。彼が提案したのは、黒質のニューロンに限定された局所的・機能的な欠乏という仮説だ。能動輸送が破綻した神経細胞へ、薬理用量のチアミンを受動拡散で届ける。ミトコンドリアのエネルギー産生が再開し、生き残った細胞が機能を取り戻す。 レボドパと併用すると、長期的なジスキネジア(不随意運動)も予防できるという。コスタンティーニの報告では、L-dopa単独では避けられない副作用が、高用量チアミンと組み合わせることで劇的に抑制された。 問題は、この治療法が完全に無視されていることだ。学術神経学はこのプロトコルを組み込まず、アメリカのアカデミアは注目せず、製薬企業は1日1ドルのビタミンの第3相試験に資金を出さない。何しろ、もしこれが事実なら、自社の年間3万ドル(約450万円)のドパミン作動薬は陳腐化するからだ。 高容量チアミンが効果を示すのはパーキンソン病だけではない。多発性硬化症、ハンチントン病、フリードライヒ失調症、そして 自律神経失調症、慢性疲労症候群、起立性調節障害などにも反応が報告されている。チャンドラー・マース博士とデリック・ロンズデール博士は、現代アメリカ人の3分の1が機能的にチアミン不足にあると主張している。 我々が「常識」と信じている医療の枠組みは、あなたの治癒を妨げる側に立っている。何しろ健康な患者は、もはや患者ではないのだから。 — Robert Yoho, MD(元外科医、医療ジャーナリスト) 『Surviving Healthcare Podcast - 425. High-dose thiamine (HDT) is the only treatment proven to reverse Parkinson’s disease』 robertyoho.substack.com/p/425-high-dos… 動画:パーキンソン病患者の治療前と治療後 ultimaedizione.eu/videos-parkins…
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あなたが毎日吸っている空気が、10年後のあなたの脳を蝕んでいる可能性がある。米国の2780万人の高齢者を対象とした最新の疫学研究が、微粒子大気汚染(PM2.5)への長期的な曝露とアルツハイマー病リスクの間に、明確な用量反応関係を突き止めた。 エモリー大学の研究チームが医学誌『PLOS Medicine』で発表したこの分析は、平均年齢76歳の被験者を約6年間追跡し、約300万人がアルツハイマー病を発症したという、圧倒的な統計的検出力を持つ。結果はこうだ。5年間の平均曝露量が「やや高い」レベルに達すると、アルツハイマー病のリスクは約8.5%上昇する。年収や喫煙習慣、年齢といった交絡因子を全て除いても、この関連は揺るがなかった。 問題は、このリスクの大部分が、高血圧や脳卒中といった「中間疾患」を経由しないという点だ。研究が用いた媒介分析によれば、PM2.5がアルツハイマー病リスクを高める経路のうち、高血圧を介するのはわずか1.6%、うつ病を介するのは2.1%、脳卒中を介するのでさえ4.2%に過ぎない。では、残りの約92%は何か? 答えは恐ろしいほどシンプルだ。微粒子が直接、脳組織に炎症と酸化ストレスと血管障害を引き起こしている。 ここで注意すべきは「長期的な曝露パターン」が最強のリスク因子だという点だ。 つまり、たまに発生するスモッグや粉じんではなく、毎日、当たり前のように吸っている「日常の空気」の質が、10年後の認知機能を決める。特に、過去に脳卒中を経験した人は、このPM2.5によるリスク増加がさらに顕著だった。血管の“傷”が、大気汚染の神経毒性を増幅させるのだ。 裏を返せば、これは「毎日の小さな選択」が脳の老化速度を変えられるという希望でもある。 具体的には3つの行動だ。 第一に、自宅の寝室にHEPAフィルター付き空気清浄機を置き、睡眠中の曝露を断つ。脳が老廃物を掃除するグリンパ系は、深い睡眠中に最も活発になる。そこに汚染物質を送り込まない。 第二に、種子油(大豆油、コーン油、キャノーラ油など)を断つ。これらに含まれるリノール酸は、ミトコンドリア膜を破壊し、大気汚染による酸化ダメージを劇的に増幅させる。 第三に、毎朝、日の出後の太陽光を浴びる。ミトコンドリア内で生成されるメラトニンは、強力な抗酸化物質として、PM2.5が引き起こす細胞内の“錆び”を直接中和する。 環境曝露は、もはや遺伝子よりも強力な認知症ドライバーかもしれない。その事実が、「アルツハイマーは加齢か遺伝のせい」というこれまでの無責任な物語を突き崩す。あなたの大脳辺縁系が過剰な炎症で焼き切れるかどうかは、今日、あなたが窓を開けるかどうか、その判断に懸かっている。 — Dr. Joseph Mercola(医師) 記事 『Fine Particle Air Pollution Linked to Higher Alzheimer's Risk in Large US Study』(大規模米国研究で微粒子大気汚染がアルツハイマー病リスク上昇と関連) articles.mercola.com/sites/articles…
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イランのファルス通信によると、ホルムズ海峡のヤスク付近で、イランからの警告を無視した米軍艦に対し、2発のミサイルが撃ち込まれた。 Axiosの記者がXに投稿した内容によると、米国高官は、米艦船がイランのミサイルに撃たれたという報道を否定した。 middleeasteye.net/live/iran-war-…
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あなたの頭脳は、あなたの都合の良い結論を導き出すために、記憶を偏らせている。プリンストン大学の心理学者ジヴァ・クンダは、1990年に発表した論文で、この恐ろしい事実を体系的に証明した。 人は「正確でありたい」という動機を持つとき、より複雑で時間をかけた情報処理戦略を選ぶ。 実験では、自分の判断を他人に説明する必要があると知らされた被験者は、印象形成における初頭効果や民族ステレオタイプの使用、確率判断におけるアンカリング効果など、様々な認知バイアスが減少した。より深く考えた結果、バイアスが修正されたのだ。 しかし、問題は別の動機が働く場合だ。「特定の結論に到達したい」という方向づけられた目標を持つと、状況は一変する。 人は、自分が望む結論を、理性的で偏りのない第三者をも納得させられるように正当化しようと試みる。その過程で、無意識のうちに記憶から都合の良い信念やルールだけを検索し、望ましい結論を支持する新しい信念を組み立てる。 例えば、自分は将来、学業で成功すると思いたい学生は、過去の成功体験をより多く思い出し、「自分の性格特性が成功をもたらす」という新しい理論を世界知識から作り出す可能性がある。 重要なのは、このバイアスには明確な制約があるという点だ。人は、もっともらしい正当化を構築できる範囲内でしか、望む結論を信じることができないのである。 このメカニズムは、認知的不協和理論の再解釈から、科学的エビデンスの評価における驚くべきバイアスまで、多様な現象を説明する。 カフェイン摂取が多い女性は、カフェインのリスクを訴える論文を「科学的に弱い」と評価する。自分のチームが不利なイレギュラーな出来事で負けたファンは、その出来事を「運が悪かった」と定義し直し、チームの能力への信頼を維持する。どちらの場合も、人は脅かされる情報に直面すると、それを否定するための「理屈」を必死に構築しているのだ。 見落とされているのは、正確性を求める動機と方向づけられた動機が同時に存在する場合だ。 従来、正確性を求める動機はバイアスを減らすと考えられてきた。しかし、望ましい結論を正当化するためにより多くの認知リソースが投入されると、むしろバイアスが強化される可能性がある。実際、実験参加者は、自分にとって都合の悪い研究に対して、より詳細に批判的に検討し、方法論的な弱点を自発的にリストアップした。 つまり、注意深く考えれば考えるほど、自分に都合の良い結論へと導かれるのである。 この研究が突きつける核心は、私たちが信じる「理性」や「客観性」の幻想だ。私たちは、偏りのない判断を下していると信じている。しかし実際には、無意識の目標が記憶へのアクセスを操作し、特定の結論へと私たちを誘導している。 あなたが「これは理にかなっている」と感じる瞬間、それはしばしば、あなたの無意識が「これが正しいと信じたい」と願っているに過ぎないのかもしれない。 — Ziva Kunda(プリンストン大学心理学者) 研究論文 『The Case for Motivated Reasoning』(動機づけられた推論の事例) pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2270237/
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私たちは「知っている」のに「知らない」と口にする。この矛盾こそが、人間の最も深い自己欺瞞の仕組みだ。南アフリカのアパルトヘイト下で育ったコーエンは、白人が黒人の苦しみを「見ていない」と言い張る姿を目の当たりにしてきた。それは単なる嘘ではない。もっと奇妙な状態── 「知りながら知らない」という精神の働きだった。 後にイスラエルに移住したコーエンは、パレスチナ人への拷問が日常化している現実に直面する。エルサレムの刑務所のすぐ外を何千人もの市民が毎日歩いている。彼らは知っている。それでも何も言わない。 コーエンは否認を三つの層に区別する。 第一は「事実そのものの否認」――何も起きていないという事実の否定。 第二は「解釈的否認」――起きたことは認めるが、それは拷問ではなく「強い尋問」だと言い換える。 第三が最も厄介な「含意的否認」だ。事実もその意味も認める。しかし「自分に何ができるのか」「もっと酷い場所は他にある」と合理化し、行動という帰結だけを拒否する。これが現代の傍観者の姿である。 キティ・ジェノヴィーズ事件をご存じだろうか。1964年、ニューヨークで女性が40分間にわたり襲われた。38人の隣人が悲鳴を聞き、その光景を目撃した。しかし誰も警察に通報しなかった。 社会心理学はこの「傍観者効果」を何百もの実験で確認した。人が多ければ多いほど、個人の責任感は拡散し、誰も動かなくなる。しかしコーエンは問う――実験室の状況と、ホロコーストを見過ごした「良いドイツ人」の状況は同じなのか。 ナチス時代、多くのドイツ人は「知るには知っていたが、これ以上知らない方が良いと判断した」。戦後、彼らは口をそろえて言う。「私たちは知らなかった」。これは嘘ではない。むしろ「知りながら知らない」という状態そのものの証言だ。 コーエンが注目したのは加害者だけではない。人道支援団体の訴えの効果も分析した。アムネスティの広告は「怒りを行動へ」という戦略を取る。ショックを与え、罪悪感を喚起し、「あなたにもできる」とエンパワーする。 しかし問題は単純な情報不足ではない。私たちは「コンパッション・ファティーグ」――共感疲労に苛まれている。飢えた子どもの写真を百回見ても、百一番目で動かされるわけではない。むしろ見慣れてしまう。 コーエンはかつて、どん底の苦しみの中にいるアルビノの少年の写真を見た。ビアフラ戦争、飢餓、死にゆく子供たち。その写真は彼を「わしづかみ」にした。評論家ジョン・バーガーは言う。「この瞬間を経験した後、日常の生活を再開すること自体が、あまりに不適切な応答に思える」。 だがそれでも私たちは日常に戻る。否認とは悪や無関心ではなく、毎朝コーヒーを飲み、子どもを学校に送り出す私たちの生の構造そのものなのだ。 — Stanley Cohen(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス社会学教授) 書籍 『States of Denial: Knowing about Atrocities and Suffering』(『否認の諸状態:残虐行為と苦しみを知ること』)
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1939年、BaumannとRuschは高脂肪食が紫外線皮膚癌を悪化させることを突き止めた。しかし半世紀後、私は「抗酸化物質を摂れば癌が減る」という定説の裏に、致命的な単純化が潜んでいることを自らの実験で思い知らされる。 動物実験では、オメガ6系PUFA(コーン油)の摂取量が増えるほど 紫外線誘発の腫瘍数がほぼ線形に増加した。ところが、同じく不飽和度の高い魚油(オメガ3系)に替えると腫瘍発生は劇的に抑制された。飽和度ではなく、PUFAの「種類」こそが命運を分けたのだ。鍵はシクロオキシゲナーゼ経路で生まれる免疫・炎症物質の違いにある。 しかし、問題は脂質だけではなかった。抗酸化物質自体が状況次第で癌を促進する顔を持つことが明らかになったのだ。合成抗酸化剤BHTは紫外線を物理的に遮り、腫瘍を抑えた。ところが、この物質は肝臓の薬物代謝酵素を誘導する。それにより化学発癌物質の活性化を促してしまう。皮膚癌を防ぐBHTが、別の臓器に癌を招くリスクをはらんでいた。 さらに衝撃的だったのはベータカロテンだ。疫学調査で癌抑制が期待されたこのカロテノイドは、精製飼料を用いた私の実験で紫外線発癌を有意に悪化させた。大規模臨床試験でも、喫煙者への補充群で肺癌発生率が18%も増加した。ベータカロテンは、周囲の酸素分圧や抗酸化ネットワーク次第で、自ら強力な酸化剤(ラジカルカチオン)へと変貌してしまうのである。 これらの失敗は、細胞が築き上げた精妙な防御バランスに対し、単一成分を乱暴に大量投入する発想の危うさを物語る。IARCも一般住民へのベータカロテン推奨を明確に否定した。「抗酸化サプリで癌予防」という標語は、もはや根拠を失っている。 単一のサプリメントに頼らず、果物や緑黄色野菜を含む多様な食事をとる——この凡庸な助言への回帰は、後退ではない。人体の複雑さに、ようやく栄養学が追いつこうとしている証左なのだ。 — 研究論文『The role of nutritional lipids and antioxidants in UV-induced skin cancer』(紫外線による皮膚がんにおける栄養脂質と抗酸化物質の役割)2015年 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25961684/
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あなたが「2週間生き延びる」ために備蓄しているその食品。 実はそれ、あなたの寿命を「2年」縮める毒かもしれない。 食品安全の専門家マイク・アダムスは言う。ほとんどの「サバイバルフード」業者は、25年保存可能と謳いながら、実際には遺伝子組み換え作物と水素添加油脂で固めた 「食用不可能なガラクタ」を販売している。しかも、保存期間はせいぜい2年だと。 なぜこれが見過ごされるのか。USDAオーガニック認証は「重金属」の検査を除外しているからだ。つまり「有機」と表示されていても、鉛やヒ素が基準値以上含まれている可能性がある。しかもその汚染源は、なんと人間の下水汚泥——都市のトイレから流れ出たものが、肥料として農地に撒かれている実態があるという。 根本的な問題は、「カロリー=栄養」という思い込みだ。 サバイバル状況では、身体は脂肪とタンパク質に加え、植物が自ら合成する「分子レベルの薬」——スルフォラファンやローズマリン酸——を必要とする。しかし備蓄食品のほとんどは、これらを一切含まない「空っぽの小麦粉」と「精製糖」の塊である。 この欠陥を埋める最強の方法が「発芽」だ。 ブロッコリーの種は、発芽するまではビタミンCをほとんど含まない。しかし、水と数日間の時間を与えるだけで、種は自ら抗がん物質や抗炎症成分をゼロから合成し始める。しかもこれを電源不要、かつ室内で盗難リスクなく実行できる。これは「植物を薬品工場として稼働させる」という、文明が崩壊しても機能する究極のテクノロジーである。 ハーブはカロリー源ではなく、植物が合成する特殊な「医薬品分子」のために摂取する。オレガノ、バジル、ニンニクには自然の抗生物質が含まれる。抽出方法としては、熱で成分が壊れる煮沸法(煎出)よりも、超音波洗浄機を使った低温抽出が優れている。 問題は、現代人が平時から「栄養自殺」をしていることだ。糖尿病や高血圧の薬に依存しながら、ポップタルトや缶詰スープを食べ続けている。 著者は言う。「もし彼らが平時から生き残れていないのなら、事態が悪化した時、彼らは最初に死ぬ」。 備蓄食料はあくまで栽培が軌道に乗るまでの「バッファー」だ。 あなたが本当に備蓄すべきは、カロリーの詰まった箱ではない。何世紀も劣化しない塩と重曹といった「元素」。そして、土と水さえあれば無限に薬を合成してくれる「種子」——すなわち知識そのものなのである。 — Mike Adams(食品法医学研究所オーナー) 『Survival Nutrition:How to Use Food, Herbs and Water to Stay Alive During a Collapse, Civil War, Riots or Grid-Down Scenario』 (2020) (サバイバル栄養学:崩壊、内戦、暴動、電力網ダウン時に食料、ハーブ、水を活用して生き延びる方法) docdroid.net/oMN4vDV/surviv…
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環境活動家たちが警告する「環境破壊」の多くは、実は統計的な誤解だったとしたら?元グリーンピース会員で統計学者のビョーン・ロンボルグは、国際機関の公式データを徹底的に解析し、私たちが「常識」として信じている環境悲観論のほとんどが神話であると証明した。 彼の分析は衝撃的だ。過去100年で人間の平均寿命は30歳から67歳へ倍増。発展途上国の飢餓率は1970年の35%から現在は18%に半減した。世界の1人当たりGDPは過去200年で実に8倍。貧困率も50年間で半減している。「環境を守るために成長を犠牲にすべき」という通説は、データが示す限り正確ではない。 環境面でも同様だ。ロンドンの大気は1585年以降で最も清浄であり、アメリカと英国の大気汚染物質(粒子状物質、鉛、二酸化硫黄)は過去数十年で80〜97%も減少した。世界の森林面積は1950年以降ほぼ横ばい。石油の可採年数は増え続けており、「資源枯渇」の恐怖は根拠を失っている。 問題は「環境が悪化している」という物語(ロンボルグはこれを「リタニー」と呼ぶ)が、メディアと環境団体の構造的バイアスによって永続化されている点だ。研究者は資金獲得のために問題を拡大し、環境団体は活動資金のために危機を誇張し、メディアは視聴率のためにネガティブな報道を選ぶ。結果として、私たちは体系的に楽観情報より悲観情報にさらされている。 では地球温暖化はどうか。ロンボルグは気候変動のリスクを認めつつも、京都議定書型の急激なCO2削減は費用対効果が極めて低いと論じる。経済モデルによれば、「最適な」削減率はわずか4〜11%であり、それ以上の削減は対策コストが便益を上回る。むしろ長期的には、再生可能エネルギーへの研究開発投資の方がはるかに効果的だと主張する。 見落とされてはならないのは「トレードオフ」の視点だ。農薬を完全に禁止すれば、野菜価格の上昇による消費減少で年間約2万6千人の追加がん死者を生む可能性がある。一方、農薬が実際に引き起こすがん死者は年間わずか20人程度と推定される。「より安全な選択」が結果的に多くの命を奪う——これがリタニーのパラドックスである。 ロンボルグの結論は明確だ。「世界は完璧ではないが、ほとんどの指標で過去最高の状態にある。問題はその事実を受け入れ、合理的な優先順位付けに基づいて行動できるかどうかだ。」過度な悲観は冷静な判断を奪い、真に必要な場所への資源配分を妨げる。データが示すのは「絶望」ではなく「希望」——そして、その希望を適切に活用する責任だ。 — Bjørn Lomborg(統計学者、オーフス大学教授) 書籍『The Skeptical Environmentalist: Measuring the Real State of the World』(『懐疑的な環境主義者:世界の真の状態を測る』)2001年
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corbettreport.com/what-no-one-is… 米特殊部隊の隊員が、ベネズエラのマドゥロ大統領拉致作戦の数時間前にPolymarketで賭けを行い、40万ドル以上を稼いで起訴された。これが単なる「内部者取引」のスキャンダルだと思ったなら、重要なレイヤーを見落としている。 Polymarketとは何か。 簡単に言えば、 戦争、疫病、暗殺、核爆発といった現実世界の出来事に金を賭ける「予測市場」だ。取引はすべてステーブルコインで決済され、結果の判定は「異議がなければ真実」とみなす楽観的オラクルに委ねられる。公平な賭けのように見えるか? ここには胴元も、勝ち過ぎを追い出すハウスルールも存在しない。 問題は、この発想の出所だ。 Polymarketが突然生まれたわけではない。2003年、国防総省の研究機関DARPAが「政策分析市場」を立ち上げようとした。中東でのテロや暗殺、クーデターの発生をインターネット上で賭けの対象にし、その価格変動から「将来の脅威」を読み取る計画だった。議員たちが「吐き気を催す」と非難し、当時の責任者だったイラン・コントラ事件のポインデクスター提督は辞任に追い込まれた。 だがアイデアは死ななかった。ピーター・ティール率いるファウンダーズ・ファンドが資金を注ぎ込み、ドナルド・トランプ・ジュニアが顧問に就任したことで、それはより洗練された形で蘇ったのである。 しかし、ここからが本当の核心だ。この市場の設計思想を築いた経済学者ロビン・ハンソンは、内部者による取引制限を「根本的な誤り」と断言している。予測市場の目的は正確な価格形成であり、そのためには内部情報を持つ者こそが積極的に賭けるべきだという論理だ。つまり、内部者取引はバグではなく、システムの本質的機能なのである。 ここまで来れば、次のシナリオが見えてくる。 誰かが巨額の資金を投じて、実際には起こらない破滅的イベントに賭ける。市場が急騰し、「何かが起きる」というシグナルが拡散される。自警団的な「真実追究者」たちがそのシグナルを追いかけ、予言された偽旗作戦の検証に没頭する。その間、本当の作戦は別の場所で静かに進行する。9.11直前に異常なプットオプション取引が観測されたように——誰も起訴されなかったあの取引のように——今度はもっと精巧な「予測プログラミング」が機能し始めている。 Polymarketは単なるカジノではない。内部情報を吸い上げ、世論を誘導し、時に偽の未来を捏造するための情報兵器だ。そしてあなたが賭ければ賭けるほど、あなたは次の偽旗作戦の予告編に、自ら資金を提供していることになる。 — James Corbett(独立調査報道ジャーナリスト、『The Corbett Report』主宰) 『What NO ONE is Saying About Polymarket』(Polymarketについて誰も語らない真実)
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危機適応の核心 第一に、自家菜園可能面積。三十坪あれば年間野菜消費の半分以上を賄える。 第二に、近隣の零細農家密度。米、卵、野菜の物々交換が成立する関係性が地域内に存在するか。 第三に、加工・保存の自前能力。漬物・干物・味噌などの伝統的保存食を作れるか。
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「収穫量の減少を招かずに肥料を施すことができる期間は、もうすぐ終わろうとしている。供給不足による食料価格の高騰は、現時点では避けられないようだ。できる限り食料を蓄えておくこと、そして家庭菜園を始めるか、地元の農家と親しくなることを、皆に強く勧める。」
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Chris Martenson@chrismartenson

The window for applying fertilizer without facing reduced yields is closing. Food inflation caused by supply shortages seems unavoidable at this point. I strongly advise everyone to stock up on what food you can and to plant a garden &/or befriend local farmers.

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欧州は自らの手で経済的な自殺行為をしている。 米国が対ロシア制裁、対中技術封鎖、中東での新たな戦争リスクを主導する中、「経済の武器化」はかつて世界を結びつけた海運路、天然資源、通貨、銀行網を次々と断ち切っている。サックスは言う。「これは一時的な混乱ではない。分断は深く、 長期的なトレンドだ」。 そして最も大きな敗者は欧州である。 欧州はロシアという最大の天然資源供給国との関係を自ら絶った。その穴を埋めるために依存した米国は、今や「完全に不安定で嫌悪すべき存在」に成り下がっている。欧州の産業は閉鎖に追い込まれ、経済に明るい兆しはどこにも見当たらない。サックスは嘆く。「欧州の政治指導者たちは完全に失敗した戦略を買い叩いた。今は失敗した政治階級そのものだ」。 問題はさらに深い。米国の戦略家たちはもはや「経済的な繁栄」ではなく「覇権の維持」を目的に動いている。 国際関係論の「勝ち負け」思考が経済学を飲み込み、開かれた貿易が相互利益をもたらすというアダム・スミス以来の基本原則が放棄された。 サックスは語る。「私は46年間、国際貿易を教えてきた。昔は『国家安全保障の例外』なんて学期の15分だけの余談だった。今やそれがすべてを支配している」。 その結果が、海上での事実上の「海賊行為」である。トランプ政権が平然と語る「船を拿捕し貨物を奪う」姿勢は、かつての自由航行の原則を踏みにじる。米国はベネズエラ、キューバ、イランを封鎖し、ロシアの商船隊を狙う。さらに英国など9カ国は「ロシアを封じ込める」ための海軍連合を設立した。 しかしサックスは断言する。米国にイランを完全に封鎖する海軍力も持続力もない。欧州がロシア船舶に直接介入すれば、欧州は壊滅する。そしてアジアに近づくほど米国の影響力は急速に衰える。 中国は強力な海軍とAI軍事力を備え、台湾周辺で米国と戦えば、半導体サプライチェーンは即座に麻痺する。あらゆる戦争演習が示す通り、米国に軍事的回答はない。 ここで見落とされてはならないのは、この破壊的な戦略の背後に、さらに狂信的なアクター——イスラエル——が存在する点だ。サックスは辛辣に言う。「聖書的な規模の妄想に駆られたイスラエルが、米国の妄想をさらに煽っている。イスラエルの戦争国家は戦争を望み続けている」。 サックスは警告する。「世界経済は今も綱渡りの状態にある。イランとの戦争再開の確率は50%以上だ。もしそれが起これば、すべてが劇的に加速し、悪化する」。ペルシャ湾の物理的インフラが深刻な損傷を受ける。その帰結は計り知れない。 われわれは二つの世界に分裂しつつある。アジアは統合を深め、米州は支配と抵抗の坩堝となる。欧州には居場所が残されていない。 — Jeffrey Sachs(経済学者)、Glenn Diesen(ジャーナリスト、インタビュアー) 対談 『Jeffrey Sachs: Global Economic Meltdown & Destruction of Europe』(ジェフリー・サックス:世界経済のメルトダウンと欧州の崩壊)
Glenn Diesen@Glenn_Diesen

Jeffrey Sachs: Global Economic Meltdown & Destruction of Europe m.youtube.com/watch?v=J4r9Wo…

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世界のエネルギー供給はすでに分単位で狂い始めている。 海上を移動中のエネルギーが尽きれば、何も流れなくなる。最短で数日、遅くとも数週間後には、世界中で前代未聞のエネルギー不足が現実化する。石油価格は1バレル=200ドルを確実に超える。 アメリカ人の生活費は月に480ドル(約7万2000円)、最悪1500ドル(約22万5000円)以上も跳ね上がる。給与の多くを生活費に消されている庶民が、この追加負担を黙って飲み込めるはずがない。 破産とホームレスが連鎖する。これがトランプの「経済戦争」の正体だ。 問題はイスラエルではない。ネタニヤフでもない。トランプ自身の精神状態にある。 彼は自らを機関銃を持った救世主のように演出し、「これ以上は良い子ちゃんではいられない」と嘯く。まともなリーダーなら、この段階で交渉による出口を探る。実際、オマーン外相はイランとの合意が「目前」だったと証言している。イランは「核兵器になりうる核物質を永遠に持たない」と約束し、濃縮ウランを燃料へ転換または希釈する用意すらあった。アメリカ人の査察官さえ受け入れると。 しかしイスラエル国防相は「イランを暗黒と石器時代に戻す」と息巻き、トランプはまた爆撃準備を進めている。 ここでロシアの計算が動き出す。 プーチンはトランプに電話をかけ、「地上戦は絶対に許容できない」と伝えた。「極めて深刻な結果を招く」——これがロシア外交における最大級の警告文句だ。過去、プーチンがこの表現を使った時、バイデンは直ちに駆逐艦を黒海から撤退させている。トランプも例外的扱いを受けないだろう。 ただし、ロシアが求めているのはもはや「条約」ではない。トランプは条約を結べない人間だと理解したからだ。彼は「ディールメーカー」を自称するが、それは「いつでも反故にできる一時的な有利な状況」を意味する。ロシアはもっと現実的な安定を選ぶ。戦闘を止め、エネルギーを流し、時間を買う。最終的な枠組みは次の政権まで先送りされる可能性が高い。 同時にウクライナ戦線では、ロシアがザポリージャ、ドネツクを制圧しつつある。スラヴャンスクとクラマトルスクの陥落は時間の問題だ。欧州はもはや兵器の追加供給さえままならない。米国が「もはや提供できる武器はない」と欧州に通告したとの情報もある。 つまり、イラン危機とウクライナ危機は一点で交差している。ロシアは「エネルギー供給」と「戦争終結」の両方をカードに、トランプに「顔」を提供するシナリオを描いている。2日から3日の限定的な爆撃で「勝利宣言」をさせ、その後にロシアが仲介する核合意と停戦。フルムズ海峡も再開され、エネルギーが動き出す。トランプは「私がやった」と言い、プーチンはノーベル平和賞級の恩を売る。 これは机上の空論ではない。実際に水面下で動き始めている。 英国王チャールズ3世が米議会で「ロシアとの戦争に備えよ」と演説したところで、誰も聞いていない。むしろトランプは反応としてドイツから5000人を即時撤退させた。もはや「西側の結束」など過去の物語だ。 この一週間で決定的に明らかになったのは、米国の単独行動能力の限界と、トランプという存在がもたらす「予測不可能な狂気」の危険性だ。彼はもはや正常な判断ができない。マンハッタンでプールに浮かぶ自分のフェイク画像を投稿し、ラシュモア山に自分の顔を合成する。そんな男が核のボタンに手をかけている。 最悪のシナリオは、トランプが「勝ち」に取り憑かれ、イランが報復で湾岸諸国のエネルギー施設を破壊することだ。その場合、世界のエネルギー基盤は10年以上にわたって崩壊する。 ロシアはその瀬戸際で踏みとどまらせようとしている。止められるかどうかは、もはやトランプの精神状態と、軍事的な「3日間のショー」で彼が満足するかどうかにかかっている。 私たちが無意識に信じていた「大国は最終的に理性を働かせる」という前提は、今、完全に崩壊した。 — 対談:Joe Lauria(『Consortium News』編集長)、Ray McGovern(元CIA分析官、元大統領報告官)、Scott Ritter(元国連兵器査察官、元海兵隊情報将校)
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Scott Ritter@RealScottRitter

THE WORLD THIS WEEK - w/ Scott Ritter & Ray McGovern - ECONOMIC WAR OR M... youtube.com/live/e8-nO-PLo… via @YouTube

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youtu.be/xFQdiCQ5FD0 「エビデンスのピラミッド」——あの三角形の図は完全に間違っている。そう言ったのは、エビデンスに基づく医療という言葉を1991年に作り出し、その運動を創設したゴードン・ガイアット本人だ。 あのピラミッドは1997年に図書館司書、またはIT担当者によって作られた。ガイアットによれば、そこでは3種類の異なる階層がごちゃ混ぜにされている。治療効果を知りたいならランダム化比較試験が最良のデザインだが、予後を知りたいなら話は別だ。診断の正確性を問うにもまた別のデザインが必要になる。 さらに「システマティックレビュー」は試験の集計方法に過ぎず、それ自体がエビデンスの質を決めるわけではない。もし証拠能力の低いケースシリーズを集めてシステマティックレビューを作っても、それは決して高いエビデンスにはならない。 では何が頂点に立つべきか。ガイアットは「N=1自己実験」だと断言する。 集団の平均効果は個人には当てはまらない。治療がその患者に本当に効くかどうかを知る最善の方法は、その患者自身で試すことだ。盲検化し、治療とプラセボを交互に行い、データを記録する。これが可能なら、どんなメタ分析よりも強力な証拠となる。 問題は現実だ。ガイアットはマクマスター大学にN=1試験専門のサービスを設立したが、紹介は75件で途絶えた。手間がかかり過ぎるのだ。忙しい臨床医にそんな余裕はない。彼はこのアイデアを「完全に失敗した考えの中でナンバーワン」と自己評価する。しかしそれでも教科書の次版が出れば、N=1試験は依然として頂点に据えられるという。 見落とされているのは、メカニズム的推論の役割だ。ガイアットはこう言う。あなたが知りたいのは10年間の効果だが、手元にあるのは1ヶ月の試験結果だけ——その間隙を埋めるのが生理学的理解だと。ただしそれはあくまで間接的な証拠に過ぎず、確信度は低い。観察研究についても同じだ。30年にわたる観察研究があったとしても、ガイアットはランダム化比較試験と生理学的推論を優先する。観察研究には偏りが付きまとうからだ。 では「エビデンスに基づく医療」の核心とは何か。3つの原則がある。 第一に、証拠には信頼性の階層があること。 第二に、単一の試験ではなく最良の証拠の蓄積に基づくこと。 そして第三に——これが最も理解されていない——証拠そのものは決して「何をすべきか」を教えてくれない。 証拠は利益と害を示すだけだ。その価値をどう評価するかは患者自身の価値観と選択に委ねられている。 あなたが毎日飲んでいるサプリメント、食べている食品、続けている運動。それらは本当にあなたに効いているのか? その答えを知りたければ、自分自身で試す以外に確かな方法はない。 — Gordon Guyatt(マクマスター大学教授、エビデンスに基づく医療の創始者)、Chris Masterjohn(栄養科学博士) 対談 『The Father of Evidence-Based Medicine: Why N=1 Trials Top the Evidence Hierarchy』
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