柳田真坂樹 retweetledi

山小屋の立場としても、中東での戦争を全く他人事だとは思えません。非常に心配しており、明確に不支持の意思を示したいと思います。
このことに触れず、環境保全の主張を平然と続けることも困難だと感じます。
人道や環境の観点での懸念はもちろんですし、この戦争に無関係でいられる者は誰一人としていません。
各方面で議論が行われていますが、いかなる理論を用いても、食料自給率が約37%前後、エネルギー自給率が一桁台~10%前後という現状を踏まえると、日本は国際的な戦争状態に耐えうる社会ではありません。
一定以上経済が混乱し、社会秩序が保てなくなった時にどうなるのか、冷静に想像力を働かせる必要があると思います。
すでに国力が低下しインフラや産業の維持も困難になり、自然災害が頻発するこの社会で、燃料や食料が不足したとして、戦争の是非以前に人々の生活は保てるのか。
山小屋はもちろん、文化事業、観光、飲食やアパレルなどの付加価値産業、元から脆弱な自然保護の営み(政策)も迅速に影響を受け、次第に第一次産業や医療、福祉、公共交通といった社会インフラが機能不全に陥る懸念があります。
すでに武力では勝てない複合的な競争の中に、私たちの生活はあまりにも深く入り込んでいます。
戦争の沈静化だけが選択肢であることは明らかです。
よく日本人は平和ボケしていると言われますが、気がつけば世界中がそのような状態にあるのかもしれません。複雑なグローバル経済、国際交易網、政治・金融システムなど、巨大ネットワークの共依存状態の上に、かろうじて一人一人の生活が成り立っていることについて、私たちも改めて考える機会にしたいと思います。
日本社会がこの局面に対し、冷静な判断を下すことを切に願います。
数多の人々の苦しみ、報復の連鎖、環境汚染、文化の破壊などを伴う戦争に賛同する理由はありません。
殊更今回の、大勢の子どもを含む市民を犠牲にし、地域全体に報復の連鎖を起こした侵攻は、許容できないものです。これを許容すれば、自分たちが誰かの「正義」の名の下に同じ目に遭うことをも受け入れざるを得なくなります。
何気ない日常を守るためにも、一人一人の立場において熟慮と対話への努力が求められていると思います。
たかが山小屋が、たかが自然保護が、たかが毎日の朝食が、平凡な日常として存続できることを願っています。(伊藤)
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