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@Gyatta225241
はにわ展期間限定のアカウントのつもりで作りましたが、たから展でも出番がありました。たから展の閉幕後も、ときどききゅーはくの(個人的な)ニュースを中心につぶやくことにします(九博の公式ではありません)。しかさんが、しゃべります。




【きゅーはく#鏡展 news!Vol.13】たまには鏡以外の展示品もご紹介回! きゅーはくで、この秋開催予定の鏡展ですが、展示予定の作品のリストが出来上がりました。 なにしろ、「鏡展」ですから、展示室が鏡だらけになるのは間違いない。 展示予定の三角縁神獣鏡はなんと53面、いま所在が分かっている三角縁神獣鏡のうちおよそ1/10が、きゅーはくに集まってきます。 三角縁神獣鏡以外の鏡も50面ほど展示予定です。 鏡だけで100面…すごいことになりそうだぜ(ごくり)… でも、それだけじゃないんです。 三角縁神獣鏡がどうやって前期古墳の副葬品になったのか。 なぜ各地の有力者に配られたのか。 三角縁神獣鏡がつくられなくなった後はいったいどうなっちゃったのか…。 さまざまな切り口から展示を楽しんでもらうために、いろいろな展示作品を準備しています。 その中から今日は、「鍬形石」をご紹介しましょう。 弥生時代、北部九州では、琉球列島で採取された大型の巻貝を加工して作られた腕輪が大流行していました。 古墳時代に入るころ、ヤマト王権がこれに着目しました。 かれらは、素材を北陸原産の緑色の石材(碧玉)に置き換えた宝器をつくりました。そして、それを身に着けるのではなく、三角縁神獣鏡などとともに各地の有力者の古墳に副葬することにしたのです。 こうして「腕輪形石製品」が誕生しました。 腕輪形石製品には、イモガイの貝輪を祖型とする「石釧」、オオツタノハの貝輪を祖型とする「車輪石」、そしてゴホウラの貝輪を祖型とする「鍬形石」があります。 腕輪形石製品は、三角縁神獣鏡とともに、古墳時代の始まり、そしてヤマト王権の成立をものがたる、三角縁神獣鏡の「ズッ友」なんです!! 写真の鍬形石は、昨年度、九州国立博物館が新たに収集したものです。 ちょうどいま、4階文化交流展示室L室で開催中の「新収品展」でお披露目されてます! とっても質の良い碧玉をていねいに磨いて作られていて、複雑な形と美しい光沢が魅力的です。 あっ、「鍬形石」っていう名前ですけど、農具の鍬とは関係ないですからね! 板みたいな部分から連想して付けられた名前ですけど、祖型は弥生時代のゴホウラ製貝輪なので!!鍬とは関係ないので!! さて、この作品が収納されていた箱には、「岐阜県各務原」とありました。 ん? かかみ…が…はら…? こんなところにも隠れていましたよ!!「かがみ」が!! (つづ…かない…?) #九州国立博物館 #九博 #時間を旅する博物館 #卑弥呼の鏡展

きゅーはく #鏡展 news! Vol.12】三角縁神獣鏡チョコイベント続続報! 前回、「続報を…」といいながら、鏡の紹介で終わってしまった本件、ようやくきちんとした続報を皆さんにお届けしますね! 卯内尺鏡、過去に作成した3次元モデルがありました。まずは、このデータを3Dプリンターで出力することに。 最初に、欠けている部分をデータ上で補って、完形で出土したと伝わる姿を作成します①。 そして、それを3Dプリンターで出力します②。 半透明なのでわかりづらいですが…サビぶくれがあちこちにあって、鏡面はでこぼこ。(真ん中が白いのは、試しにパテを裏面に乗せてみたため) そこでまずは鏡面側をきれいにすることに。 担当者Oが自宅に持ち帰って、自前の工具でいろいろと加工をしていきます。 まずはサンダーをかけて大きなサビぶくれを削り落とします。 へこんでしまった部分はパテで盛って補います。そして、サンダーと紙やすりできれいに削る…。 面ができたら、自動車塗装用のサフェーサーを吹いて色をつけることで、凹凸が見やすくなります。 ほら、鏡面側がきれいになりましたよ! ③ 次は鏡背面④。 …あらら、こちらは複雑な文様があるので、機械で一気にきれいにするのは難しそうですねぇ…。 かといって、手でちまちまとサビを削るのも難しい。樹脂が固くて…。 そうだ!いったん石膏に形を写してはどうだろう…? 石膏なら、彫刻刀で削ることができます。 サビに埋もれた細かい文様をきれいに掘り出すことができるのでは…? 発掘調査(土器の復元)で培った石膏加工の技術が、生かされる時が…きた!? 次回?に、続く…!





【きゅーはく #鏡展 news! Vol.11】三角縁神獣鏡チョコイベント続報! 鏡展チームでは、会期中に開催予定のチョコレート三角縁神獣鏡づくりイベントにむけて、少しずつ準備を進めています。 せっかくなら、きゅーはくの所蔵鏡から型起こしをしたい…。そこで目をつけたのが【卯内尺鏡】。 kyuhaku.jp/museum/museum_… 卯内尺鏡は、福岡市南区老司付近にかつてあった、全長75mほどの規模の前方後円墳から、明治時代に出土した鏡です。東京国立博物館が収蔵していましたが、きゅーはくの開館時に「地元のお宝」として移管されました。 現在は一部が欠けていますが、発見時は完形に復元できた、とされます。 いわゆる「仿製」三角縁神獣鏡の中では比較的古いタイプで、神仙像と獣像を3つずつあらわし、内区外縁文様帯に獣像や魚などを表現した、「獣文帯三神三獣鏡」とよばれるもの。 この鏡、表面を覆うサビもそれほど厚くなく、鏡背面の文様がよく見えるんですが… よくみるとこれ、なかなか楽しいんです。 ↓


【きゅーはく#鏡展news!Vol.10】「きゅーはく秘蔵の三角縁神獣鏡をご紹介 のはずが…?号」 以前、当館所蔵の山口県竹島御家老屋敷古墳出土の「正始元年銘三角縁神獣鏡」について、このニュースでご紹介しましたね! この古墳の鏡、それだけじゃあないんです。 三角縁神獣鏡がもう1面あるんです(写真1枚目)。 この、もう1面の三角縁神獣鏡、くわしくは「天王日月・獣文帯四神四獣鏡」と呼ばれる三角縁神獣鏡です。 え?「名前、なんでそんなに長いの」って? だって、三角縁神獣鏡って、今までに日本で600面以上確認されてるんですよ? こまかく分類したくなるじゃないですか…。名前、付けたくなるじゃないですか…。 それにしても「天王日月・獣文帯四神四獣鏡」って、長い名前ですよね。 なんでこんな名前になるの? 三角縁神獣鏡の細分名称、じつはルールがあるんです。 そのルール、鏡背の文様に従ってるんです…。 三角縁神獣鏡の文様って、大きく3つの部分に分けることができるんですよ。 ひとつは、「内区」。鏡の中央よりの部分で、神様や仙人(いわゆる「神仙」)、そして獣像が立体的に表現されているところです(写真2枚目)。 ここに、神仙と獣像がそれぞれいくつ表現されているかで、名前の後半が決まります。 つまり、竹島の2面目「四神四獣鏡」は、神仙が4人分と獣像が4体分表現されている、ということになります。 次に、内区のまわりにぐるっと1周する、幅の細い1本の文様帯。 ここにあらわされた文様って結構バリエーションがあるんです。 そこで、この部分を名前の前半につけます。 代表的なのは獣や鳥、魚などがあらわされるもので、「獣文帯」と名付けます。ほかに、波文、唐草文、櫛歯文、鋸歯文などがあって、「●●文帯」と名付けていきます。 また、獣文帯や唐草文帯を区切るように方形の出っ張りがあって、そこに文字が書いてある場合があります。代表的なのは「天王日月」の4文字(写真3枚目)、これは世界を構成する大事な4つを漢字であらわしているんですが、これを文様帯の種類と組み合わせると、たとえば「天王日月・獣文帯」ってな具合に名前がついちゃう。 ちなみにここ、しばしば銘文のみが鋳出される場合があるんですが、この場合はただ「銘文帯」とはせずに、さらに細かく分類します。 銘文の特徴的なところを取り上げて、「正始元年銘」とか、「吾作徐州銘」とかいう具合に。細かいでしょー!? なお、いちばん外側にある文様帯は、「外区」と呼びます。断面が三角形状の鏡の縁部分(だから「三角縁」といいます)の内側に回される、幅の細い文様帯が何周かしている部分です(写真4枚目)。 この部分、たまにー例外もありますが、ほとんどの三角縁神獣鏡が同じ文様をもっていて、外側から「鋸歯文」―「波文」―「鋸歯文」―「櫛歯文」となります。 なので、この部分の特徴は分類上の差としてあらわれて来ないので、名前には反映されません…!残念! あれっ?竹島鏡の紹介をするつもりが、いつの間にか、鏡の文様と名前のお話に…!? ま、まあいいや… この長文をぜんぶ読んだあなた、明日から、三角縁神獣鏡を見るたびに、「どれどれ…?内区に神像3、獣像3…。そのまわりは…唐草文か。方形があって、文字は…?なるほど、こいつは…「天王日月・唐草文帯三神三獣鏡」だね!!」ってなりますから!! (「なるわけないじゃろ!!」←広報課Oさん心の叫び😉) #九州国立博物館 #時間を旅する博物館 #九博









世間でゴールデンウィークとされる期間の 配信予定(自チャンネル)置いておきます~! ※変更の可能性あり ※ほか、よそ様のチャンネルへ出演あり ※随時このツリーで情報更新予定

【きゅーはく#鏡展news!Vol.9】「図録もモリモリ!盛りだくさん!号」 GWを来週からに控え、みなさまはお休み中の予定、決まりましたか? 私たち、鏡展担当研究員S・K・Oの3名も、バッチリ決まっておりますよー!! ええ…そうなんです…休みなんて、あるのか…? いや、ない(反語)!原稿が、まってるダロ…? うすうす、お気づきの方もおられるかもしれません。 われわれ鏡展担当チームは、現在、絶賛図録原稿執筆中…。 総論、章・節解説、作品解説…ヤメロ…ヤメロ…呪いの呪文が聞こえてきた… 今回の図録、じつは内容がたいへん盛りだくさん。 以前にも、三角縁神獣鏡研究の第一線の5名の研究者の方々に、事前検討会にご参画いただいたことはお知らせしていたかと思います。 そのみなさんに、それぞれ10ページ程度の論考をご執筆いただき、図録に掲載予定。 三角縁神獣鏡研究の現在の到達点を、わかりやすくお示ししますよ! さらに…!今回の図録、それだけではないんです。 三角縁神獣鏡をご所蔵の博物館さんや埋蔵文化財センターさんなどからお借りするにあたり、何人かの担当の方に、お願いしたんです。 「あなたのところの古墳(遺跡)エピソード、書いてくれない?」って。 5名の担当者の皆さんが、このお願いに応えて、原稿を執筆してくれました!みなさん、素晴らしいことに、何ともうすでに原稿がそろっちゃってます!! それに総論、章・節解説、作品解説、三角縁神獣鏡総目録などを加えた全体は、300ページに迫る大作になる…予定…。 もちろん、われわれ担当研究員も、展覧会の趣旨や内容、1章から5章まである各章の展示内容の解説文章、そして作品の解説を、絶賛ただいま執筆中。読み合わせと修正を経て、原稿提出が5月11日(月)ですから、われわれにはGWなんて、存在しないのです!? そんな、みんなの力を結集した、汗と涙の結晶が…今回の図録です。 きっと、すごい図録になる…!そんな予感がひしひしとします。 ぜひ、お楽しみにお待ちください!! #九州国立博物館 #時間を旅する博物館 #九博















