渡辺弥生 Yayoi WATANABE
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渡辺弥生 Yayoi WATANABE
@Santa841
発達心理学を研究。法政大学文学部心理学科。教育学博士。ソーシャルスキル、感情力の発達について研究。「怒っている子どもはほんとうは悲しい 「感情リテラシー」をはぐくむ 」など。今あるたくさんの心理学の知識を、個々の幸せに役立ててもらうために、できるかぎり信頼のおけるエビデンスをシェアしていきたいと思います。
Katılım Kasım 2010
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「感謝の習慣を持つだけ」で、脳の神経発達が促進され、「認知機能や身体能力が向上する」という衝撃的な事実が明らかになりました。
毎晩3つの感謝を書き出すというわずか8週間の習慣が、記憶と報酬系を結ぶ神経経路を強制的に書き換え、脳の構造そのものを根本から最適化する事象です。
その衝撃的な全貌と手法を3つのポイントにまとめました。
1. 神経経路の『再構築』
感謝を感じるたびに、海馬(記憶センター)と腹側被蓋野(報酬センター)をつなぐ経路に構造的な変化が生じます。これは一時的な気分の高揚ではなく、新しいシナプス接続を形成し、脳組織を彫り刻む不可逆的なプロセスです。
2. 注意システムの『構造的最適化』
前帯状皮質と内側前頭前野の接続が強化されることで、脳が自動的にポジティブな証拠を収集するようにバイアスがかかります。世界から価値のある要素をスキャンし増幅するよう、人間の認知システムが根本から再調整されるのです。
3. 脳組織の『物理的ハック』
この変化のタイムラインは極めて明確です。1〜3週目は変化がありませんが、4〜6週目で灰白質の密度が増加し、7〜8週目で新しい神経ネットワークが完全に定着します。具体性を持った感謝の記録が、神経発達を促進する手法として機能します。

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「スマホが発達障害の子どもの脳を物理的に変える」――1万人規模の縦断研究が示した事実
2025年、Translational Psychiatry誌に掲載されたShouらの研究が、スクリーンタイムと発達障害の関係に神経科学的根拠を提示したんだよね。
9〜10歳の子ども約1万人を2年間追跡した大規模縦断研究(ABCD Study)の結果、スクリーンタイムが長い子どもほどADHD症状が増加し、さらに前頭前皮質の皮質厚が有意に薄くなることが確認された。
注目すべきは「皮質体積の減少」がスクリーンタイムとADHD症状の関係を媒介していた点。
つまり、画面の見すぎ → 脳の構造変化 → 不注意・多動という因果の連鎖が示唆されたんだよね。
前頭前皮質とは、注意制御・衝動抑制・計画立案を担う脳の司令塔。この領域の成熟が遅れることは、発達特性の有無を問わず全ての子どもに影響する。
実践は明快で、特に10歳以下の子どもには「受動的な視聴時間」を「強制的」に制限する。運動や習い事、読書などの時間を作り、使わない時間を増やす。
脳が最も可塑的な時期だからこそ、大切な知識。
doi.org/10.1038/s41398…
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1日の会話量は「毎年338語」ずつ減少している
nazology.kusuguru.co.jp/archives/193626
米アリゾナ大学は、人々の1日の会話量(発せられる言葉の数)が15年連続で減少し続けていると報告。年ごとの減少幅は「約338語」です。特に減少してきたのは「長話」ではなく「日常の短いやり取り」でした。

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@Santa841 高校の現場にいる者ですが、大変共感しています。
「抽象化」のトレーニングを経験しないままの高校生が、増えている実感があります。
渡辺先生、よいヒントをありがとうございます。
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『怒っている子どもはほんとうは悲しい 「感情リテラシー」をはぐくむ (光文社新書)』渡辺 弥生
【2026年34冊目】人の感情表出の背後にある心理を丁寧に読み解き、関わりの手がかりを示す一冊。怒りという表面的な行動の奥に、悲しみや不安といった感情が……
#読書メーター
bookmeter.com/books/23092860
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@hitogatarobot なるほど、アメリカではそういうとこありますね。PBISはそうかもですが、SELはどうですか?システムではなくて、対人関係や気持ちに寄り添いましょうという枠組みですが
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そもそも、特別支援教育と根深い概念て、「特別支援だけのもの」って捉えられがちで、受け入れ難いんだよ。現場感覚ですけど。
渡辺弥生 Yayoi WATANABE@Santa841
@yasunariiiiiii なかなかPBISもSELも学校のだれもが知る概念にならないですが、どうしてでしょう?
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【道徳科において、教科内容として何を位置づけるべきか?】本研究は、この問いに答えるために、学習指導要領における道徳科の目的と内容を再検討し、道徳的諸価値・内容項目・教材の関係を整理するとともに、親学問のあり方を考察しました。道徳科は2018年度に教科へと格上げされましたが、専門免許や数値評価はなく、教科書の存在のみが特徴であり、教科内容の根拠づけはなお曖昧なままでした。
学習指導要領では、道徳的諸価値を基盤に据えつつも、特定の価値観の押し付けを避けることが重視されています。そのため、授業では抽象的な価値を直接教えるのではなく、物語などの教材を通じて子どもに多面的・多角的に考えさせることが求められています。したがって、道徳科の教科内容は、道徳的諸価値・内容項目・教材の三者の相互関係によって構成されると整理できると論じられました。
また、道徳科の親学問を一つに限定するのは難しく、徳倫理学だけでは不十分であると指摘されます。文学や教育哲学など複数の学問領域を取り込みながら、人間形成を目指す包括的な視点が必要とされます。
結論として、道徳科には特定の親学問を仮定するのではなく、新たに「道徳科教科内容学」を構築することが望ましいとされました。ただし、この新たな学問を大学教育や教員養成課程においてどのように位置づけ、研究と実践を結びつけるかという課題は今後に残されています。
林 泰成, 道徳科における教科内容についての再検討, 日本教科内容学会誌, 2025, 11 巻, 1 号, p. 3-14
jstage.jst.go.jp/article/jsssce…

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