浅井康宏
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浅井康宏
@Yasuhiro_Asai
Yasuhiro Asai Urushi artist 漆芸作家 浅井康宏 鳥取出身 現在の制作活動京都 https://t.co/dR8zjcLgfx You Tube https://t.co/LAxLM4TCG6 作品集 https://t.co/L64qfZx7as


藤の花が咲いてきましたね。 漆芸の伝統技法 「蒔絵(まきえ)」と「螺鈿(らでん)」で制作した作品 蒔絵螺鈿飾箱「ふりそそぐ青い光」 2018 Photo by Tadayuki Minamoto


ガラス作家さんから頼んでいたパーツが届いた! 次の作品に使います。 どこに使われるかはお楽しみに。 美しい造形


2025年 蒔絵螺鈿菱形香合 Photo by Tadayuki Minamoto


Time and Tide History Uncovered In-ro: Samurai Style www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/sh… こちらのNHK Worldの番組に少し出演しております。 印籠について少し話させていただきました。


【なぜ20代の僕は将来を不安に感じなかったのか】 こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。 今日は、最近考える「なぜ、20代の僕は将来に不安を感じなかったのか」について書いてみます。 ーーープロローグーーー 僕は15歳くらいの時に漆と出会い、20代でよろよろと作家の道を歩み始めました。 はじめに書いておくと、「作家」と言っても最初の作品が売れたのが29歳の時だったから、20代の僕はボロボロでした。 ちなみに、その頃は親のスネをかじって生きていたから、「もう少し将来のことを考えろ」と親以外の人からは言われていました。 ーーーなぜ不安ではなかったかーーー そのころのことを考えると「根拠のない自信」があったと言えばそれまでですが、確かに「未来はきっと明るくなる」という、うっすらとした展望があったし、それにしがみついていました。 ただ当時、そのうっすらした展望への根拠もあったように気がします。 根拠1、自分が漆に熱狂していたから、人類の0.1パーセントでも漆への熱狂要素を持っていると仮定すると絶対に食いっぱぐれない。 根拠2、 食費や生活費を最低限に抑えて長期戦に備えれば、作品をより良いものにでき、チャンスを捉えることができる。 根拠3、ダメでもお米はある。(実家が農家だったから、食べることはできる) この三つの根拠があって、僕は普通に考えたら割と辛い自称アーティストの20代男性時代をやり過ごしました。 ーーー最後にーーー 実は上に挙げる根拠というのは自分の中で大切にしていた部分だけど、最も大切だったのは「信じてくれる人」が周りにいたことだと思います。 「将来のことを考えろ」とはよく言われたけど、身近な人はその言葉を僕にかけなかったんですよね。 とにかく惨めな時間を多く過ごしたけど、虎視眈々と技を磨き、「どうやったらこの美しい漆芸世界を伝えられるか」というのを考えていた20代だったと思います。 今は一応作家として生きることができるようになりました。 夢があるけど将来が不安な人がいたら、身近な人に信じてもらえる活動を続けることが、その道を歩む自信になって行くかもしれません。 2024年 金彩螺鈿香炉 「光芒」 部分 Photo by Tadayuki Minamoto










