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いつる
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いつる
@Zero0ituru
絵描き。19。🎭🕒、神椿、カンザキさんが大好き。あわよくば彼の左腕になりたい。暗いことも吐きますのでご注意を
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新作長編小説『透明になれなかった僕たちのために』が本日11月9日(木)に発売になりました。
前回の本を出してから、今日まで、気づけば三年もかかってしまいました。
早く本を出さないと忘れられてしまうという焦りや、小説を読んでほしい気持ちもありつつ、たくさんの壁にぶつかって行き詰まり試行錯誤を繰り返した三年間でした。
一度最初から最後まで小説を書いて、原稿を全部捨てました。
それからもう一度、小説を書いて、再び原稿を捨てました。
退屈で中身がなくて薄っぺらくて、読ませるのが恥ずかしい内容だったからです。
こんな小説を世に出したら自分は終わりだ、という感覚がありました。なので、その内容で本を出すことは出来なかった。
三度目の正直で、改めて書き直した原稿、それをベースに更に大幅に書き直して、なんとかこれで行こうと思えるような原稿になるまで、三年という時間がかかりました。
遅くなってしまって申し訳ないです。
それでも、つまらない小説を絶対に読ませたくなかったので、妥協できなかった。たくさんの人に迷惑をかけて本当に胃が痛かったです。それでも諦めずに書き続けました。読者の人につまらない小説を読ませて、がっかりさせたくなかった、信頼を裏切りたくなかったから。
僕自身は、すごくいい小説を書いたという手応えがあります。
少なくとも、自分が出来ることに関しては、本当に今の自分の完全なベストを出し尽くしたと僕は思います。やれることは本当に全部やった。人生を犠牲にしてやった。最後の方はこの作品を書くのがつらすぎて泣きながら書いていたので生活の記憶がないくらいです。入稿して外に出たら桜が散り始めていたことだけ覚えています。
僕の書けることは全部書いた。
そう言い切れることは幸せです。
あと自分に出来ることは、SNSの更新や、いただく取材やプロモーションの機会に誠実に取り組むとか、そういうことしかできないのがもどかしいけど、ここまで自分の全力を絞り出せて、悔いはないです。
こんな風に小説を書くことが出来たのは、それは全て、これまでの作品を皆さんが買って支持してくださったからです。
小説の印税があったから三年間かけてこの小説を書くことが出来た。
色んな体験をすることが出来たから、その人生経験も、全部小説に込めることが出来た。
読んでくださった方々のおかげでこの本を書くことが出来ました。
この三年間、その感謝の気持ちを忘れたことは、本当に一日もありません。
いつも、読んでくれて、本当にありがとうございます。
僕が沈黙してた三年間、ただ小説のことを忘れて遊び呆けてたのか、それとももがき苦しんでたのかは、本を読んだらすぐわかってもらえると思います。
本日から発売の『透明になれなかった僕たちのために』をどうかよろしくお願いします。
この本が、僕のこの三年間のすべてです。
小説を通して、皆さんとまたお会いできたら嬉しいです。

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