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【答え合わせ|MURASH 9-2 Zebras FC】7対4で、点が入らなかった
9-2。連敗が止まりました。
ただ、この試合でいちばん面白かったのは、9点でも、圧勝でもありません。7対4になった時間に点が入らなかったことです。
先に、置いた予言から回収します。
私は試合前に3つ挙げました。失った直後の5秒。キーパーへ寄せる時に中央を切れているか。そして、リードしてからの振る舞い。
ひとつ目とふたつ目は、出ました。相手のキーパーがボールを持った瞬間、寄せる選手が中を消しながら追い込んでいる。だから相手は外にしか出せない。前から行き続けても、後ろが割れませんでした。
そして三つ目。ここが今日いちばん変わったところです。前回大会のMURASHは、リードしてから崩れました。今日は違った。リードしてからも前から行き、それでいて奪ったあとは急がない。一度キーパーに戻して、作り直す。「2点差なら確実に勝たないといけない」と言っていた選手たちがその通りにやりました。
予言は当たりです。
カードの切り方も、設計されていました。
前半、相手は早い時間にスタープレイヤーを切りました。悪いカードではありませんが、先に出すしかないカードでもあります。MURASHは、持ったまま動きません。
そして後半、相手にイエローが2枚出て、2人が消えた。その瞬間に、太田監督はサスペンションを重ねました。7対4。
どのカードを引くかは運です。でも、いつ切るかは設計です。相手がいちばん薄くなった瞬間を、待っていた。
ところが、ここからが面白い。その7対4で点が入らなかったんです。
理由は単純。3人少ない相手には、もう選択肢がない。全員が引いて、ゴール前を固めるしかなくなる。ボールはいくらでも持てます。でも、持てることと崩せることは別の話です。
この競技の逆説がここにありました。人数が増えるほど、点は入りにくい。ゴール前が混むからです。
私はワールドカップの総括で、こう書きました。今大会はペナルティエリアのすぐ外からの得点が前回の倍以上に増えている。守備が箱の中を閉じたから、点が外へ押し出されたと。
人が多い場所からは、点は生まれない。国のワールドカップでも、この舞台でも、同じでした。
だから、決着は少人数でつきます。そして今日、それはそのまま起きました。
36分。点差がついていたので、マッチボールモードに入ります。5対5から、1分ごとに1人ずつピッチを去っていく。9-2でリードしていても、1点決めるまで試合は終わりません。
人が減っていきます。5対5が、4対4になる。
ここで決めたのが、木戸選手でした。
面白いのは、その少し前の8点目も、中村選手と木戸選手のワンツーだったこと。柿谷さんが中継でこう言っていました。ああいうプレーは、相手が何人いようが通用すると。点差があるから余裕を持ってできたんじゃない。負けている時にも、同じ自信を持ってやれるかどうかだと。
7対4という圧倒的な数的有利では、点が入りませんでした。人が減って、4対4になった局面で、試合は終わりました。
この競技が何なのかを、この試合がそのまま説明していたと思います。
ここからは、9-2が隠してしまうものを書きます。
解説をしていた柿谷曜一朗さんが、途中でこう言っていました。点差が広がると、さっき決められなかったシュートを、みんな忘れてしまう。でもあれが0-1の場面だったら、あの一本は記憶に残るし、後悔になる。だから点差は関係なく、一本一本を突き詰めてほしいと。
9-2で勝っている時にしか言えない、いちばん厳しい言葉だと思います。
実際、決めきれない場面は何度もありました。特に1対1。自分の打ちたいタイミングで打てていない。相手の重心をずらす前に、先に足を振ってしまう。今日は、それでも9点入りました。でも次に本戦のチームと当たった時、その一本が、そのまま結果になります。
そしてもうひとつ。主力が下がった時間帯に、質が落ちました。
落ちたのは技術じゃありません。落ちたのは、全員が同じ絵を見ている状態です。
この競技は、人数が刻々と変わります。いま奪ったこのボールを仕留めに行くのか、一度落ち着かせるのか。その判断が揃っていないと、攻撃は前に進まない。実際、奪った直後に急ぎすぎて、そのまま相手に返してしまう場面が何度もありました。
一人が「行く」と思い、もう一人が「落ち着かせる」と思う。それだけで、奪ったボールは相手のものに戻ります。
私はワールドカップの総括で、誰が欠けても同じ絵を描けるチームが勝つ、と書きました。スペインは、途中から入った選手が決勝点を決めた。誰が出ても、絵が変わらなかったからです。
MURASHは、まだそこにいません。特定の選手がいる時といない時で絵が変わる。
責める話ではありません。チームができて、まだ数ヶ月です。ただ、彼らが次に越える線は、間違いなくここにあります。
その上で、今日よかった選手を3人。
箱崎選手の1対1の守備。私は彼とソサイチで直接マッチアップしたことがあります。だから体感で言えますが、本当に抜けません。飛び込まない。足だけで奪いに行かず、体を当てられる距離を保ち続ける。相手が利き足で持てる形を、先に消している。この競技は少人数の局面が構造的に何度も訪れます。そこで抜かれないことは、11人制よりはるかに重い。抜かれても、カバーする味方がいないからです。
中村選手はハットトリック。ボールコントロールは言うまでもありませんが、決定力もチームで一番だと思います。特にゴール前のアイデア。あそこで彼が選ぶ一手には、他の選手には出せない質があります。シュートアウトでかわした場面、体幹が一切崩れていませんでした。
横山選手の、走る量。たぶん映像では目立ちません。ボールに絡んでいない時間の方が長いからです。でも、あの上下動はかなりきつい。奪われれば戻り、奪えばまた上がる。そして、ボールが来なくても文句をひとつも言わない。人数が減るほど、一人が見る範囲は広がります。誰かが走り続けていないと、少人数の攻守は成立しない。彼はその役を、ずっと引き受けています。両腕のタトゥーを見て、彼をそういう選手だと思う人は少ないかもしれません。でも、いちばん体を張って、いちばん地味な距離を走っているのは、彼です。
最後に、この勝利が何なのかを書きます。
MURASHは、この大会の本戦16チームには入っていません。招待されたのではなく、特別参加枠です。
現地でグラウンドに着いた選手たちが見たのは、本戦のチームと自分たちを分ける、はっきりした境界線でした。使うピッチは逆側。芝の質も違う。チームの中では、こんな言葉が交わされていたそうです。「あれが、目に見えて分かりやすい、俺たちの現在の立ち位置だ」と。そして、「自分たちで勝つことで、あっち側に行こう」と。
線を動かす方法は、ひとつしかありません。勝つことです。今日その一歩目を踏みました。
彼らが自分たちを何と呼んでいるか。アンダードッグスです。
次は7月30日、Gear 7 FC戦。また予言を置いて、答え合わせに戻ってきます。
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えなんかわたしのこのツイート連投してるやついてキモwwwわたしじゃないですよ誤解しないでー(T_T)
uji@_cry00
本郷愛のサブ垢が不倫騒動ぶりに動いたと思ったらこのツイートをした数分後に垢消したんですけどマジで何が起きていますか?
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