
【注目プレスリリース】自閉スペクトラム症・ADHD 傾向と自殺リスクに関する調査結果 ポジティブな子ども時代の経験が若者の自殺リスクを軽減 / 明治学院大学 research-er.jp/articles/view/…
足立匡基 (ADACHI Masaki)
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@adachi_psy
博士(人間科学) |明治学院大学心理学部准教授 | https://t.co/KJPwesiFdI |情報発信のため、遅ればせながらxはじめました。過去の投稿はハイライトにまとめてます。詳しい内容は順次noteの記事にまとめていく予定です。 【投稿は個人の見解です】 #発達障害、#ASD、#ADHD

【注目プレスリリース】自閉スペクトラム症・ADHD 傾向と自殺リスクに関する調査結果 ポジティブな子ども時代の経験が若者の自殺リスクを軽減 / 明治学院大学 research-er.jp/articles/view/…


@adachi_psy 日本では,社会的カモフラージュ(補償)が一定の社会適応と効用(wellbeing向上)をもたらすU字型の結果も出ており,この関係はカモフラージュ行動の測定に依存することが示唆される研究が出ています. >カモフラージュが高いほど不安・抑うつ・社会不安が強く…

興味深いポストですね。事実の整理としては、非常に質が高いと思います。 一方で、診断数は受診行動の影響を強く受けるため、受診率と受診経過の同質性、診断プロトコルを男女で揃えないと、最終出力である「診断数」は上りも下りもすると思います。 また、カモフラージュは社会的予測が必要ですが発達段階的に幼児にはASD関係なく、そもそも不可能だと思います。 この辺りは出典の中でどのように扱われていますか?

@adachi_psy 解説ありがとうございます!参考になります。 すごく個人的な予想なんですけど、診断数の男女差が大きいのはカモフラージュだけでなく、男児と比べて女児のほうが加害行動が少ないために問題として取り沙汰されず、割合として病院に行きつける女児が減ってしまっているのでは…?という気もしてます





ASDでもIQ120とか超えてるとパターン学習で擬態の精度が上がるから生きやすいと思う。 でも実際のデータだとIQが上がるごとにASDの自〇率も上がるって結果出てるしよくわからん。 体感とデータが完全に矛盾してる。

@adachi_psy センサリーツールも、その特性に対する支援と捉えて良いのでしょうか? また別、ですかね? note.com/ryoshinysr/n/n…


私の良くない面が出てしまいました……。 「発達障害など存在しない」 「母親と接する時間が少なかっただけ」 そんな科学的根拠に欠けた主張に憤りを覚え、こうした戯言に傷つけられた方々のためにもしっかり反論しなければとの思いに駆られ、私なりに文章を書き、下記の投稿をさせていただきました。 本来、伝えたかった内容は、 ・発達障害に苦しんでいる方はいる。 ・母親の育て方が原因ではない。 ・当事者の生きづらさを解消していきたい。 という3点だったのですが、ついつい思いが溢れてあれもこれもと盛り込みすぎ、結果的に「発達障害は“障害”と呼ぶべきか」という本旨ではない論点で盛り上がる投稿となってしまいました。 これにより、本来伝えたかった主旨がボヤけてしまったばかりか、かえって当事者の一部の方々に「苦しみを理解してもらえていない」と感じさせてしまう結果となりました。痛恨の極みです。本当に申し訳ありません。言葉を生業とする者として、意図と異なる伝わり方をしてしまったことに非常に反省しています。 同じ「障害」という言葉でくくられてはいますが、共通点こそあるものの当事者ではない私にとって、発達障害についてはまだまだ勉強しなければならないことばかり。引き続き、当事者や専門家のみなさんから真摯に学んでいきたいと思います。 先の投稿を「発達障害は“特性の違い”だから困っていない」というメッセージだと受け止めてしまったみなさんに、あらためてお詫び申し上げます。





「子どものADHD“特性”(診断名ではなく、10歳時点の保護者・教師報告から推定した“特性の強さ”)は、大人になってからの身体の健康と関係するのか?」を、英国の1970年出生コホートで46歳まで追跡した研究(主要解析 N=10,930、女性51%)(Stott et al., 2026 JAMA Network Open)。 この研究が見た身体の健康は大きく3つ。 ① 46歳までに経験した身体疾患の数(0〜9) ② 2つ以上の身体疾患がある状態 ③ 身体の不調で「仕事や日常生活がどれくらい制限されるか」(SF-36の“身体健康による役割制限”を0〜100点で得点化) ※疾患は自己申告で、喘息/喘鳴、片頭痛、腰痛、がん/白血病、てんかん/発作、糖尿病、聴覚、胃腸/胆嚢、膀胱/腎臓の9カテゴリー 結論は「効果は大きくはないが、一貫して“関連”がある」です。 ・ADHD特性が高いほど、46歳までの疾患数が多い(b=0.10) ・ADHD特性が高いほど、46歳までに“2つ以上の持病”を持つオッズが上がる(オッズ比 1.14、95%CI 1.08–1.19) ・さらに、26歳以降“2つ以上”に到達するスピードもやや速い(ハザード比 1.12、95%CI 1.07–1.17) 棒グラフ(42.1% vs 37.5%)が示しているのは、「10歳時点のADHD“特性”が高い群(論文ではhigh ADHD traits:上位約5.5%)」と「それ以外の群」で、46歳までに“身体疾患が2つ以上(physical multimorbidity)”に該当する人の割合がどれくらい違うか、という“集団レベルの差”です。具体的には、high群で42.1%、それ以外で37.5%で、差は4.6ポイントでした。これは「個人の将来を当てる数字」ではなく、「同じ規模の集団を比べたときに、2疾患以上の人が平均的にどれくらい多いか」を表す指標です。したがって、この結果だけから「ADHD特性が高い=将来必ず病気」とは言えません。 次に「媒介(間接経路)」の意味です。この研究は、ADHD特性と中年期の身体健康の関連が、成人期(26〜46歳)にわたるリスク要因の“累積”によって、どの程度説明できるかをパスモデルで検討しています。その結果、ADHD特性が高いほど、成人期に①喫煙、②高BMI、③心理的苦痛(distress)が“長期的に蓄積しやすい”傾向があり、その蓄積が一部、46歳時点のmultimorbidityや身体的役割制限(disability)と結びつく、という間接経路が支持されました。平たく言えば、「ADHD特性→成人期の生活習慣・心理的負荷の積み上がり→身体の健康」という“説明できる通り道”が一定程度ある、ということです。 ただし、これらの媒介要因をモデルに入れても、ADHD特性と身体健康の関連が完全に消えるわけではなく、直接効果(説明しきれない関連)も残りました。つまり、この研究は「喫煙・体重・心理的苦痛が重要な一部を担う可能性」を示しつつ、「それだけが唯一の経路だ」とは結論づけていません。因果の断定や単一要因への還元を避け、複数の経路が関与しうる、という理解が妥当です。 性差については、疾患数とmultimorbidityでは男女差の“交互作用”は有意でなかった一方、日常生活の制限(身体健康による役割制限)は女性で関連が大きい推定でした(女性 b=4.07、男性 b=2.37)(Stott et al., 2026)。ただし理由の断定はできません(この研究単体では機序は確定しない)(Stott et al., 2026)。 この研究は「因果関係の断定」ではなく、“子ども時代の特性”が、成人期の喫煙・体重・心理的苦痛などと絡みながら、中年期の身体の健康指標と関連する可能性を示したものです。支援のポイントはラベリングではなく、リスクが積み上がりにくい環境と導線を整えること——ここがこの図のメッセージだと思います(Stott et al., 2026)。 参考文献(APA) Stott, J., O’Nions, E., Corrigan, L., Cotton, J., Donnellan, W. J., Nimmons, D., Shelford, H., El Baou, C., Stewart, G. R., Cheung, R. W., Desai, R., McKechnie, D. G. J., Eshetu, A., Saunders, R., Suh, J. W., Mandy, W., Gaysina, D., Asherson, P., Agnew-Blais, J., & John, A. (2026). Attention-deficit/hyperactivity disorder traits in childhood and physical health in midlife. JAMA Network Open, 9(1), e2554802. doi.org/10.1001/jamane…



【小中高生の自殺者532人 過去最多】 news.yahoo.co.jp/pickup/6567874