足立 浩志 (Fireloop)
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足立 浩志 (Fireloop)
@adatinc
大阪のライブハウス・寺田町Fireloop店長、合同会社ファイアーループ代表。音に詳しいです。書籍「バンドマンが知るべき100の秘訣」「ライブハウスの取扱説明書」(どっちもリットーミュージック) 絶賛発売中。個人的お仕事は[email protected]まで
大阪市天王寺区寺田町駅 Katılım Mayıs 2011
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この調子でデジ卓と内部GEQ(これは0.67ms)の正確なレイテンシーも知りたいところだが、アナログ卓でsmaartはすがに面倒なので今日はやめとこう。スペック表通りなら卓で1.1msなので、それを信じてヨシ。1.88+1.1+0.67=3.65msで、スピーカーにくっつけて測った遅延の4.1ms、ボイスコイルの奥行きを考えるとそんなもんだと思う。
ちなみに、ステージボックスのアウトではなく卓のアウトから出力すると0.09ms短くなった。たった3センチ分なので本当にヒマな時にやろう。スペック表によると「卓でのIOで0.9ms、ステージボックス使ったら1.1ms」とあるから、AES50のINとOUTにそれぞれ0.09ms遅延があると考えて良いと思う。ステージボックスを使わなければ(アナログマルチでいくなら)0.2ms、6cm分速くなるというわけだが、音質や取り回しなど考えて「そこまでやらなくてヨシ」とは思う。アナログGEQにして0.67ms短くした方が有効だが、今どきリモートで弄れないGEQは乗り込みさん的に不便だと思う。
さて、ここまで言っといて最近は「レイテンシーは短けりゃ短いほど良い」とは限らん、という考えになっている。確かに聴き比べ・演り比べると遅延は短い方がいいんだが、ウチみたいな規模のライブハウスは生音とFOHが半々くらいになることも多く、FOHが「早すぎても」「遅すぎても」ロクな合成結果にならない。1msで500Hzからのコムフィルターが問題になり、許容できるのは3ms(166Hz)〜4ms(125Hz)までってところだろうか。それ以上になると相当致命的になってくる。PAを出さない方がマシ、あるいは生音を限界まで下げてもらう(ドラムは無理だと思う)しかない。
大きい会場だと生音の比率が小さくなっていくので無視できるレベルにはなってくる。小さい会場だと「爆音にしないと良くならない」みたいな現象も多々あるのはコレが大きな原因、のひとつでもある。良い音を聴かせるためには今、この会場で生音とFOHの比率がどの程度なのかも常に意識しておく必要があると思う。どちらかがデカい方が結果は良くなる。ただし、演奏しやすいかどうかは別問題なのだ。完全にヤバい。
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