跋扈老人
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保守系の政治家には、歴史上天皇は男子だけであり、それが日本の伝統、という言い方をする人がいるようだ。
しかし、例えば飛鳥、奈良時代には女性の天皇がおり、推古、持統天皇などは歴史的に重要な役割を果たした、と言われている。
平安以降長らく男性天皇が続いたが、それは中国から入った男尊女卑的な儒教思想の影響とも言われている。
一方、元号令和を定める時には、できるだけ中国の影響を排した漢字が採用された、とも聞く。
一体何をもって日本の伝統というのか、様々な考え方がありそうで、単純に割り切れるものではないように思う。
(なお、江戸時代に男尊女卑的な考えが再び強くなったそうだが、それは中国から入った朱子学の影響と言われる。)
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憲法を改正し、緊急事態条項を追加すべき、との意見がある。
安倍政権時、自民党の重鎮(今も現役)が記者との懇談で、緊急事態条項の話題になった時、「ナチスの歴史をよく勉強することだな」と語っていた、と報じられたことがある。
ナチスは、国会議事堂放火事件を契機にワイマール憲法の大統領緊急権に基づき国民の基本的人権を停止し、更に「放火は共産党によるもの」と決めつけ共産党議員を逮捕するなどして、ナチス独裁に進んでいった。(なお、放火はナチスの自作自演だという。)
緊急事態条項を主張する議員は、この歴史は良く知っているであろう。
このような条項を日本で追加する必要性は吟味するとともに、追加する場合には、議会や裁判所によるチェックが十分に機能するようにすべきではないだろうか。
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英国のチャールズ国王が訪米した。ふと、国王就任の頃の映像を思い出した。
国王がインクをこぼしてとても戸惑っているのを、横にいたカメラ王妃が手際よく処理してあげていた。その様子は、まるで子供の面倒を見る母親であった。
国王は、母親の愛情に飢えていたのではないか、と感じた。エリザベス女王は、将来の国王としてチャールズには厳しく接したという。一方弟のアンドルーは溺愛したようだ。アンドルーはご存知のように、様々なスキャンダルが報じられている。
王室の子育ては難しい。日本の皇室では、加えて男尊女卑的なルールなどがあるから、尚更難しいのではないか、と推察する。
政治家は、自分達は裏金作り、不倫等やりたい放題のようであるが、皇室の方々には、同じ人間でありながら随分とご無理を求めているのではないだろうか。
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