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火山灰から守ろうと子供に覆いかぶさる親や抱き合う夫婦の遺体の中、鍵付きの箱を大事に抱えた遺体は人間の美しさと欲深さを象徴するかのように語られることがあったけど。 思わずぐっと来た研究結果。 ポンペイ「逃亡者の庭」犠牲者の職業が判明─携えていたのは「医療箱」 artnewsjapan.com/article/73849



【なぜ「たぬき」は祀られないのか】 全国に数万社もある稲荷神社では「狐」が神の使いとして祀られているのに、たぬきの神社は極端に少ない。 答えはシンプル。たぬきには「メジャーデビューのチャンス」が無かったからです。 狐サイドに揃っていた、四つの強力なバックアップがこちら ・真言密教の尊格「荼枳尼天」 インド由来の仏教メジャーレーベル ・中国の「仙狐伝説」 大陸由来の神秘思想 ・陰陽五行における「陰」 神聖な女性性の象徴 ・稲を食うネズミを狩る益獣 農耕への実利 この四拍子に、宗教界のスター・空海が絡みます。 空海が東寺に持ち込んだアンダーグラウンドな呪術「荼枳尼天の法」と、稲荷山での神秘体験伝説が交わり、まず【稲荷=荼枳尼天】のユニットが誕生。 ほぼ同時期、伊勢神宮の周辺では神饌に奉事する未婚の少女「子良(こら)」に、中国の仙狐思想と陰陽五行が流れ込みます。 「神聖な女性(子良)≒ 陰 ≒ 神聖な狐(仙狐)」という連想から、子良はやがて「孤良」と表記されるようになり、ここで【荼枳尼天=狐】が成立。 そして伏見稲荷の神宮寺「愛染寺」で二つの流れが合流します。 【稲荷=荼枳尼天】 + 【荼枳尼天=狐】 ↓ 【稲荷=狐】 ペンパイナッポーアッポーペンと全く同じ原理で稲荷=狐が一気に拡がりました。 一方、たぬきの場合 ・対応する仏教の尊格がいない ・そもそも中国語の「狸」はヤマネコ類を指すため、日本のたぬきは大陸神話に便乗できなかった ・むしろ畑を荒らす害獣 メジャーレーベルの後ろ盾を得て神格化されていく狐を尻目に、たぬきはこの国家規模のプロジェクトに最後まで呼ばれませんでした。密教や陰陽道のシステムに組み込まれず、どこか抜けた愛嬌も相まって「地元で愛されるローカル芸人」止まり。 唯一の例外が四国です。 そもそも昔の四国には狐が生息しておらず、不思議な霊力の器としての座をたぬきが独占。屋島の太三郎狸や阿波狸合戦など、今でも熱烈に信仰されていますが、それでも稲荷のような全国展開には至りませんでした。














