光惟 (菓子暦) Ⅱ

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@cwjkd

時の列車は加速度を増し、色んなコトや想いを積み残したまま夜のトンネルを幾つも潜りぬけ、いつもの朝を重ねて行きます。 …いつもの朝、そんなものは決して無いんだけれど、今はその現実には蓋をして、ただ目の前の色んなコトに心を移し映して旅を続けます。 かつて、大学の先輩から「京都人への偏見を誘うヒト」と評されたボクです。

Katılım Ekim 2012
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濃いめの色調の『花見団子』、更に濃い緑の青竹串が一つにまとめます。その青竹の濃緑も、春の瑞々しさや再生の力強さを表しているようで、この季節に相応しい景色演出のピースとなっています。
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どの団子も外から中まで同じ材質で、餅系は全く入っていません。 先ず先頭の桃色は、三つの中では一つだけのこなし製で一番モッチリと歯応えがあります。 続く緑はヨモギ入りのねり切り製で、粗くヨモギが残され香りも高く仕上げられています。 そして殿は漉し餡ベースのねり切りで…『花見団子』。
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昨日に引き続きの団子は、シンコ餅ではなくこなしとねり切りで作られた『花見団子』です。 いつもの艶やかな景色とは異なり、艶消しの団子は白が飛んで緑が一つ詰まって真ん中となり、漉し餡ベースがその右隣に納まってしんがり(殿)を務めます。
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食後に喰ったのは『ピーチ・メルバ』です。
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焼物、カマス(魳)の柚香焼と菊花蕪もサクラの器で花見気分の演出です。
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さて、" 花見 " の趣向は飯にも… 刺身は " サクラ " 鯛の刺身です。 ちょっと歪ではありますが、毎年の花見の趣向として桜花に拵えた" サクラ " 鯛なのです。
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米粉を蒸して拵えたスタンダード仕様の『三色団子』、桃色・白・緑の配色って〈菱餅〉と同じですよね。 《花見団子》としての『三色団子』の起源は、秀吉の醍醐の花見だと云います。 でも〈菱餅〉がコノ配色になったのは明治以降なのですから、イマの『三色団子』も同時期以降の成立ではないかと…
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" 花より団子 " と云いますので、《花見団子》です。 通年見掛ける『三色団子』ですが、この時期だけは《花見団子》と名を改めての御目見えです。
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黄身時雨のひび割れた独特の景色、この何処が時雨に見えるのか?! 日本海からの季節風に乗って現れる対流雲、俄かに雨を降らして短い時間で通り過ぎて行き、その後再び陽射しが戻る…ひび割れは雨後の〔雲の切目〕なのです。 明日の雨も短い時間で去ってくれれば花散らしにはならない…『都の春』です。
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卵を使っているので日保ちがしなかったり、時雨と云う気象現象そのものが初冬に多かったりするので、黄身時雨は肌寒くなってからの菓子でしたが、今は通年で見掛けるようになりました。 その黄身時雨で表した『都の春』、ほろほろと溶け崩れる食感が花の儚さに通じるのでしょうか。 芯は漉し餡です。
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コッチは黄身時雨製『都の春』、やはり萌黄と薄紅の片身替りです。 〈時雨〉と云うのは晩秋から初冬にかけて見られる俄雨の現象で、晴れていたと思ったら俄かに墨を流したような雲が広がり、ザァーっと降ったかと思うとまた直ぐに止んで陽が射したりします。 そんなイメージが見た目の黄身時雨です。
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満開を迎えた桜、『らんまん』とした花に酔う人もイッパイの京都です。 さて、水曜日の雨は何とかやり過ごした満開の桜ですが、週末の雨は花散らしの雨になりそうです。 名立たる庭を訪ねずとも、桜はいたる所で咲いています。仕事場への行き帰りの道すがら、ひとり静かに見上げる花も風流かと…
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全体に淡い色調の黄緑と桜色の片身替りに染め分けたきんとんを台に、桜色の半身と同じグラデーションの桜花を二輪咲かせ、〈都の春〉は當に『らんまん』の春景色です。 イマまさに、堀川沿いの歩道はこの " 柳桜をこきまぜ " た錦の京洛です。 『らんまん』の芯は粒餡です。
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見渡せば 柳桜を こきまぜて     都ぞ春の 錦なりける  この素性法師の歌を本歌に、〈都の春〉と名付けられたきんとんがあります。 官休庵さんの初釜で使われる主菓子ですが、本来の時期は桜なのでイマと云うことになります。 その菓子に少しアレンジを加え、より桜を強調した『らんまん』です。
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五弁の花の姿に形作られた薯蕷饅頭には、丁寧に焼印で輪郭線と蕊が描かれ、花の色を象徴的に表した小さなハート形の紅が五つ、規則的に置かれています。 そんな薯蕷饅頭『嵐山』は、西洋の幾何学文様の意匠にも見えます。そう、〈不思議の国のアリス〉のトランプを連想させませんか?!
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卯月朔日、満開を迎えた京洛に生憎の雨が降ります。 ところがそんな無情の雨にもかかわらず、花名所には大勢の観光客が押し寄せています。 13世紀末、亀山上皇が離宮〈亀山殿〉に吉野の桜を移植させたことで始まる花の名所、『嵐山』にも雨が降ります。
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花の『春霞』たなびく吉野へ行きたいのですが、アクセスに難があり、思うばかりで二度目がなかなか実現できません。 車で行けば渋滞の列、電車は特急でないと普通は各駅で通過待ちをさせられて二倍以上の時間がかかる上、その特急チケットがなかなか取れない…行ったら行ったで相当疲れます…ポンッ!
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花か霞か、漉し餡を包んだ白と薄桃色のきんとんは和かな花の景色の『春霞』です。 まさしく " 春霞 たなびびきにけり久方の… " です。 花は吉野、吉野と云えば義経と静御前の惜別の地、満開の桜をイメージして《河連法眼館の段》に因んで小鼓の意匠です。
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弥生晦日、今年は数日早めで満開を迎える桜、吉野山では下千本が五分咲になっているそうです。 " 一目千本 " の吉野山、下千本、中千本、上千本と丹治川の谷をシロヤマザクラが埋め尽くします。 殊に上千本から谷を見下ろせば、花は宛ら『春霞』です。 更に進めば西行法師が庵を結んだ奥千本…
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その " 燦爛たる都の春 " を目指して訪れる観光客で、京都はまたぞろ大混乱…💧 西行法師ならずとも、" あたら桜のとがには有りける " と洩らしてしまいそうです。 そんな人心を知ってか知らずか、微笑むような『桜』です。 否、花の精に " 非情無心の草木の 花に浮世のとがはあらじ " と返されそう?!
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