らいおん
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@drlion1111
文章で人生を変えた医師|Kindle5冠作家|医療ニュースを医師・研究者・医療コンサルタントの立場から解説しています|
らいおんの本頭の中📚 Katılım Aralık 2021
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【朗報⚡️】美容医療業界にカルテ義務化のメス🍴
(医師&医療コンサルタントが解説🔍)
◾️そもそも根拠は?
医師法施行規則 第23条
・病名
・主要症状
・治療内容
などをカルテに記載する義務
つまり、自由診療にも当然、
「カルテ記載義務」は元々あります。
◾️今回の改正の本質
「美容医療における『症状』の定義」
従来
・症状や病名を書く
※そもそも症状も病名もありません
改正後
・患者の主たる訴え
・患者が希望する治療
これを、
「症状の代替」として書いてください、
と明確化されました。
◾️つまり何が起きたのか?
「グレーだったカルテ運用」が終了しました。
今までは、
・なんとなく書く
・適当にテンプレ
・ほぼ空欄
でも許されていました。
改正後は、
「患者の意思が残っていない」
=アウトとなります。
◾️なぜここまで厳格化されたのか?
美容医療トラブル激増
・相談件数 約1万件超
・5年で約5倍
しかも問題は、
保健所が入っても
カルテが役に立たない。
・調査不能
・責任不明
証拠がない状態でした。
◾️今回の改正の狙い
① 説明責任の可視化
② 医師 vs 患者の認識ズレの記録
③ 行政が検証できる状態を作る
つまり、
「カルテを証拠として使えるようにする」
ための改正です。
◾️現場で起きる変化
・カウンセリングがそのまま証拠に
・「患者が希望した」の裏取り必須
・適応外治療のリスク上昇
・テンプレの同意書だけでは防御不可
◾️医師側の実務対応
・主訴は患者の言葉で記録
・希望施術は具体名で明記
・医師提案と区別して記載
・リスク説明もカルテに残す
・同意書と完全一致させる
◾️まとめ
今後は、
・広告規制の強化
・適応基準の明文化
・自由診療の規制強化
など、規制はどんどん厳しくなるでしょう。
美容医療は、完全にフェーズ変わりました。

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新研修医の皆さん…あなたの心に直接呼びかけています…。
「ERではベッド移乗を手伝いましょう!」
ただし、自分の病院が
「1・2・3(移乗)」派なのか
「1・2・3・(移乗)」派なのか
確かめてからチャレンジを。
頭側を担当していると、患者さんの首だけ先に移乗したり取り残されたりします。
らいおん@drlion1111
新研修医の皆さん…あなたの心に直接呼びかけています…。 「休日は『完全に』担当患者さんのことを忘れましょう。」 人には「ミラーニューロン」があり、共感して相手の感情を自分の感情と混同します。 「持っていかれる」医師は共感能力が高いので、自分と患者さんの境界線を意識しましょう。
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@drlion1111 直美だと、カルテの書き方もよくわからないでしょうね。
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【悲痛⚡️】5月に「限界です」と書き残した1年目の消化器内科後期研修医…過労死と医療現場の構造的な問題について考える🏥
(医師&医療コンサルタントが解説🔍)
◾️何が起きたのか?
2022年4月に兵庫県の甲南医療センターで26歳の消化器内科の後期研修医になった直後、同年5月に命を絶ちました。
報道では、長時間労働や過重な業務負担が背景として指摘されています。
遺書には「限界」という言葉が記され、周囲への感謝や責任感の強さがにじむ内容でした。
◾️問題の本質は?
これは単なる「医師のメンタルの問題」ではありません。
構造的には以下の要因が重なっています。
・長時間労働
若手医師は教育と労働が混在し、
実質的に「労働時間が青天井」になりやすい。
・責任の過剰集中
医療安全の最前線に立ちながら、
意思決定の裁量は限定的。
・評価構造の歪み
「頑張れる人がさらに頑張る」
という古い文化が部分的に継承されてしまっている。
・相談不能な環境
指導医との関係性や文化的圧力により、
SOSを出しにくい環境。
◾️エビデンス的にはどうなのか?
医師の過労とメンタルヘルスの関連は明確です。
・週60時間以上の労働はうつ症状リスクを有意に上昇させる
・バーンアウトは医療過誤の増加とも関連
・若手医師ほど自殺リスクが高い傾向にある
これらは欧米の大規模研究や日本の労働衛生研究でも一貫しているデータです。
◾️働き方改革の本質とは?
2024年から医師の働き方改革が本格施行されましたが、本質は「労働時間の上限設定」ではありません。
・教育と労働の分離
・業務のタスクシフト
・責任の適正分配
・心理的安全性の担保
ここまで踏み込まないと、
単なる「帳尻合わせ」になって終わりです。
◾️臨床現場で実際に起きていること
・人手不足の穴埋めとして若手が使われる
・「教育」という大義名分で無償労働が発生
・「断れない文化」が継続
この状態で「自己責任論」を持ち出すのは、
現実から目を背けています。
◾️今後はどうするべきか?
・専攻医の労働時間の完全可視化
・第3者による労務監査
・メンタルヘルス支援の義務化
・指導医評価に「労働環境」を組み込む
この問題を「仕方ない」で済ませるか、
「変えるべき構造」として捉えるかで、
これからの「労働環境の質」そのものが変わります。



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@drlion1111 これは訴訟を想定すると、書いて無ければ、患者の言い分が全て通る保険診療の世界線ですね。訴訟は多そうですが、今まではどうだったんでしょう?
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【医療制度の歪み?】YouTuberが「直美」を選んだ理由を、日経メディカルオンラインさんが取材📝
(医師&医療コンサルタントが解説🔍)
◾️何が起きているのか?
美容系YouTuberとして活動していた林世蘭(芸名:藤白りり)氏が、いわゆる「直美」ルートで初期研修後に美容クリニックに就職。
この背景として、単なるキャリア選択ではなく、自身のYouTubeで「医療保険制度そのものへの違和感」を指摘しています。
◾️「直美」とは何か?
初期研修修了後、保険診療の専門研修を経ずに自由診療(主に美容医療)に進む医師のことねす。
収入・労働環境・裁量の面で魅力がある一方、臨床経験の偏りが問題視されています。
◾️なぜこの流れが起きるのか?
最大の要因は「診療報酬構造」です。
・保険診療
低単価・高ボリューム・人件費圧迫
医師1人あたりの生産性に限界
・自由診療
高単価・完全自費・価格設定自由
マーケティング次第で収益最大化可能
この構造差により、若手医師ほど合理的に自由診療へ流れやすい状況になっています。
◾️制度的な歪みは?
現行の日本の医療制度は以下の特徴があります
・公的保険診療は原則非課税
・診療報酬は国が決定
・医療機関の裁量が小さい
その結果、
「努力や工夫が収益に反映されにくい」
という構造が生まれています。
一方で自由診療は完全な市場競争
→ SNS・ブランディング・集客力がそのまま収益に直結しやすい。
つまり、
医療の質よりも「マーケ力」が収益を左右する領域が拡大しています。
◾️YouTuber→医師という構造的優位
林氏のケースで重要なのはここです。
・既にフォロワーを持っている
・セルフブランディングができる
・集客コストが極めて低い
これは通常の医師と比較して圧倒的なアドバンテージです。
結果として「医療スキル以外の要素」で勝負が決まる構図が強化されます。
◾️賛成意見
・医師のキャリアは自由であるべき
・自由診療はイノベーションを生む
・収益性が高い分、設備投資やサービス向上が可能
◾️批判的意見
・臨床経験不足による安全性の懸念
・美容医療トラブル増加
・保険診療の担い手不足
※実際に、消費生活センターへの美容医療相談は増加傾向にあります。
◾️本質的な問題は?
これは「個人の選択」ではなく
制度設計のインセンティブの問題です。
・保険診療=疲弊しやすい構造
・自由診療=努力が報われやすい構造
この差がある限り、同様の流れは止まりません。
◾️今後の論点
・診療報酬の見直し
・自由診療の規制強化
・専門医制度との整合性
・医師のキャリア多様化の是非
◾️まとめ
・「直美」は個人の問題ではなく制度の帰結
・自由診療は合理的な選択になっている
・医療の質と市場原理のバランスが今後の焦点
このテーマは、医療政策・キャリア・ビジネスが交差すし意見が分かれる問題です。


らいおん@drlion1111
直美で話題の林世蘭(藤白りり)先生が就職したXクリニックの月給は2000000円〜。 保険医療の「報われない構造」が、優秀な人材の自由診療への流出を生み出し続けています…。
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