えりんぎ

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@eringi_178

近代文学、幻想小説、民俗学関連の本を好んで読んでいます。とくに好きな作家は泉鏡花と澁澤龍彦。好きな音楽はプログレとハードロックで、愛機はSG。Vtuberさんがアイドル。無言フォロー失礼します、無言フォローOKです。

杜都 Katılım Nisan 2023
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えりんぎ@eringi_178·
死と蘇生、賤と聖、漂泊民と定住民、母子神信仰を鍵にして、不思議な魅力に満ちた五説経の構造を論じます。 さよ姫、安寿、照手、乙姫を、幼神の蘇生と救済に献身する大地母神の系譜に位置付け、生身の肉体と行動に生きる雲井の前を、説経の終焉を象徴する特異な存在とする論考がとくに面白い。 #読了
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えりんぎ
えりんぎ@eringi_178·
松沢病院時代に、ライシャワー事件を引き起こしたY青年の主治医を担当したときの話、三枚橋病院の設立後に、宇都宮病院事件で罪に問われた「元看護助手」(実は患者であり被害者)の主治医となり、彼の弁護側証人として法廷に立ったときの話にも触れられています。 後者の答弁の迫力には圧倒されます。
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えりんぎ
えりんぎ@eringi_178·
最初に勤めたN精神病院の惨状に衝撃を受け、次に赴任した都立松沢病院でも患者に対する抑圧と管理を目の当たりにした著者が、新たな精神医療を目指して群馬県太田市に三枚橋病院を設立し、全開放病棟の実現に尽力した記録。 戦後〜昭和末期の精神医療をとりまく状況も分かり易く説明されている。 #読了
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えりんぎ
えりんぎ@eringi_178·
古代〜中世の尼の活動と尼寺の変遷を、図版とともに90ページ余に凝縮して案内しています。 妻が出家した場合には、夫との婚姻関係は解消されたが、息子が出家した場合は、むしろ母子関係が濃密化していく話、見習い尼の髪型「尼削ぎ」(それでも背の中程までもの長さ)の話、勧進比丘尼の話など。 #読了
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えりんぎ
えりんぎ@eringi_178·
@Appletaro 中世〜現代までの「水子」観を辿るなかで、1970年代後半からの水子ブームについても批判的に触れられています。 ブームのきっかけとなった「紫雲山地蔵寺」と「生長の家」との関係、その二者にみられる国家神道的思考が興味深かったです。 その辺りの事情をもっと深く掘り下げた本も読んでみたくなる。
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Azuki58
Azuki58@Appletaro·
@eringi_178 そそられるぅ… おもに1970年代ごろから供養ビジネス化した。って読んだ記憶があるんですけど、時代的にその辺でしたか?
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えりんぎ@eringi_178·
水子が復讐に来るなどとして恐怖を煽る商業的に歪められた「祟り」観から水子供養そのものを切り離し、その発想や儀礼の底に流れる日本的宗教観・倫理観がどのように形成されてきたかを探ります。 循環する死生観、子どもを「カエス」ということ、地蔵信仰、供養のもつ罪悪感と癒しの効果など。 #読了
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えりんぎ@eringi_178·
明治6年、10万人(!)が参加し、その過程で1500軒以上の被差別部落の家屋を焼き払った筑前竹槍一揆を、「解放令」反対一揆と定義した論考集。 随所に抄録される、当時の博多区住吉神社の神官が残した「横田徐翁日記」からは、一般民衆の被差別部落民への眼差しと空気感が生々しく伝わってくる。 #読了
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えりんぎ@eringi_178·
@piromix1002 巻末や本文中に挙げられている参考文献のなかで、気になるものを選んで読んでいます。 そうすると、その参考文献の方でもさらに参考にしている文献がある訳で、またそれも気になってきて…、という感じで数珠繋ぎというか、投網を打つ感じでいろんな本を引き寄せています。 民俗学、楽しいですよね!
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HIROMIIIIIIIIII
HIROMIIIIIIIIII@piromix1002·
@eringi_178 はじめまして。いつもポストを興味深く拝見拝読し、本を買い求める際の参考にさせていただいております。私も民族学には妙に惹かれます。いつもありがとうございます。 えりんぎさんは、何を参考に、本を選んでらっしゃるのですか?大変興味がありまして質問させていただきました。
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えりんぎ
えりんぎ@eringi_178·
中世の人びとは、鐘の音に代表される「音」にあの世とこの世を繋ぐ呪術性を感じていたが、戦国時代を境に徐々にその感覚は後退し、この世において人と人とを結び付ける実用的道具として捉える方向へと変化してくる。さらには娯楽としての音楽へ。 その過程を、歴史・民俗史料のなかに辿ります。 #読了
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えりんぎ@eringi_178·
親や肉親による障害者殺しをめぐる裁判では、殺された者の立場よりも、殺した親や肉親の立場が圧倒的に重視され、ほとんどの事例に執行猶予がつく状況が、1970年代の終わり頃まで続く……。 ここからも、障害者の生きる権利・幸せの権利が、健常者側に握られてきた歴史が長くあったことが分かります。
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えりんぎ@eringi_178·
戦前〜戦後にかけて、働くことを核にした役割分担意識(とりわけ、夫婦の協働関係の不履行)、世間や人びとに負担をかけることなく独立自存せねばならぬとするある種の律儀さ、劣勢遺伝という姿なき恐怖に包囲された窒息状況のもと、家族内で起こった障害者殺しの事例を新聞報道のなかに見ていく。 #読了
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えりんぎ@eringi_178·
和食で、おかわりをするときに一口だけ残す作法と、柿の実を全て取り尽くさずに一部を残す風習(キモリ)の根底に同じ原理を見いだす考察には目から鱗! ほかにも紫の鏡、人面犬とクダン、妖怪を見る方法、掃き出すホウキの呪力など、楽しい話が満載。 新聞連載ということで、とても分かり易い文章です。
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えりんぎ@eringi_178·
高知新聞に連載された民俗学エッセイをまとめた本。 口さけ女が、ウワサの最末期には三人姉妹の末っ子として語られるようになるのは、「蛇婿入り」型の従来の民俗伝承への先祖返り? 「霊柩車に出会ったら親指を隠す」というのは、親指が霊的なモノの出入り口されていた民俗心意の名残り?など。 #読了
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えりんぎ@eringi_178·
中世〜近世を通じ人身売買禁止令はたびたび出されたが、それは勾引や不法な人商いに対してであり、主人が譜代下人を、親が子を正規ルートで売買することは容認されてきた。 年季奉公人化政策により、次第に後者の公認売買も稀にはなるが、新たに遊女奉公という形をとりつつ昭和期まで残存する。 #読了
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えりんぎ@eringi_178·
@JEWEL314977 すごく分かります! 言葉の意味どおりの、「バックグラウンド」の音楽になってきますよね。 あと、何回も聴いている洋楽だと、歌詞が日本語を聴いている感覚で身体を入ってくるようになる。
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JEWEL
JEWEL@JEWEL314977·
今日の車のBGMは、イエモンの『JAM』🎶多分私は一生90年代の音楽から離れられない。 というか、10代~20代の時に聴いてた音楽が、年を経るにつれ、どんどん心のお守りのような存在になっていくとは当時は思わんかったな~
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えりんぎ@eringi_178·
なかでも、語り出しが乱歩の短編小説を思わせる「のしかかる娘たち」が印象的。 生意気な男を、娘4、5人がかりで捕まえて、馬乗りになって坑内の車道にくくりつけて泣いて謝るまで放置したり、自分たちのちょっとした悪さをみとがめた事業方を袋叩きにした思い出が、エネルギッシュに語られています。
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えりんぎ@eringi_178·
明治後期〜昭和初期、筑豊の炭鉱で働いた女性坑夫たちからの聞き書き集。方言のまま記録されています。 3キロ超の安全灯を歯で咥えてのスラ曳き、月経中でも「草鞋でも新聞紙でも、あるもの突っ込んで」血を吹き出しながら働いた話、坑内事故で亡くなったひとの亡霊が出る話、迷信的タブーなど。 #読了
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えりんぎ@eringi_178·
明治20年代の日本仏教界での神智学ブーム、逗子でポイント・ロマ派の神智学ロッジを運営していたスティーブンソンの大正12年の講演「霊智学に就きて」を絶賛し、神智学に道徳の活性化の活路を求めた成瀬仁蔵のエピソードなどを扱う吉永進一氏の論文は、日本人と神智学の出会いを知るうえで貴重です。
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えりんぎ@eringi_178·
天理教の教祖・中山みきとその後継者である飯降伊蔵の「おさしづ」、第一次大本事件おける出口王仁三郎の精神鑑定と責任能力、沖縄のユタとカミダーリ(沖縄の、本土とは少し異なる精神医療史をからめて論じている点が面白い)などをテーマとする七篇の個別論文で、近代日本の憑依観の変遷を辿る。 #読了
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