GKADOI
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@genkadoi
35歳でちばてつや賞大賞を受賞→程よく挫折し現在はゲーム会社に勤める。自転車好き。興味を持ったモノは自分で作ってみたくなる性質を持っている。




昨日、Makuakeにも掲載されているフルカーボン電動アシストバイクの営業さんが来られました。 投稿時点では、Makuakeで7800万円以上の応援購入が集まっているようで・・・。 商品としては軽くて見た目も良く、面白そうな部分はありました。 ただ、型式認定は受けていないとのこと・・・。 また型式認定を受ける予定もないとのこと。 当店では、型式認定を受けていない電動アシスト自転車については、整備協力店・取扱協力店としての対応はしておりません。 また、修理などもお断りしております。 理由は単純で、電動アシスト自転車は公道を走る乗り物だからです。 モーターが付いていて、ペダルを回せば良いというものではありません。 日本の電動アシスト自転車は、人がペダルを踏む力に対して、モーターがどれだけ補助して良いかというアシスト比率が決められています。 簡単に言うと、時速10km未満では、人の力1に対してモーターの補助は最大2まで。 つまり、人間が1の力で踏んだ時に、モーターが最大2まで補助して良いという考え方です。 そこから時速10km以上24km未満では、速度が上がるほどアシスト比率を徐々に下げる必要があります。 そして時速24km以上では、モーターの補助力は0でなければなりません。 つまり、電動アシスト自転車は、低速ではしっかり補助してくれても、速度が上がるほど補助が弱くなり、24km/h以上では普通の自転車と同じように人の力だけで走る仕組みでないといけません。 今回説明を受けた車体は、トルクセンサーで踏む力を直接測る方式ではなく、アルゴリズムで制御しているとのことでした。 その仕組み自体を否定するつもりはありません。 ただ、人の踏む力を直接測らない仕組みで、どうやって常にアシスト比率を法律の範囲内に収めているのか。 そこは、口頭説明ではなく、型式認定や法令適合を確認できる資料が必要だと思っています。 Makuakeなどには新しくて面白い商品がたくさんあります。 ただ、自転車屋としては、軽い、カッコいい、価格が魅力的、という部分だけでは判断できません。 もし何かあった時に困るのは、購入されたお客様です。 だから当店では、型式認定の有無、法令適合の確認、保証体制を重視しています。 公道を走る乗り物である以上、まず大事なのは安心して使える根拠だと思っています。 もし基準が不適合だった場合、自転車ではなく原付等として扱われる可能性があります。 その場合、無免許運転なら3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金、 自賠責未加入でも1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金の対象になる可能性があります。 だから当店では、型式認定や法令適合の根拠が確認できない車体は扱いませんし、修理もしません。 #サイクルショップ金太郎 #電動アシスト自転車 #型式認定 #Makuake #自転車整備

































