JINDOH
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JINDOH
@jindoh
株式会社ゴモラキック代表取締役。Youtubeチャンネル「世界の齋藤模型店」カメラマン。履歴:株式会社海洋堂企画室長(2013-2018)。海洋堂チョコエッグショップ店長(1999-2003)。株式会社アートボックス月刊アーマーモデリング編集長(2006-2013)。模型と歩み続ける人生










【本日の登録商品】 Deckard’s Blaster プラモデルキット x.gd/EsLdV 『ブレードランナー2049』に登場する“デッカード・ブラスター”を、1/1スケールで立体化したプラモデルキット。 このアイテムが面白いのは、単なる「映画プロップの再現商品」では終わっていない点だ。130パーツという構成をあえて採用し、組み立て工程そのものを“デッカードの銃を整備する感覚”へ寄せている。完成品トイでは味わえない、“内部構造を理解しながら所有物にしていく感覚”がある。 そして重要なのは、このブラスターが『ブレードランナー2049』版であるという点。 1982年版『ブレードランナー』に登場したオリジナルのブラスターは、チャーターアームズ・ブルドッグやスタイヤーSL系のパーツ構成で知られる伝説的SFプロップだが、本作では30年後の世界観に合わせ、より経年感を強く感じさせる存在へと変化している。 つまりこれは、“若きデッカードの武器”ではない。 レプリカント狩りの時代を生き延び、荒廃した2049年を経た、“老いたデッカードの記憶”を感じさせるブラスターなのだ。 劇中でデッカードがラスベガス廃墟に潜伏するシーンに痺れた人間には、このブラスター特有の鈍い重量感と、妙に古臭い機械感が刺さるはず。 未来の銃なのに洗練されていない。むしろ1970年代的工業デザインの延長線上にある。その“未来になりきれなかった未来感”こそが、ブレードランナー世界の魅力であり、このブラスター最大の個性でもある。 キットとしてもかなり挑戦的で、トリガー可動、シリンダー回転、ボルトアクション風ギミックまで再現。さらにLED組み込みにも対応しており、自分なりの2049版ブラスターへ仕上げる余地が残されているのが実に模型的だ。 近年はブレードランナー系アイテムも増えているが、完成品ではなく“プラモデルとしてブラスターを組ませる”という発想はかなりマニア向け。 当時、雑誌でブレードランナー系プロップ特集や資料写真を食い入るように見ていた世代には、この「工業製品としてのSF」を自分の手で完成させる感覚が強く響くと思う。 『2049』は、単なる続編ではなく、「ブレードランナー」という世界が30年経過した後の孤独と老いを描いた作品だった。 このブラスターもまた、その空気を宿したプロップである。 机の上に置いた瞬間、ネオンと雨の匂いがしてくるタイプのキットだ。(カメラマン) まぶはメン限も✅





【重要】作品投稿スケジュールに関して 以前より予定しておりました作品投稿のお題について、延期のお知らせです。 6月予定の「ガンプラ旧キット縛り」 7月予定の「MODEROID」 につきまして、スケジュール都合により投稿時期を延期とさせていただきます。 詳細な日程は確定次第、改めて告知いたします! ぜひ今のうちにじっくり作品を作ってお待ちください🙇♀️ また、次回お題「ガンプラ旧キット縛り」に関する“旧キット”の定義については、以下リンクにまとめておりますのでご一読ください! x.gd/MQrvs

























