macwatanabe
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@macwatanabe
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MayaとBlenderの話がXSIまで広がってきているのが面白い。XSIを潰したAutodeskには怒りがあるが、3DCGが一般的になったのにはSoftimageの功績?も大きいと思う。当時、AmigaやMacなどパソコンの3DCGとSGIのGWSによるCGには多くのツール価格差や機能差があった。PAなどは1000万くらいしてなかったっけ? そのためハイエンドの3DCG環境を使える会社や人は限られていた。 MicrosoftがWindowsNTにOpenGLを搭載し、買収したSoftimageをパソコンで使えるようにしたのは衝撃だった。それまでSGIでしか動かなかったツールが少しずつWindowsで動くようになり、XSIやHoudiniやMayaも使えるようになった。(PAはIRIX止まりだったか、Winに移行したかは忘れた💦) そうやってローエンドから上がっていったLightWaveやMaxと、ハイエンドから下がっていったHoudiniやMayaが同じ土俵に立ち、良きライバルとして最盛期のSiggraphなどでは大いに各社が盛り上がっていた。同時に、SGIの凋落もはじまった。同じツールが安いパソコンで動くならば誰も高いGWSを買わない。SGIもWindowsマシンを出したが高いしカッコ悪いし売れない。リアルタイム性能が突出していたSGIのRealityEngineも当時小さかったnVidiaなどに追いつかれ抜かされた。今はSGIの事を知っているCGアーティストもほとんどいないのでは? 同じ土俵になったので、ソフトウェアの値段も劇的に下がった。LightWaveが20万くらい?Maxが50万くらい?だったのにMayaが1000万くらい?(←正確な記憶ではない)していたのが、200万になり100万になり50万になり20万になり…と同じ価格帯となってCGアーティストの裾野が広がった。 MicrosoftはSIをAvidに売却してその後Autodeskに、Alias|WavefrontのMayaもAutodeskに…それでCGツールの進化が遅くなった感じがする。MotionBuilderもNaiadも手に入れたのに各ツールのシナジーは発揮されずに今に至る。 MayaはペイントエフェクトやFluidが出たあたりがピークな気がする。まだエフェクトツールとして認知されていなかったHoudiniの飛躍は、AutodeskがNaiadを葬り去ったのも原因のひとつだと思う。あの頃は、海の表現はNaiad、群衆はMassive、爆発や炎の表現はMax…な感じだったけど、Naiadが買収されてMayaに機能としてすぐに搭載されずにモタモタしている間にHoudiniが躍進してエフェクトツールとしての地位を確立した。後日、Mayaのセミナーで海外の担当者が「エフェクトにはHoudiniを使ったほうが良いと思う」と言っていたのが印象的だった。 Mayaはずっと大きな進化をせずに今に至るが、多くのスタジオのフローに組み込まれ、仕方なく使われている部分もあるのかな。HoudiniやBlenderに今のMayaのポジションが奪われることは多分なくて、生成AIというゲームチェンジャーによって映像制作そのものが大きく変わっていくのでは…。 昔のことなので所々記憶違いもあるかも。









