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映画『スオミの話をしよう』9月13日(金)公開

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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月24日 湾岸スタジオにて、セスナ機セットでの撮影。 この映画唯一のアクションシーン。飛んでいる機内から、身代金の入ったアタッシュケースを地上に落とす。ワイヤーを使っての宙吊りシーンも。キャスト全員で大騒ぎ。西島さんの眼鏡が吹っ飛ぶというアクシデントもあったが、無事に撮影は終了。 これをもってクランクアップ。 でも映画作りの過程はまだ半分を過ぎたところ。これから仕上げの日々。そして宣伝活動。年明けの春に完成予定。来年の今頃はきっと絶賛公開中? 楽しい映画になりますように。多くの人に満足して貰えますように。 以下は、制作部安達祥子さんの制作日記より。 今日も和やかな雰囲気の中で進行。俳優部も強風を当てられたりやアクションシーンのある中で、楽しく笑いの絶えない撮影だった。とても雰囲気の良いこの組を象徴するような一日だった。本当に終わってしまうのが寂しいと思える、素敵なスタッフ・俳優部が集まった組で、まるでご褒美のようだった。参加できてとても光栄だと思う。安達 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月23日 湾岸スタジオにて、小型飛行機内の撮影。 今朝、突然思いついて助監督の鳥居加奈さんに電話する。「機内で前日にパーティがあったことにします。お誕生会の時の飾りみたいなものが沢山飾ってあって、それが扉が開いた瞬間に風で煽られるようにしたいのですが」 台本にはそんな設定はどこにもない。でも飛行機の持ち主は、いかがわしい実業家兼YouTuberの十勝(松坂さん)。彼のセレブな生活が垣間見れるような気がした。 風は受け止めるものがなければ強さが分からない。パーティの飾りが揺れれば揺れるほど、扉を開けた時の風圧の凄さが可視化出来る。そして何より、パーティグッズなら今からでも揃えられる確率が高い。撮影は数時間後に迫っている。スタッフはあちこち駆け回ることになるが、思いついてしまったものは仕方ないし、絶対にあったほうが映画として面白くなるのは間違いない。 スタジオに着いたら、既に機内にはパーティの飾り付けが施されていた。僕が思っていた以上に華やか。よくぞこの短時間に揃えてくれました!優秀なスタッフに支えられて映画は出来ている。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月22日 湾岸スタジオにて、小型飛行機セットの下見。 撮影もいよいよセット一つを残すだけ。小型飛行機を輪切りにしたような不思議な空間。本物をお借りして空港で撮影するという案もあったけど、じっくり落ち着いた環境で、役者の芝居を撮りたいという僕の希望で、スタジオにセットを組むことになった。小型飛行機の内部を細部まで再現した見事な作りだ。 でも、どこか物足りなさを感じた。リアルなんだけど、それ以上のものがない。もう一つワクワクする仕掛けが欲しい。一晩考えることにする。今から出来ることってなんだろう。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月21日 湾岸スタジオにて、エンディングの撮影。 長澤さんのミュージカル女優としての素養は、主演のミュージカル「#キャバレー」を観た時から分かっていた。豪華なセットで歌い踊る長澤さんは想像を超えていた。「#雨に唄えば」の #シド・チャリシー のダンスを参考にして欲しいとお願いした。覚えたフリを再現しているのではなく、その瞬間に湧き上がるパッションでつい動いてしまったような、そんな踊り。「分かってはいるんですけど、難しいっス」とぼやきつつも、長澤さんはひたすら稽古を続けた。まさに本番はシド・チャリシー降臨といった感じ。素晴らしかったです。 そしてそれをアシストしてくれた #宮澤エマ さんのキュートな存在感。さらに男たちの、真剣かつユニークなダンス。その中でミュージカル経験者として一際アクロバティックな振りを披露する #瀬戸康史 さん。面白さが詰め込まれた楽しいシーンになりました。スタッフ、キャストの皆さん、本当にお疲れ様でした。 長澤さん、宮澤さん、戸塚さんが撮影終了。お疲れ様でした。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月20日 湾岸スタジオ。本日は長澤さん一人で歌と踊りの最終確認稽古。 エンディングに流れる出演者全員参加によるナンバーのタイトルは「ヘルシンキ」。作曲は荻野清子さん。作詞は僕。台詞劇であるとか、長回しの演出であるとか、演劇的な要素が強めの「スオミの話をしよう」には、ミュージカル的カーテンコールがもっとも相応しい。そんな思いが詰まった「ヘルシンキ」。たった一曲とはいえ、本格的ミュージカル映画を作るつもりで準備を重ねてきた。映画におけるミュージカルナンバーは、映像としての完成度はもちろんのこと、それ以前に舞台作品としてきちんとエンターテイメントしていなければならないというのが、僕の持論。そのために音楽、振り付け、舞台美術、照明、そしてステージングと一流スタッフが集結して作り上げた「ヘルシンキ」。いよいよ撮影は明日だ。 セットに佇む長澤さんと話しに行った時、キラキラと輝く床の上を土足で歩いてしまい、スタッフに「監督、スリッパに履き替えて」と叱られてしまいました。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月19日 諸準備。エンディング用のセットの隣のスタジオでは、小型飛行機の内部のセットが完成間近。そして東宝スタジオ第9ステージでは、あの寒川邸リビングのセットの取り壊しが始まり、既にほとんど跡形もなくなっているらしい。もったいない気もするが「僕ら美術スタッフは撮影が終わったら、一日も早くセットを壊して貰いたい。そうすることで、あの空間は映画の中だけに存在することになるのですから」とは、日本を代表する美術監督・種田陽平さんの言葉。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月18日 湾岸スタジオ。エンディングのリハーサル。一ヶ月近く重ねてきたソング&ダンスシーンも、いよいよ撮影の日が近づいてきた。これまではリハーサル室だったが、今日からは実際のセットを使っての稽古。電飾がずらりと並んだ階段は、僕ら演劇の世界の人間から見ても、とんでもなく豪華。振り付けの本間憲一さんにステージングもお願いした。セットにも彼のアイデアが反映されている。邦画でこれだけゴージャスなミュージカルシーンはそうないのではないか。「#レ・ミゼラブル」「#シカゴ」にはかなわないかもしれないけど、少しでも近づけたいと思う。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月17日 千葉県千葉市若葉区貝塚町。ティーエムアドヴァンスで最後のロケ。 屋敷の外のナイトシーン。草野とスオミ、乙骨とスオミの別れの場面。西島さんと長澤さんに「元夫婦の感じを出して歩いてみて下さい」とお願いすると、一瞬にして雰囲気が変わる。さすがベテランの二人。 長澤さんは、以前、舞台をやった時から思っていたが、とっさに台詞を作るのがうまい。乙骨役の戸塚さんに告げる別れ際の台詞は、彼女のアドリブ。いきなりあんなことを言われて戸惑う、戸塚さんの表情も素晴らしかった。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月16日 湾岸スタジオ。寒川邸の書斎とスオミの部屋。 スオミの部屋で、彼女がいない間に私物を物色する草野。自分と暮らしていた頃とはまるで違うゴージャスな服の数々に戸惑う。彼が手にする一際鮮やかな色のロングドレスは、衣装合わせの時に、長澤さんにぴったりだけど着る場面がなく、一旦はボツになっていたもの。でも諦めきれず、僕は彼女がそれを着て階段を降りるシーンを付け加えた。衣装に当て書きしたのは初めて。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月15日 東宝スタジオ第9ステージ。寒川邸リビングの最終日。 スオミを愛した男たちが深夜に酒を酌み交わす。ロマネコンティを飲み干すというシーン。ひと瓶100万円以上はする高級ワイン。空き瓶とてなかなか手に入るものではない。関係者の関係者の関係者から、なんとか空き瓶をお借りすることが出来た。これぞ映画のリアリティ。でも中身はジュースです。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月14日 湾岸スタジオにセットの下見。 寒川邸のリビング以外の部屋は、こちらに建てた。書斎には筋トレマシンに加えて酸素カプセルが置いてある設定。どこに何を置けばいちばん画になり、そして面白いか。スタッフと検討する。 デスクの上の散らかり具合は、僕が担当。普段の我が家の机の上をイメージして、書類や本やその他よく分からないものを雑然と並べてみる。ほぼそっくりに仕上がった。これぞ映画のリアリティ。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月13日 シーン49。いよいよクライマックスの撮影。 午前中に段取りの確認をし、午後からカメラを回す。 なぜ〇〇を〇〇したかを○○を前に語るスオミ。彼女はこれまで、それぞれの○○に対して、自分の違う○○を○○していた。彼らが○○した時、スオミはどうするのか。長澤さんは長台詞の中、〇〇のスオミを瞬時に〇〇していく。見事な集中力。カットが掛かった時、自然に拍手が起きた。西島さんは「素晴らしかったです」と思わず長澤さんに声をかけ、#小林隆 は、「いい芝居を一本観たようだった」としばらく興奮していた。 長澤さんの代表作がまた一つ誕生した瞬間。 次のシーンの準備に移ろうとした時、スタジオの隅に長澤さんに呼び出され、もう一度撮り直して欲しいと言われるんじゃないかとドキドキしていたら、「口内炎が出来ました、ほら」と見せてくれた。お茶目な人です。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月12日 昨日の濃密なリハーサルを終え、新しい演出も加わったので、長澤さんには一日かけて段取りを身体と頭に染み込ませてもらうことにし、今日はお休み。 長澤さんは以前、舞台で僕の作演出の二人芝居「#紫式部ダイアリー」に出て貰った。#斉藤由貴 さんの清少納言とやりあう自由奔放な紫式部役。あれから10年。こんなに成長した女優さんを僕は知らない。余裕すら感じさせる今回のスオミ役。でも本人は「いっぱいいっぱいで具合が悪くなりそうです」といつも言っている。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月11日 クライマックスシーンのリハーサル。役者さん達が集まる前にスタジオに入り、昨日考えた動きのプランを、助監督さん達に手伝ってもらって試してみる。 リビングルームにあるソファセットを全部端に寄せて、中央に広い空間を作る。そこに人数分の椅子を並べる。部屋のどこかに置いてあったもの。あえて七脚、全て形の違うものにしてみた。 高さもサイズも違う椅子がずらりと並ぶだけで、何やらドラマチック。そこに五人の男と二人の女が腰掛けるわけである。 役者さんが揃って、リハーサル開始。これまで何度も繰り返し稽古してきたシーンだ。皆さん私服での参加だったが、その中で長澤さんだけが衣装を着ている。服に慣れるためもあるけど、役に集中する意味もある。シーンの大半は長澤さんの長台詞なのだ。迫る本番の日に備えて、気合も十分。 #鈴木京香 さんからのずんだ餅の差し入れ。僕の初監督作品「#ラヂオの時間」からのお付き合いである京香さんは、こうして自分が関わってない作品でも、いつもずんだを差し入れてくれる。ありがとうございます。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月10日 撮休。 クライマックスの撮影に備え、DVDで参考になりそうな映画を観る。またしてもルネ・クレール監督の「#そして誰もいなくなった」、シドニー・ルメット監督の「#十二人の怒れる男」。そして黒澤明監督の「#天国と地獄」。一室に集まった大勢の人間達の会話。会話。会話。動きのないシーンをどうすれば面白く撮れるか。長回しで撮ることは既に決めてある。カメラの位置は撮影監督の山本さんに相談できるが、俳優達のポジションや動きは僕が決めるしかない。ただ座っているだけでは面白くない。かといって意味なく歩き回っても、観客は混乱するだけだ。先人達の映像を眺めながら、彼らがどうやってそれを乗り越えていったかを、検証。そんな時は音声は消すようにしている。そうでないと普通に観てしまい、話にのめり込んで自分がなぜこれを観ているか忘れてしまうから。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月9日 今日も引き続き寒川の屋敷のリビング周り。 撮影の合間に、宣伝用の素材を撮る。出演者たちがそれぞれカメラに向かって一言。「スオミの話をしよう」。これがどんな風に使われるのかは、玉井プロデューサーしか知らない。僕も正解が分からないで指示を出す。でも、ここまで来ればスタッフ・キャストの息も合ってきて、例え正解が分からなくてもやれてしまうし、正解が分からなくても、それが正解であることは、なんとなく分かる。不思議だ。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月8日 今日も昨日のシーンの続きを撮影。 スタジオの入り口にある、飲み物やお菓子や差し入れが並ぶスペース、通称「お茶場」。休憩時間にはスタッフやキャストが集まって、談笑しながらここで一息つく。今日は制作部さん渾身のあんみつが並んだ。差し入れのパンも充実して、お茶場がちょっとしたサロン状態。 ここで役者さんたちと立ち話をしながら(この人にはこんな面もあるんだ)とか(この人のこの表情は素敵だな)などと、そっとリサーチ、撮影の参考にする。とても重要な時間だ。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月7日 終盤のリビングルームにおける謎解きシーンのリハーサル。これだけ存在感のあるセットだと、どうしてもその全てを映像で収めたくなってしまう。なぜなら撮影が終わればセットはすぐに取り壊されてしまうから。存在しているのは撮影中の今だけなのだ。それにこんなに素敵なセットを作って貰っていながら、それが一瞬も映画の中に出て来なかったら、関わったスタッフに申し訳ないではないか。でも以前、その話をベテランスタッフの坪井さんにしたら、こんな風に言われた。「監督はそんなこと考える必要ありませんよ。例えフィルムに写っていなくても、俳優の目に入っていれば、ちゃんと演技の中に反映されるのですから」 そうは言っても、貧乏性の僕はやはりどうせなら全ての壁を、床を、家具を映像に残したくなる。そして今回はどうにかそれが実現できたような気がする。というわけで今日撮ったシーンも、名探偵が推理をしながら部屋中を歩き回ります。 #一年前のスオミの話をしよう
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『#スオミの話をしよう』撮影日誌2023年9月6日 撮休。湾岸スタジオにセットの下見。 僕の作る映画には、リアルな現代日本の現実を切り取るようなシーンは出てこない。それは他の監督さんにお任せして、僕は夢のある非日常的な雰囲気のドリーム感満載の作品を作りたい。特に今回はお金持ちの邸宅が舞台。リアリティより、ゴージャスな雰囲気を優先した。だから寒川の屋敷は、どの部屋も贅沢な造りになっているし、調度品も高級品ばかりだ。上映している間だけでも日常を忘れてもらうのも、映画の大事な要素だと思うから。 #一年前のスオミの話をしよう
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