小西善仁(ポンコニ)
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実作講座「演劇 似て非なるもの」修了公演
「わたしのために そして すべてのために」
10人の受講生たちによる11の作品です。
ただ一回限りのオムニバス公演となります。
講座では昨年の春から、ひとりづつ作品を作ってみるということをしてきました。
当初は月一回という制作時間から、修了公演では2つくらいの作品に絞って上演することにしようかと考えていました。でも作り始めてみれば、みんなそれぞれ作品を作るにあたっての切実さがあり、どの作品も作った人の、今やりたい、やらねばばらないことが詰まっています。それを切り捨てることは出来ないと思いました。
というわけで、今回これまでで最大のボリュームの修了公演になります。
最初は全作品ぶっ通しで8時間にしようかと考えていたのですが、それはさすがに無謀すぎると昼と夜の回に分けました。本来、それぞれの作品は独立したものなのに、前篇・後篇としたのは、上手く言えないのですが、この総体がみんなで過ごした時間であり、それぞれの作品には、その人のこれまでの人生の時間が詰まっていて、バラバラの断片でしか無い個々の時間、記憶が集まったものが、人間が集って作るものであり、これが自分が考えるところの演劇というか社会なんだと思います。それは生きている人間に目を向けないで押し付けられるフィクションでは断じてないのだと。ぜひ、前篇後篇通して観て頂けたらと思います。もちろんあまりに長時間ですので、どちらかだけでも観て頂けたら幸いです。演劇というフィクションは、観客というそこに立ち会う人間がいて初めて立ち上がるものです。始まりは個人かもしれないけれど、そこにいるすべての人間のためにそれはあるはずです。
今回、チラシのデザインはバースデーカードみたいに明るいものにしたいと思いました。作られる作品たちは、
ほのぼのした明るいものから、暗くて重たいものまで、まるで人の一生のように深いグラデーションの中にあります。表現方法も様々で、受ける印象は本当にバラバラだと思いますが、どの作品もそれぞれ作った人から必然性を持って生まれたものです。そうした作品はそれがどんな印象を与えるものであれ、観客と共に祝福を持って迎えられるべきであると願いました。
今期の講座には幅広い年齢層の人たちが受講してくださって、月一回集まって作るのがめちゃくちゃ楽しかった。皆さん個性豊かでユニークです。でも、そもそも個性が無い人なんかいなくって、あるのは個性が発揮出来る場所かどうかだと思います。皆さんが僕と同じように感じてくれたかどうかは分かりませんけど、自分にとってはとても楽しくて必要な時間でした。帰りはいつもヘトヘトでしたけど。生きてるあいだに出来ることは少ないのか、多いのか。どうしても残り時間を考えるなか、人との出会いは「出会ってしまった」という感覚が強いです。それが良いことなのかどうかは自分には分からないけれど、既にもう出会ってしまったのだと感じます。これは講座だけの話ではなく、です。
当日はニャーによるフード&ドリンクもありますし、
転換中にはテニスコーツの植野くんがサックスを吹いてくれます。
受講生たちによる小冊子も配布予定です(先着100名様分)。
全部観終わったときに、どういう気持ちが湧き上がるんだろうか。もう想像もつきません。絶するね。きっと。
渡邉くん、山口さん、堀内さん、古川さん、藤澤さん、磦田さん、小西くん、カキヤさん、伊藤さん、朝日くん。
首藤さん、沼田さん、亘平さん、上沢さん、植野くん、豪くん、ニャーさん、皆藤さん、なしのさん、あとその場にいるのは誰だろう。その日のことはその日にしか分かりませんが、ぜひ、春の嵐の良き日曜日をお楽しみください。
(生西康典)


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