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立木もむり
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立木もむり
@petika204
球体関節人形/絵/オブジェ 日本の因習・怪奇系テーマの人形メインで制作
因習村 Katılım Şubat 2015
412 Takip Edilen488 Takipçiler

ギャラリーソラトさんのフリマにこちら置かせていただいてます
機会がありましたらご覧ください
立木もむり@petika204
自作の石膏グラスアイ まだ練習と改良必須の試作ですが 少しフリマに持っていけたらなと
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誰が私を見ているのか
誰が私を読んでいるのか
もう名前も輪郭も剥げ落ちて
世論だけが湿った壁紙みたいに肺へ貼り付く
自爆。
静かな自爆。
花火にもならない。
腐葉土みたいな感情。
太宰の体温を飲み込んだ夜、
私は少しだけ人間をやめた。
三島はガラスの筋肉、
太宰は濡れた煙草、
私はその灰を舐めて酔っていた。
弱さが好きだった。
愚かさが好きだった。
敗北の指先、
病室の白、
首吊り縄みたいな月光、
終電後の空洞、
泣き笑いのゲロ、
そういうものにばかり
心臓が反応した。
人の醜さは
腐乱した肉ではなく
まだ温かい傷口だと思っていた。
けれど
吐露は自慰だと言われた。
虚無はナルシズムだと言われた。
肺の裏側を晒しただけなのに
それは悪臭として処理された。
文学は神経毒。
頁を捲るたび
脳髄に針金が殖える。
それでも読む。
自傷みたいに。
祈りみたいに。
堕落。
退廃。
怠惰。
薄志弱行。
それらは罪ではなく
人間の柔らかい臓器だ。
私は深淵に覗かれたのではない。
最初から
深淵の内側にいた。
不幸への憧憬。
敗北への接吻。
阿呆への祝福。
病弱な青。
きっと皆、
胸のどこかで
壊れたものを愛している。
だから私はまだ
人の弱さを美しいと思ってしまう。
それだけが
まだ腐り切っていない。
#詩 2026/05/17

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