Sabitlenmiş Tweet

ある写真家さんが高周波フリッカーの発生原理や耐性に関してご存じ無いようだったので、まとめてみました。
長文でまとまりが無いのですが、どなかのお役に立てれば幸いです。
Z6ⅢとZ9の高周波フリッカー耐性がほぼ同じと発言されていたり、別の方も某メーカーのミラーレスは耐性が高いと発言されていたので、その動画へのコメントとして書き込んだ内容です。
【ここから~~~】
Z6Ⅲがメカシャッターをご使用であればZ9とほぼ同じというのは納得です。 Z9の読み出し速度(幕速)がメカシャッター並に速いので、Z9電子とZ6Ⅲメカの高周波フリッカー耐性比較ではほぼ同じになりますよね。 初心者のためにも シャッター種類は明言された方が誤解が無くて良いとおもいます。
【技術的な話の概要ですが】
高周波フリッカー耐性は露光時のスリット幅が広いほど有利です。 露光時のスリット幅に影響するのは、シャッター速度と幕速(電子Sであれば読み出し速度)です。
【因みにグローバルシャッターでは】
常時全画素同時露光(全速同調)なので露光時のスリット幅は常時全開(フルサイズ機なら24mm)ですね。 全開のスリット幅においてLED照明の高速明滅(明暗)がセンサー全画素で積分化されることで高周波フリッカーの縞々が目立たなくなるというのが理屈です。
【因みにローリングシャッターでは】
シャッター速度が遅いほど、かつ幕速(読み出し速度)が速いほど露光時のスリット幅が広くなります。 ストロボ同調速度でほぼスリット幅は全開ですね。 このように、使用するシャッター種類や性能、設定シャッター速度でスリット幅が変化します。
【高周波フリッカーが目立つのは】
シャッターの幕速(読み出し速度)が遅くて、速いシャッター速度で撮影する場合には露光時スリットが細く遅いスキャンになりますので、細いスリットが移動する間にLED照明の明滅が複数回発生し、スリットの位置によって明滅の明るい、暗いの差が発生しこれが縞模様になります。
動画で使用されたα7CRは シャッターはメカと言っても電子先幕だったと思いますし、ストロボ同調が1/160秒なのでシャッター幕速も比較的遅い事がわかり高周波フリッカー耐性は低い機種なのに、明るいレンズなので速いシャッター速度が切れると仰っていたので高周波フリッカーには更に良くない条件設定でしたね。
【電子SとメカSの追加情報】
電子SとメカSの幕速、そしてシャッター速度が同じであっても、電子Sに比較してメカSは『シャッター効率』の恩恵で高周波フリッカー耐性が高くなります。
また、
一般的に電子SがメカSに比較して高周波フリッカーに弱いのは、幕速(読み出し速度)が遅くて、同じシャッター速度でもスリット幅が狭いからですね。
【高周波フリッカーが目立たない機種と設定】
逆に厳しい判定で高周波フリッカーを低減するのは使用するシャッター速度に置いてスリット幅が20mm前後(フルサイズなら全開で24mm)を確保可能な読み出し速度の機種を推奨します。
読み出し速度が極端に遅い機種はシャッター速度を極端に遅くしないと20mm前後の露光スリット幅を確保できないので被写体ブレの副作用が出ますのでライブ撮影には向いていない機種となりますね。
(因みに動画内で使用された機種と設定では、電子先幕Sの幕速を1/160秒、SS1/640 の時の露光スリット幅は約6mmとなって非常に厳しいですね)
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