ボードゲームマキお
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ボードゲームマキお
@renkun_jam
チャレンジングおじさん れん君とも呼ばれている 動物全般好きじゃがやはり猫様が1番よ… ボードゲームは究極であり至高 転生チート系大好物

「液体は断食を破らない」。 中世ヨーロッパの修道院には、そんな格言がありました。 復活祭前の四旬節、修道士たちは厳しい断食を行いました。固形物は口にできない。けれど祈り、労働し、共同生活を続けるには、水だけではあまりにも過酷です。 そこで彼らがたどり着いたのが、ビールでした。 麦芽をたっぷり使った濃厚なビールは、糖分、ミネラル、ビタミンを含み、まさに「液体のパン」。特に有名なのが、ミュンヘンのパウラーナー修道士たちが造った「サルバトール」です。これは現在のドッペルボックの原型ともされる、力強く栄養価の高いビールでした。 面白い伝説もあります。 「こんな美味しいものを断食中に飲んでよいのか」と悩んだ修道士たちが、教皇の判断を仰ぐため、ビール樽をローマへ送った。ところが長旅のあいだにビールは酸化し、すっかり酸っぱく不味くなってしまった。 それを飲んだ教皇は言ったそうです。 「こんなに不味いものを飲むなら、むしろ苦行である。続けなさい」 こうして修道士たちのビールは、断食中の“許された栄養源”になったというわけです。 もちろん、当時のビールには実用的な意味もありました。生水より安全で、修道院の農業技術と醸造技術を活かせる。祈りを続けるため、身体を保つための知恵でもあったのです。 「食べてはいけないなら、飲めばいい」。 少し屁理屈めいていますが、このしたたかな解釈が、今日まで続く豊かなビール文化の一部を育てたのだと思うと、人間の知恵とはなかなか面白いものです。


きょねんのぼく わーいいてんきー。どんたくみながらビール飲も。 ことしのぼく わーいいいてんきー。どんたく見ながらビール飲も。























