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@roku1653

本格ミステリ好き。元ミステリ感想サイト管理人。そこで書き溜めていた感想+最近の感想をポスト中。好きな作家は、島田荘司/有栖川有栖/麻耶雄嵩/西澤保彦/倉知淳/恩田陸/北山猛邦/米澤穂信/青崎有吾/阿津川辰海/他多数

Katılım Aralık 2024
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Roku@roku1653·
#名刺代わりの小説100選 ミステリ一筋20年超。国内外ミステリ作品で、"1作家1冊縛り"で100冊選定📚! 1000冊以上読んだ中から選び抜いた100作、皆さんの好みと合うものはあるでしょうか?😁
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Roku@roku1653·
南海遊「パンドラブレイン 亜魂島殺人(格)事件」#読了 王道の孤島クローズドサークルものと思いきや、SF要素もある特殊設定ミステリ。いろいろな点で森博嗣リスペクトを感じます。 パンドラブレインというのは人格転移技術のこと。よって、一筋縄ではいかないんだろうなと思って読んでました。そういう前提もあったので、ネタは想像通り。だいぶ複雑な設定ながら、うまく着地させていてお見事。 他にも密室トリックもあったり多重解決もあったりと、本格度は高くて好印象。キャラクターは生き生きとしていて青春要素もあり、新しさも感じられ、とても楽しく読めた一冊でした。
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Roku@roku1653·
京極夏彦「鉄鼠の檻」#読了 シリーズ第4作。最初に起きる事件、それは突然庭に出現した修行僧の屍。このインパクトは、「魍魎の匣」に負けず劣らず凄かった。榎木津が一瞬で解決する様も最高。 その後の第2、第3の事件は、最初の事件ほどの派手さはない。舞台も仙石楼と明慧寺のみなので、場面的に退屈で読むのに苦戦。"禅の講義"も難しかったな。 それらを乗り越えた最後。ここでまた勢いが復活して一気に面白くなった。振袖童女の真相にはショック。事件の犯人、そして動機にもショック。なるほど、京極堂が禅を長々と語ったのには理由があったのか…
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有栖川有栖「暗い宿」#読了 宿をテーマにした短編集。火村英夫シリーズ。 「暗い宿」 なんだか気づいたら事件が解決していた感じ。いつの間に。そのためインパクトは薄めでした。最後の終わり方は好き。 「ホテル・ラフレシア」 『マレー鉄道の謎』のホテルを思い出しました。当然、この話を読んでいる間、頭の中を流れていた曲は"ホテル・カリフォルニア"。使い方が絶妙ですね。結局のところ、これはミステリだったの? 「異形の客」 包帯男、そして密室。最も本格ミステリな一編。面白かったんですけど、結局、シャングリラ十字軍はなんだったんでしょう。事件の謎よりこっちの方が気になってました。 「201号室の災厄」 火村先生、格闘してます。そう言えば昔、ボクサーだったんでしたっけ。ミルトンは、宙を舞う華麗なロックスターと言うより、プロレスラーか格闘技選手にしか見えないんですが‥
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Roku@roku1653·
倉阪鬼一郎「四重奏」#読了 幻想ミステリとも言えますが、巷ではバカミスとしての方が有名か。出てくる人物は全員怪しく、描写も全部怪しい。当然ながら何か仕掛けられてるんだろうなと思いながら読んでました。 特徴的なのは、断片とも言うべき文章が視点がコロコロ変わりながら終盤まで続くこと。これが結構しんどい。状況説明もなくて全然意味が分からないので、途中で挫折する人も出そうな印象。薄めの本なのでそこは救いかな。 真相は一回限りのネタで、そんなのってあり?というようなバカバカしさも感じますが、本格スピリットは感じられて嫌いではないです。
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野宮有「殺し屋の営業術」#読了 第71回江戸川乱歩賞受賞作。営業のプロフェッショナルが殺し屋の世界へ。乱歩賞の中でも異色作と聞いてましたが、確かに。エンタメ要素に優れたクライムサスペンスで楽しめました。 前半の営業シーンがとにかく面白い。もっと見たかったくらい。以降のストーリーも主人公・鳥井の魅力と共に惹きつけられましたね。後半からは最強の敵が現れコンゲーム的な展開に。ここからは、営業テクニックというよりは、命をかけた腹の探り合い。映画を見ているかのような盛り上がりでした。 (なお読了後、私が毎週読んでるWebマンガの原作者だと知って驚いた次第。暴力団の抗争とか確かに空気感似てますね)
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@1oveup あみさんの感想も拝見し、似てるなと思ってました😁 見取り図、欲しかったですよね。前半は「ほぼ何もない状態」とイメージしてましたが、途中から「あれ?意外に部屋っぽいのあるの?」となってしまい。私の読みが浅いのかもしれませんが‥
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あみ
あみ@1oveup·
@roku1653 ほぼ同じような感想でした! 物語って、割と簡単に火や水が手に入るイメージだったので サバイバル描写良かった あとは見取り図欲しくなりますね🗺
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信国遥「未館成の殺人」#読了 孤島クローズドサークルもの。未完成の館という設定は巧い。館ものの新機軸で大変面白かったです。 内容は、ミス研メンバーの孤島連続殺人という本格ミステリど正面な展開に加え、食べ物飲み物がないというサバイバル設定もプラス。これが緊迫感を生んで、すごく良かった。読んでいたこちらも喉が渇いてくる感覚。館がどの程度の作りかけなのか、イメージが最後まで分かりづらかったのが難点。 ミステリ的には、だいぶ力技な部分も見られましたが、多重的な仕掛けと伏線の妙には感心。ラストは、これでいいのか?的な結末で、そこはモヤモヤが残ります。でも、本格ミステリの意欲作として、インパクト強く好みでした。
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@aicake514328 テンション上がりましたよね! GとXシリーズの後にもご褒美ほしかったですが😅
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eric1368
eric1368@aicake514328·
@roku1653 ご褒美という感想、めちゃ同意です😆 別シリーズとの繋がりやその後が分かるとテンション上がりました!
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森博嗣「四季 冬」#読了 真賀田四季、その後のお話。四季の内面描写がメイン。どうも「冬」は難しくなり過ぎてしまったという印象かな。それなりに楽しめましたけどね。 (四季四部作を読み終えて)S&MシリーズとVシリーズ、そして各短編集の合計24冊を読み終えた人へのご褒美みたいな作品でした。ミステリ界においてこんな壮大な試みをやり遂げた人は、森博嗣以外にいないのではないでしょうか。満足度高し。 ※なおこの後のシリーズは、G・X・XXは全作読了済。感想を書いているのは一部作品のみですが、順次アップしていきます
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@zve05071 そうですよね〜😆 読んだのはだいぶ前なのですが、興奮しっぱなしでしたね。
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森博嗣「四季 秋」#読了 「すべてがFになる」から7年後のお話。S&Mシリーズの一編と言っても過言ではない。主役は犀川と萌絵コンビ。萌絵たちの視点からの四季が描かれます。「F」の真相を再び探るという展開。構想の壮大さがすごい。 そして、この「秋」にはもう一つの趣向があります。それは、S&MシリーズとVシリーズの思い切ったネタばらし。両シリーズのフルメンバーが登場し(あ、でも練無や紫子は出てこないか。残念。)、シリーズを通して仕掛けられたトリックが明かされます。一応、Vシリーズを読み終わった時点でそのトリックには気づいていたので、驚きはなかったですけど、改めて「すごいな」と感心しっぱなし。これだけネタばらしされると、その気持ちいいこと! 最後、萌絵ととある人物との対面には感動。これを見たかった。
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森博嗣「四季 夏」#読了 真賀田四季、13歳。時系列的には「すべてがFになる」の少し前のお話。両シリーズのキャラクターが徐々に出始めてきましたよ。もうそれだけでワクワク。 今回は、前半と後半で話が大きく変わってきます。前半では、四季がとある人物(!)に誘拐されるストーリー。そして後半が「F」につながるポイントとなる衝撃の出来事。本当に衝撃でした。四部作中、最も緊張した場面。一番興味深かったのが、四季がとある人物に抱く愛情について。天才と恋愛がどう結びつくのかが見もの。
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森博嗣「四季 春」#読了 天才科学者 真賀田四季の少女時代。わずか5歳の天才の思考・行動に興味津々で読んでました。やはり彼女には圧倒されます。 しかし最後、生身の人間らしい行動に出た四季には少し感動を覚え、嬉しくもありました。ミステリ部分は少なめでしたね。全体を通してとあるトリックが使われていたのですが、それがどうにも分かりにくかったかな。ぼやーっとしたまま終わってしまった印象。
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舞城王太郎「短歌探偵タツヤキノシタ」#読了 ある日突然、短歌に目覚めた小3のキノシタタツヤが、短歌探偵として事件を解決する連作短編集。作中で扱われる短歌は、歌人・木下龍也氏のオリジナルとのこと。 久しぶりに読んだ舞城王太郎。舞台はお馴染み、福井県西暁町。独特な舞城ワールドで繰り広げられるミステリで、この疾走感、そして家族の温かさは舞城作品ならでは。小3でこんな謎解きできる?というツッコミどころはありつつも、妙に惹きつけられるストーリーで一気読みしてしまいました。次はじっくり読み返したいな。
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阿津川辰海「ルーカスのいうとおり」#読了 人形ホラー×本格ミステリ。阿津川作品の中でも異色作。ミステリ色は想像より薄めでしたが、フーダニットものとして楽しめました。 主人公の少年は好ましかったですが、お父さんの言動があり得なすぎてそこはイライラ。あと、森くんと探偵は結局何だったんだろうか‥。そのあたりは消化不良でしたが、後味は良かったのが救い。
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鯨統一郎「新・世界の七不思議」#読了 「邪馬台国はどこですか?」の姉妹編。今回は世界の七不思議についての新解釈。これは楽しかった! 前作と違い、今回は最後の最後で新解釈が提示されるパターンだったため、納得感という意味ではやや劣るかもしれませんが、そんなに難しく考えちゃダメなんでしょうね。素直に楽しむべきでしょう。 新解釈の中でも、最もおおっ!と思えたのがストーンヘンジとナスカの地上絵。特にナスカの地上絵は、実際にセスナに乗って見た経験があるため、その感動も大きかったのでした。1個くらいは本当に真実を言い当ててるものがあるんじゃないかなと思ってしまったり。あー楽しかった。
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笠井潔「夜と霧の誘拐」#読了 祝🎉第26回本格ミステリ大賞! 矢吹駆シリーズ第8作。「哲学者の密室」のダッソー家が舞台のひとつ。シリーズの中でもかなり面白かった! 「哲学者の密室」と「オイディプス症候群」に並ぶ傑作。 テーマは誘拐。数ある誘拐ものの中でもハイレベルなのでは。かなり入り組んだ構造ですが、本シリーズでは珍しく、派手で驚きの展開が続きます。徐々に明かされていく展開が巧い。バルベス警部があの人を追い詰めるシーンが、一番ドキドキして見所だったかも。 思想対決が難解なのはいつものこと。でも、これがあるから大作感があるんでしょうね。ちょっと大人になったナディアの推理も良かったな。駆とナディアの進展を期待するのは、もう諦めてます(笑) 本シリーズも残りは2作。無事刊行してくれることを願います!
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芦辺拓「異次元の館の殺人」#読了 森江春策シリーズのSFミステリ。過去作にも登場した検事の菊園綾子が主人公。パラレルワールドの中で繰り返し推理する。多重解決の変則版、むしろ更に一捻り加わった進化版といった印象。 舞台設定のご都合主義的な部分とか、警察の捜査が適当過ぎな点など(なぜ気付かないんだ‥)、モヤモヤはありました。とは言え、異次元設定の試みは素晴らしいと思いますし、そのクオリティも高く、大変面白かったです。名前の件も楽しかったな。
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恩田陸「劫尽童女」#読了 秘密組織「ZOO」に属していた伊勢崎博士によって、ある能力を与えられた少女・遥。その能力ゆえに「ZOO」に追われることになった遥の運命は? 著者の新しい一面を見れたな、と思いました。なんて幅の広い作風なんでしょうね。本作では、珍しくたくさん人が死にます。だけどそれほど残酷性は感じられず、むしろ爽快感が得られました。 一人の少女の物語として各章で連続性はあるけれど、舞台が違うのが面白かった。そしてそれぞれの舞台で、正体を隠して暮らす人たち。そういったスパイ小説的な要素も結構好き。ハンドラーとか「ZOO」のメンバーのプロフェッショナルぶりを、もうちょっと見たかったですね。アレキサンダーについては、犬がこれほど魅力的に感じられたのは初めてかもしれません。 そして賛否両論ありそうなラスト。決して嫌いな終わり方ではないんですが、ちょっと物足りないかな、という思いは正直あります。
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