
廣田龍平(ῥ) 『ネット怪談の民俗学』(ハヤカワ新書)
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廣田龍平(ῥ) 『ネット怪談の民俗学』(ハヤカワ新書)
@ryhrt
妖怪・怪異の研究をしています。博士(文学)。アイコンは吉川景都さん『こまったやつら』2巻より。 著書『ネット怪談の民俗学』『〈怪奇的で不思議なもの〉の人類学』『妖怪の誕生』、訳書『日本妖怪考』(フォスター著)。 [email protected] interested in yōkai, animism, horror





日本の皆さんへ🇯🇵 ナイジェリア、イボーランドの湿地帯には、今でも恐ろしい水の精霊のマスク舞踏が存在しています🌊👹 この精霊は「スワンプ・スピリット」と呼ばれ、年に一度、あるいは二年に一度しか姿を現しません。霧が立ち込める湿地の奥深くから、泥や藻に覆われた全身でゆっくり水面から現れます。 その姿は見る者を凍りつかせるほど不気味で、マスクは水面の光を反射し、目の奥には冷たい光が宿っています。村人たちは遠くから見守るだけで、決して近づきません。なぜなら、精霊を怒らせると水の中に引き込まれると言い伝えられているからです。 伝承によると、この精霊は湿地の守護者であり、村に災いが迫ったときだけ現れます。泥まみれで恐ろしい姿とは裏腹に、精霊は村を守るために出現するのです。 現代でも、この伝統は生き続けており、長老たちは慎重に儀式を行います。水面から現れる瞬間は、恐怖と畏敬の念を同時に呼び起こす、ナイジェリアの神秘そのものです。 皆さんの国や地域でも、こうした精霊や守護の文化はありますか?


「一神教vs多神教」の文脈で、「キリスト教は異教の神々を悪魔化してきた」という定番のフレーズがあり、今も繰り返されているのだが、大事なこととして、すべてではないにせよ悪魔化してきたのは事実ではあるが、悪魔学で語られるような悪魔の大半は実はそれと関係がないという点はおさえておこう





