山口 悟|サイエンスライター

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山口 悟|サイエンスライター

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@satoru_sci

生活の中の「なぜ?」が科学でわかる|化学・薬学をやさしく解説 | 著書『身のまわりのありとあらゆるものを化学式で書いてみた』(ベレ出版)『「なぜ薬が効くのか?」を超わかりやすく説明してみた』(ダイヤモンド社)| 博士(理学) | 薬剤師免許 | お仕事のご相談→[email protected] まで

Katılım Temmuz 2019
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山口 悟|サイエンスライター
新刊『人体のはたらきを化学式にしてみたらとてつもなくわかりやすかった』の見本が届きました! #河出書房新社 #新刊 発売は来週の火曜日(4/28)です。 本書は、人体と化学をテーマにした一冊です。 ・三大栄養素はどのように分解され、エネルギーになるのか ・ビタミン・ミネラルはなぜ必要なのか ・ホルモンはどうやって体を調節しているのか ・腸内細菌と人間の関係 ・老化は分子レベルで何が起きているのか こうした私たちの体に関するテーマを、化学の視点から解説しています。 食事や健康を仕組みとして理解したい方に向けた内容です。
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【ビオチンと生卵の関係】 「ビオチン」という栄養素は、ビタミンの一種です(別名はビタミンB₇) レバーや豆類など、さまざまな食品に含まれています。#人体と化学の話 #科学 体内の酵素を助け、栄養源となるグルコースをつくり出す「糖新生」や、脂肪酸の合成に関わります。 この大切なビタミンは、卵白に含まれる「アビジン」と非常に強力に結合することが知られています。 そのため、生卵の卵白をあまりにも大量に食べると、消化管内でビオチンとアビジンが結合し、腸から吸収されずにビオチンの欠乏症(皮膚炎や脱毛)になる可能性があるのです。
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【ドーピングと男性ホルモンとの関係】 男性ホルモンであるテストステロン。 この化学構造をもとに、人工的につくられた「メテノロン」という薬があります。 #人体と化学の話 #科学 テストステロンは「男性化作用」と「タンパク質同化作用」の両方をもっています。 タンパク質同化作用とは、筋肉量・骨量・造血能を高める作用です。 メテノロンは、男性化作用を弱め、タンパク質同化作用を強めるように化学構造が設計された薬です。 このように構造を少し変えることにより、作用の強弱を調整することができるのです。 この薬は骨粗しょう症や再生不良性貧血に用いられるのが本来の目的です。 ところがこの薬、筋肉強化を目的として不正使用(ドーピング)されてしまうことがあるため、スポーツ選手の使用が禁止されています。
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【痛み止めに関わるプロスタグランジン】 プロスタグランジンは、体の中でさまざまな働きに関わる物質です。 #人体と化学の話 #科学 細胞膜から「アラキドン酸」という脂肪酸が切り出され、そこから複数のプロスタグランジンがつくられます。例えば…… ・プロスタグランジンI₂(血管を広げる、血小板の働きを抑えるなど) ・プロスタグランジンE₂(痛み・発熱・胃粘膜の保護などに関与) ・プロスタグランジンF₂α(子宮収縮、気管支平滑筋収縮など) このように1つの脂肪酸から、働きの異なる複数の物質が生まれるのです。 なお、痛み止めとして使われる「ロキソニンS(有効成分:ロキソプロフェンナトリウム)」や「イブA錠(イブプロフェン)」は、痛みや発熱に関わるプロスタグランジン(とくにE₂)の生成を抑えることにより、症状を和らげています。 私たちがよく使う薬は、こうした体内の化学反応に関わっているのです。
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くられ
くられ@reraku·
@satoru_sci あれは腎機能の話ともつながってて面白い
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山口 悟|サイエンスライター
【脳の血管と花粉症の薬】 脳の血管は、通常のものと異なり、血液脳関門というバリアーに守られています。 薬などの化学物質が簡単には通過しないようになっているのです。#人体と化学の話 #科学 小さい分子だったり、油になじみやすいものだったりすると、通過しやすい傾向にあります。 花粉症の薬には、眠くなりやすい成分と、眠くなりづらい成分があります。 後者は油になじみにくく、大きい分子(分子量が大きい)であるため、血液脳関門を通過しづらく、脳に作用しづらいというわけです。 代表的なものとしては「アレグラ(有効成分:フェキソフェナジン)」が挙げられます。
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山口 悟|サイエンスライター
@reraku 確かに脳の血管の周囲を覆っているイメージはあまり広まってないかもしれませんね。 スギヒラタケとつなげるのは考えていませんでした! なんであんな3成分で効率的に脳を破壊するメカニズムをもっているのか….….
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くられ
くられ@reraku·
@satoru_sci この血液脳関門がどこにあるの? って話は意外とされてないんですよね。スギヒラタケの話とつながってくるとより面白い・・・
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ニホニウム(ときどきPJ)
@satoru_sci @reraku 中2です。 教科書の内容だとイマイチだけど、化学式に置き換えてくれるなら楽しくなりそうです♪ お母さんに買ってもらいます。 (元素検定1級持ち)
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新刊『人体のはたらきを化学式にしてみたらとてつもなくわかりやすかった』の見本が届きました! #河出書房新社 #新刊 発売は来週の火曜日(4/28)です。 本書は、人体と化学をテーマにした一冊です。 ・三大栄養素はどのように分解され、エネルギーになるのか ・ビタミン・ミネラルはなぜ必要なのか ・ホルモンはどうやって体を調節しているのか ・腸内細菌と人間の関係 ・老化は分子レベルで何が起きているのか こうした私たちの体に関するテーマを、化学の視点から解説しています。 食事や健康を仕組みとして理解したい方に向けた内容です。
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くられ
くられ@reraku·
帯の推薦文を書かせていただいた山口先生の 人体のはたらきを化学式にしてみたらとてつもなくわかりやすかった を献本頂きました。とてつもなくわかりやすいので、オススメです。   kawade.co.jp/np/isbn/978430…
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山口 悟|サイエンスライター
【アミノ酸の役割は、タンパク質の材料だけではない】 筋肉や髪の毛の構成成分、酵素や受容体……さまざまな形で働いている「タンパク質」。#人体と化学の話 #科学 どれもアミノ酸がたくさんつながって構成されています。 そんなアミノ酸の役割は他にもあります。 体内で化学的に変換され、特定の働きをもつ分子になるものもあるのです。 例えば…… ・ヒスチジン → ヒスタミン(アレルギー反応、胃酸分泌など) ・チロシン → ノルアドレナリン(交感神経の活性化など) ・トリプトファン → セロトニン(脳内の情報伝達、腸の運動など) このようにアミノ酸のなかには、化学構造が少し変化することによって(例:酸化反応や脱炭酸など)、別の形で体の働きに関わるものがあります。
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山口 悟|サイエンスライター
【95℃でも壊れない酵素が、PCRを可能にした】 じつはPCR法は、高温でも働く酵素がなければ成立しません。 #人体と化学の話 #科学 #ノーベル賞 PCR法は、微量のDNAを指数関数的に増やすというもの。 2本鎖のDNAをほどいて1本ずつにして、それぞれを「酵素」で複製します。 この過程を繰り返し、DNAを検出可能な量まで増幅します。 DNAをほどく過程では、95℃付近まで加熱します。 酵素はタンパク質なので、ここまで高温にすると変性して働かなくなってしまいますよね そのため、温泉や熱水が噴き出す海底など、高温の環境に棲む細菌がもつ酵素が使われるのです! PCR法の原理には、過酷な環境で生きる細菌の力が隠されていたのです。 医療だけではなく、犯罪捜査のDNA検査でも使われているんですよ。 この技術を開発した業績により、キャリー・マリス博士はノーベル化学賞に輝きました(1993年)。
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山口 悟|サイエンスライター
【細菌とウイルスの決定的な違い】 私たちの体にも数多く存在する小さな微生物、細菌。 それではウイルスはどのような存在でしょうか? #人体と化学の話 #科学 細菌は一つの細胞から成り、栄養素を取り込んでエネルギーを生み出し、自分で増殖できます。 一方でウイルスは、DNAまたはRNAと、タンパク質の殻からなるシンプルな構造です。 エネルギーをつくるシステムをもたず、自分だけでは増えることができません。 そのため、動物や植物の細胞に侵入し、そこにある仕組みを利用して増殖します。 つまりウイルスは、細胞を乗っ取って増える存在なのです。 便宜上はウイルスも微生物に分類されることが多いですが、この特徴から、生物とは区別して扱われます。
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永瀬敏章|編集者
永瀬敏章|編集者@toshiaki_nagase·
【4月28日発売予定】 『人体のはたらきを化学式にしてみたらとてつもなくわかりやすかった』山口悟 「なんで脂質をとるの?」 「ホルモンってなにしているの?」 「酸化や糖化ってなに?」などなど 人体の中で起こっていることを、化学式で可視化する! kawade.co.jp/np/isbn/978430…
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ビタミンB₁₂はどのようにして吸収されるのか? →そのままでは吸収されず、胃と協力してから小腸で吸収されます! #人体と化学の話 #科学 ビタミンB₁₂は、コバルト(元素記号:Co)というミネラルを含む複雑な化合物で、DNAの合成に関わるビタミンです。 これがないとDNAの合成に影響が出て正常な赤血球がつくれず、巨赤芽球性貧血という病気の原因になってしまいます。 しかしこのビタミン、単独では吸収できません。 胃の細胞が分泌する「内因子」という物質と結合し、はじめて小腸で吸収されます。 胃は食べ物をバラバラにするだけでなく、ビタミンが吸収されるためのアシストもしているのです。 ちなみにビタミンB₁₂は、レバー・魚介類・貝類などに多く含まれています。
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山口 悟|サイエンスライター
ミネラルの「亜鉛(元素記号:Zn)」は体で何をしている? →多くの酵素の働きを助け、体の中の化学反応を支えています! #人体と化学の話 #科学 亜鉛イオンとして、例えばアルコールを分解する酵素や、DNAを合成する酵素の構成成分になっています。 このミネラルは、牡蠣・牛肉・ナッツ・チーズなどに多く含まれています。 不足すると味覚の感度が低下してしまうことが知られていますが、これは味を感じる舌の「味蕾(みらい)」の機能の維持に関わっているためです。 ちなみに、タンパク質の複雑な立体構造を維持する役割もあります。 この際、亜鉛イオンを中心としたタンパク質の一部分が指(フィンガー)のような形をとることから、この構造は「亜鉛フィンガー」と呼ばれています。 遺伝子の発現の調節には、この構造とDNAの相互作用が深く関わっています。
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山口 悟|サイエンスライター
初めて見つかったホルモンの名前は? →小腸から分泌される「セクレチン」です! #人体と化学の話 #科学 1902年、生理学者のウィリアム・ベイリスとアーネスト・スターリングによって発見されました。 セクレチンは小腸(十二指腸)から分泌され、血管を通って膵臓に作用し、膵液の分泌を促します。 この発見により、神経ではなく血液を介して情報を伝える物質、つまりホルモンが存在することがわかりました。 ちなみに、じつはそれより前に化学者の高峰譲吉がアドレナリン(エピネフリン)の分離・結晶化に成功しています。 これもホルモンの一種ですが、当時はまだホルモンの概念が確立していなかったのです。
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山口 悟|サイエンスライター
膵臓の2つの仕事とは? ・消化酵素を含む膵液の分泌 ・血糖値を調節するホルモンの分泌 #人体と化学の話 #科学 くわしく言うと…… 膵臓は、消化酵素を含む膵液を分泌し、食べ物を分子レベルで分解します。 膵液は塩基性なので、胃酸を中和して酵素をうまく働かせる役割もあります。 膵臓から分泌される代表的なホルモンは「インスリン」と「グルカゴン」です。 インスリンは血糖値を下げ、グルカゴンは血糖値を上げます。 これらのホルモンは、アミノ酸がつながった「ペプチド」と呼ばれる短いタンパク質です。 ペプチドという分子が血液中を移動して標的の細胞に働きかけることにより、血糖値が調節されているのです。 なお、ソマトスタチンというホルモンも分泌されますが、これはインスリンやグルカゴンの分泌を抑える調整役です。
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