さざえ
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2026年4月1日(日本時間では4月2日)に #アルテミスII は打ち上げに成功し、人類は半世紀ぶりに「地球周回軌道を超えて月圏へ向かう有人飛行」を再開しました。
この成果を宇宙飛行士としての視点も踏まえて整理します。
① 打ち上げ成功の意義(技術・歴史・戦略)
■「人類の活動領域が再び拡張された」瞬間
アルテミスIIは単なる試験飛行ではなく、人類が再び“地球圏→月圏”へ活動領域を拡張した象徴的ミッションです。
・1972年アポロ17以来、初の有人月周回ミッション
・約25万マイル(40万km)というアポロの記録を塗り替える深宇宙飛行
・新型宇宙船(Orion)とSLSで初の有人飛行
宇宙飛行士の肌感覚で言えば、ISS時代(地球低軌道)の終り、深宇宙時代(月圏から先)の始まりと言えるでしょう。今後はISSに行ってもニュースにならない時代になったということで、ISS時代を駆け抜けた宇宙飛行士としては一抹の寂しさもあります。
■“試験飛行”の意味の重さ
今回のミッションは月面には着陸しませんが、それが重要です。
・生命維持・再突入・深宇宙航行の総合検証
・将来の有人着陸(Artemis IV以降)の前提条件
実はアポロ計画にも今回のような「月周回実証試験」がありました。1968年12月のアポロ8号です。アポロ8号のスムーズな成功が半年後のアポロ11号月面着陸に繋がったことを考えれば、今回のミッションの重要性がわかるでしょう。
② 日米宇宙協力への影響
■ポジティブ:人的・運用面の結びつきは強化
今回、野口と飛行経験(2020,SpaceX Crew-1)のあるVictor Glover宇宙飛行士がパイロットとして搭乗しています。
これは象徴的で、
・ISSで培った日米の「運用・信頼関係」
・長期ミッションにおけるクルー協働文化
がそのまま月探査に引き継がれていることを意味します。
4/2の早朝、アメリカ大使館主催のアルテミスII打上パーティーは、早朝にも関わらず詰めかけた日米・官民の宇宙関係者の熱気であふれていました。それはとりもなおさず今後も日米協力体制を確固たるものにしていくという意気込みを象徴していたといえます。
■ネガティブ:ゲートウェイ中止の衝撃
一方で、先月NASAが発表した月周回拠点「ゲートウェイ計画」中止は大きな衝撃でした。国際協力の中核(ESA・JAXA含む)だったゲートウェイ計画が消滅し、日本は月面拠点での関与・協力を模索していくことになります。
具体的には月面与圧ローバー(ルナ・クルーザー)や物流(HTV-X発展型)などへの関与強化、そして日本宇宙飛行士がアルテミス計画で飛行枠を取れるのか、が鍵になります。
③ 総括
今回のアルテミスII成功は、以下の3点において重要で、我々は時代の節目を目のあたりにしていると言えます。
・人類が半世紀ぶりに再び深宇宙へ出た(技術的転換点)
・国際協力の形が変わった(ゲートウェイ中止、アルテミスの本格的開始)
・ISSが作り上げた「地球周回軌道で働く時代」が終りに近づき、アルテミスが「月圏で活動する時代」を始めた。
日本語
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