Masahiro Miwa

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@telematari

三輪眞弘

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Masahiro Miwa@telematari·
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石田英敬@nulptyx

昨日 2026年 4月3日(金)「北海道新聞」朝刊「各自核論」のコラム: 「トランピズム:人間の『尊厳』を破壊」を添付ファイルで転載します。 (以下は、字数削減前のプレオリジナル稿です): 「尊厳」を破壊するトランピズム —デモクラシーの臨界点における「人間」の変容— 近年、「トランピズム」と呼ばれる政治現象は、単なる一国のポピュリズムの問題を超え、現代社会における人間観そのものを揺るがす事態として理解されるべき段階に達している。問題はそれが民主主義の制度を侵食するという点にとどまらない。それは、より深いレベルで、「尊厳(dignity)」という概念の解体に関わっている。 1 「尊厳」とは何か 近代において「尊厳」は、法的・倫理的秩序の根底に置かれてきた概念である。それは、すべての人間が交換不可能な価値を持つという前提であり、カント的に言えば「目的そのものとして扱われる存在」であることを意味する。この理念は、民主主義や人権思想の基盤をなしてきた。 しかしこの尊厳は、制度的に保証されるだけではなく、社会的実践によって日々再生産される必要がある。互いを対等な主体として認識し、言語的・象徴的に承認すること。その繰り返しによってのみ、尊厳は現実のものとなる。 2 トランピズムの言語 トランピズムの特徴の一つは、その言語使用にある。そこでは、他者を貶めること、侮辱すること、嘲笑することが、政治的パフォーマンスの中心に据えられる。 移民、マイノリティ、政治的対立者、さらには制度そのものに対してさえ、「尊厳」を前提としない言語が公然と流通する。 この言語は単なる「乱暴さ」ではない。それは、他者を「人格」としてではなく、「操作可能な対象」へと還元する記号操作である。 ここにおいて、政治は討議の場ではなく、感情の動員と敵対の演出の場へと変質する。 3 模倣と感染 この言語の最も危険な点は、その感染力にある。トランピズムは、一種の「模倣的欲望」の装置として機能する。人々はそのスタイルを模倣し、同様の言語を日常的に再生産するようになる。 このとき、社会は単に分断されるのではない。より深刻なのは、「他者の尊厳を侵害すること」が正当化される文化が形成されることである。 侮辱が娯楽となり、攻撃が共感を生む。その結果、公共圏における言語の基準そのものが崩壊する。 4 「制度」の空洞化 尊厳の破壊は、制度のレベルにも波及する。裁判所、議会、報道機関といった制度は、本来、個々人の尊厳を守るために存在している。しかし、尊厳の前提が失われると、それらの制度は単なる「権力闘争の道具」へと変わる。 事実や真理よりも、忠誠や敵対が優先される世界においては、制度はその内側から空洞化していく。形式は残りながら、その倫理的基盤が崩壊するのである。 5 デモクラシーの臨界点 このような状況は、民主主義の「臨界点」を示している。民主主義は単なる多数決のシステムではない。それは、相互承認と尊厳の共有を前提とした政治形態である。 したがって、尊厳が破壊された社会においては、民主主義は外形的に存続していても、その実質を失う。 それは、制度としての民主主義ではなく、「感情の市場」としての政治へと変質する。 6 「人間」の変容 最も重要なのは、この現象が「人間そのものの変容」を伴っているという点である。 他者を尊重する能力、言語を通じて共通世界を構築する能力、自己を制御し他者を承認する能力――これらが徐々に失われていくとき、私たちはもはや従来の意味での「政治的動物(zoon politikon)」ではなくなる。 トランピズムとは、単なる政治現象ではない。それは、人間の認知・感情・言語の構造に働きかけ、それを変形させるメディア的・文化的プロセスなのである。 7 結語 尊厳の破壊は、暴力的な出来事として現れるとは限らない。それはむしろ、日常的な言語の中で、冗談や嘲笑の中で、静かに進行する。 だからこそ、この問題に対抗するためには、制度の防衛だけでは不十分である。必要なのは、言語と感情のレベルにおける再構築であり、他者の尊厳を承認する実践の回復である。 トランピズムが問いかけているのは、「どのような政治を選ぶか」という問題ではない。 それは、「どのような人間であり続けるのか」という、より根源的な問いなのである。

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IAMAS公式
IAMAS公式@iamas_info·
2026年4月にとしま区民センターで「20世紀の三輪眞弘展」が開催されます。 演奏会では、作曲家・三輪名誉教授のドイツ活動期(〜1996年)のコンピュータ音楽の中から再演不可能だった楽曲群が復刻上演されます。卒業生の松本祐一さん、後藤天さんが演奏会の技術を担当します。 iamas.ac.jp/activity/masah…
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4/3~「20世紀の三輪眞弘展」詳細確定(演奏曲目追加)&チケット発売開始! x.com/keikoushiryou/…
蛍光資料@keikoushiryou

本日朝9時よりチケット発売いたします。 » 20世紀の三輪眞弘展 演奏会 « 2026.4.11(土) 13:30開演 としま区民センター 多目的ホール 前売 4,500円(当日+500円) チケット/公演概要 20centurymiwa.peatix.com ドイツ活動期(~1996年)の作品から、再演困難だった楽曲群を復刻し日本初演します。

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Masahiro Miwa
Masahiro Miwa@telematari·
来週、ベルリン Radialsystem「Mechanical Voices」でMartin RichesのFour Voicesのための新作「Quadruple Martin」初演で人工知能美学芸術宣言を読み上げ!ほか。Web更新: neuezeit.org/miwatodo/
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ひるねのたぬき@hirunenotanuki·
わたしが代表をつとめている「藍の學校」の2025年成果展「藍より出づ」が、本日よりスタートしました。土日にはトークイベントもあり、24日土曜日には写真家の石内都さん、藍美術家の福本潮子さんとお話します。
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川崎弘二 Kōji Kawasaki
宇川直宏「すなわち、歴史のディティールへの執拗な眼差しと、研ぎ澄まされた鼓膜の振動こそが、再聴の入口になる。そして読めば読むほど“時代の耳”が変質する。それが1432頁の奥行きの正体だ。これはアーカイブの機能が『保管』から『器官』へと移行した時代の書籍なのだ」 filmart.co.jp/pickup/33386/
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ヴォクスマーナ Vox humana@voxhumana_info

三輪眞弘さん @telematari に委嘱した新作 「ごはんのうた(カメルーンの旋律より)」6人の女声歌手と男声傍観者たちのための リハーサル風景を少しだけ🆙 舞台の中央に置かれる鍋、鍋、鍋!!! 一体何が起こるのかは、当日のお楽しみ。 ぜひ実演を体験していただきたいです。

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