ichiro retweetledi

10歳でバルセロナの下部組織に入団した少年。「日本のメッシ」と呼ばれ、輝かしい未来が約束されていた。
13歳。突然、世界が崩れる。
クラブの規定違反で、公式戦への出場禁止。プレーする場所を、奪われる。
クラブ側は彼に言った。「ここに残れ。世界トップの若手と練習できる」
ブランドにすがれば、安全だった。でも、彼は選ばなかった。
「練習試合だけで4年。それは、選手として成長の停止を意味する」
未知のJリーグへ。自国へ”逆行”する決断。帰国後、Jリーグで結果を出し、18歳でレアル・マドリードへ。
しかし、待っていたのは想像とは違った。中堅クラブを、転々とする日々。
監督の厳しい守備戦術についていけず、信頼を失う。現地メディアの評価は「水準以下」。生え抜きの若手に、ポジションを奪われる。
それでも、腐らなかった。
求められた守備を、ひたすら吸収する。エリートのプライドを捨てた。
2021年、残留がかかった一戦。5試合連続のベンチスタートから途中出場し、左足のミドルでゴールを突き刺す。
ユニフォームを脱ぎ、雄叫びを上げた。孤独な戦いの、答え合わせだった。
守備を免除される天才ではなく、誰よりも走り、頭で勝つ選手へ成長する。
市場価値は、日本人歴代最高額。その裏には、異常なまでの自己改革があった。
箸の持ち方で体幹を整える。間接視野を鍛える。呼吸法と筋トレを組み合わせる。
日常の癖まで、すべて武器に変えた。
その男の名は、久保建英。
「言い訳を、結果で消す」
どれだけ批判されても、彼は反論しない。ただ、ピッチで黙らせる。言葉より重いものを知っている。




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