
朝6時、目覚めたあなたの脳はまっさら。その瞬間に「頑張ります」と決めたら、既に負けている。
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先週、部下から相談をもらった。「目標を立てても3日で冷めてしまう」と。理由を聞くと、彼の目標は「営業成績を上げたい」という一言だけ。これでは、近所の丘で満足するのと同じだ。
そこで伝えたのがSMART目標の第一歩。「Specific(具体的)」という考え方。
①「営業成績を上げたい」→「新規案件の提案件数を週3件に決める」
具体的な数字と行動に変えると、何をすべきかが明確になる。
②曖昧な目標ほど、実行の瞬間に脳が逃げ道を探す
「なるべく頑張る」は「冷蔵庫の前でチョコレートを手にしている自分」と同じ状態。決定した瞬間、既に選択肢の余地がある。
③具体的になると、失敗も見える
部下は「週3件」を宣言したから、月曜に1件も出ていないことに気づけた。曖昧なら気づかないまま。
④それでも最初の2週間、彼は「忙しくて難しい」と言い訳をしていた
完璧な目標設定が、実行を保証するわけではない。ここが多くの人が見落とす部分だ。
⑤ただ、「週3件」という具体性があるから、何が邪魔しているのかを一緒に考えられた
結果、彼が時間を作ろうと工夫し始めたのは、曖昧な「頑張ります」宣言とは別の話だった。
明日の朝、あなたの目標を見直してほしい。
「実現したい」ではなく「何をいつまでに、どのレベルで」か。
その一点だけ。
——五分読光輝『SMART目標設定』より
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