
デパスはやめて…… ベンゾジアゼピン系抗不安薬の中でも、効果は抜群でも、飛び抜けて依存性が高い薬剤なんだよ…… これ、軽い気持ちで一定期間飲み続けると、やめたときヤバい離脱症状が出ることあるんだよ 精神科医が慎重に処方するべき薬だぞ 自費診療で軽く出していい薬じゃないって
精神科医: 堤 多可弘/YouTube/産業医
4.1K posts

@djbboytt
精神科医×産業医(上場企業など約20社)|AbemaPrime等メディア出|医学博士|うつ・休職・睡眠薬・精神医療×企業の構造をやわらかく解説|YouTube「働く人のこころ相談室」|講演・取材はDMへ

デパスはやめて…… ベンゾジアゼピン系抗不安薬の中でも、効果は抜群でも、飛び抜けて依存性が高い薬剤なんだよ…… これ、軽い気持ちで一定期間飲み続けると、やめたときヤバい離脱症状が出ることあるんだよ 精神科医が慎重に処方するべき薬だぞ 自費診療で軽く出していい薬じゃないって



これ、心が壊れているサインらしい。「趣味を楽しめなくなった」「食事や睡眠がとれない」「理由もなく涙がでてくる」「集中力・判断力の低下」「イライラしやすくなる」「自己否定や無力感」「不安や焦燥感」「人と関わりたくない」「死ぬことを考える」うつと診断された僕、すべててはまってた。


あんまり同業を批判したくないんだけど、さすがに我慢ならんので言います。 うつや適応障害で休職した人に 「朝起きて日光を浴びて」 「適度に運動して 」 「眠れない時に睡眠薬飲んで」ってだけ言うの、やめてください。どれも、間違ってはいないんだが、、、 「全員に、どの時期でも効く」と思われてるのが危ない。「朝日でセロトニン合成」とかもっともらしい理論をインフルエンサーは言うんだけど、セロトニンだけでうつが治るわけじゃないから。 回復には"相"があって。初期はとにかく寝られるだけ寝た方が早い人もいるし、運動もよかれと思ってやりすぎて、かえって疲弊して回復が止まる人もいる。 で、いちばん引っかかるのが「眠れない時だけ飲んで」。 これ、逆効果になりやすい 。 「やっぱり眠れない」と気づいてから飲むとタイミングが遅れてリズムが乱れる 。さらに、そもそも"飲むか迷うこと"自体が、不眠の原因になる。 薬の効果判定もできないまま、生活リズムが乱れていくのでいいことがない。 第一、眠れないと最初から分かってたら、誰も苦労してないんですよ。 臨床では、不眠の初期はむしろ「定期的に飲む前提」で調整した方が、結果的に回復が早い。 そして「もう寝てらんない」ってくらい眠れるようになってから、早起きと運動の順番がベスト。 謎のインフルエンサーのいうことやコンビニメンクリの言うことじゃなくて、信頼できる主治医と"いまの相"に合わせて決めてください





デパスはやめて…… ベンゾジアゼピン系抗不安薬の中でも、効果は抜群でも、飛び抜けて依存性が高い薬剤なんだよ…… これ、軽い気持ちで一定期間飲み続けると、やめたときヤバい離脱症状が出ることあるんだよ 精神科医が慎重に処方するべき薬だぞ 自費診療で軽く出していい薬じゃないって


マイスリー(ゾルピデム)は非ベンゾチアゼピン系とかZ系とか言われてて、従来のベンゾジアゼピンと全く別物のように呼称されている。 そのため副作用がないかのように錯覚した精神科医以外でも幅広く使われたし、精神科医でも違いがわかっていない人が少なくない。 しかし、作用機序はベンゾジアゼピン系とほぼ同じであり、当然副作用は類似する。なんなら力価が高く、短時間作用という、比較的副作用や依存が形成しやすい特性を持っている。非ベンゾの由来は化学式にベンゾジアゼピン環を持っていないから、という理由。 "パチンコは遊戯であって賭博ではない。換金所は無関係だ。"みたいなトリックを使ったマーケティングの最も成功した例の一つだろう。







クレプトマニア(窃盗症)が摂食障害に高率に合併することはあんまり知られてない。 "盗み"の経験が半数近くにのぼるという報告もある 盗むのは多くが食べ物。お金がないからというより、飢餓状態が「脳を動かしてしまう」という説がある。 盗まなくても、陳列されている食べ物を損壊していくこともある(パンをつぶしたり、ポテチを砕いたり) だから栄養状態が戻るとともに、衝動が和らぎ勝手に治ることも多い。 大事なのは、これが犯罪者気質とかではなく、病気の症状だということ。 罰だけでは防げない。 無条件に入院や拘束が必要とは思わないが、窃盗をきっかけに摂食障害の治療につながる人も多い。 病気が引き起こす行為を防ぎ、その人の人生を守るという意味で、適切な治療にたどり着けるかは本当に大きい。 ゆえに「今の摂食障害の治療は悪!」「マンジャロ使ってやせるのは個人の自由!」みたいな風潮は怖いと思っている。