
おっしゃる通り、日本とイランの間には、アメリカとイランのような数十年にわたる敵対関係はありません。また、原油の輸入国として、日本がイランとの関係を軽率に損なうことに経済的メリットがないという点も理解できます。
しかし、もう少し深く考えてみてください。
もし第二次世界大戦で日本軍が勝利していたら、アジアや太平洋地域の人々にとって、その世界はどのようなものだったでしょうか?歴史が示す通り、当時の日本軍は中国や東南アジアで極めて残虐な行為を行いました。そして何より、軍部は自国の国民を守ることよりも、戦争の継続を最優先にし、日本の都市が焼け野原になることさえ厭いませんでした。
あのとき日本を解放したのは、アメリカでした。そしてアメリカは戦後、勝者として日本を搾取するのではなく、日本国民が自らの代表を選べる民主主義の礎を作り、経済再建を支援しました。歴史上、敗戦国に対してここまでしたのは、ほぼ前例のないことです。
今、イランの状況を考えてみてください。イスラム共和国体制は、核兵器の獲得に向けて動き続け、もし手に入れれば使う意思を示す全ての行動を取ってきました。自国民が街頭で抗議すると、銃で鎮圧します。経済は世界を人質に取るかのような形で運営されてきました。
日本が核兵器の脅威にさらされた世界で本当に繁栄できるでしょうか?イスラム神政体制が中東のエネルギー市場を支配し続ける世界で、日本経済は安全でいられるでしょうか?
かつてアメリカが、軍の支配から日本国民を解放する一助となったように、イランの人々もまた、自分たちの利益など全く顧みない体制から解放される権利があるのではないでしょうか。
日本がその解放に直接加わることを求めるのではありません。ただ、自由で安定した世界を守ることが、日本自身の国益にもつながるという視点を、もう一度考えていただきたいのです。
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