
「『柳井祥緒さんのクラシックミステリ読書感想文』まとめのまとめ」を作成しました。2026年以降のポストについては、今後順次まとめ予定です。 @m_youyou/p/lbC12j4" target="_blank" rel="nofollow noopener">posfie.com/@m_youyou/p/lb…
柳井祥緒
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これは、一つには安楽椅子探偵のフォーマットがお仕事ものミステリやバーを舞台にしたミステリと相性がよいせいもあるんでしょうね。お店のマスターが接客中に座って推理をするわけにはゆかない…

レオ・ブルース『死へのダイヴ』読了、傑作。 ゲストハウスで起きた自然死と事故死。どちらも不審な点はないのに滞在客たちはなぜ怯えるのか、事故死した女が隠そうとした封筒には何が入っているのか……という謎を緊張感ある筆致で展開させて意外な真相でストンと落とす。シンプルゆえの説得力。

レオ・ブルース『狂ったシナリオ』読了。 王道に一捻り加えることで驚きを演出する手腕と、違和感を一気に伏線として回収する手際が流石。 幾つかの感想に中盤の調査が退屈とあるが、型を守る事で型を破る著者の作風を鑑みるに定石を踏まざる得ないのかも。創作上必要な迂回ってのは難しいものです。

レオ・ブルース『骨と髪』読了。 失踪した夫婦の行方を辿る内に夫に複数の妻殺し疑惑が生じ……という話。 他作品に比べユーモア抑えめで、過去を訪ねて関係者たちから証言を集める構成もありロス・マクドナルドに似た雰囲気。 バラバラのピースがピタリと嵌って一枚の絵になる着地と王道だった。

レオ・ブルース『怒れる老婦人たち』読了。 頭の整理が必要な前半を経て、後半は事件が次々とテンポよく発生、伏線を細かく回収しながら真相まで一気に読ませる。 『フェアプレイの文学 増補版』に追加された本作「読後感」の真田啓介さんの評価は手厳しいが、瑕疵含めてこの作家らしい佳品かなと。

レオ・ブルース『ジャックは絞首台に!』読了。 小さな町で一夜に起きた二人の老婦人殺しに怒涛のクライマックスが決まる良作。 キャロラス・ディーン物は中級ミステリファンを強引に出し抜く印象だったが、今作は有名トリックを使いつつ無理のない運びで真相を隠して最後まで意外性を持続させてた。

レオ・ブルース『ブレッシントン海岸の死』読了。 解説で三門優祐さんがあえて表現されてるように、今作は見事なまでの失敗作。僕も同感。たぶん作者も途中でこりゃ無理筋だと気がついて終盤は作中のディーンと共に畳むのを投げた節がある。では美点がないかと言うとそんなことはない(ツリーに続く)

レオ・ブルース『ハイキャッスル屋敷の死』(再読)読了。 お屋敷と貴族と使用人、そして殺人。一見完璧だが偽りに満ちた舞台装置がプロットや動機の仕掛けを象徴する見事な構成。 初読時には不満だった手掛りの甘さも、今回は物語に没入出来たおかげでさほど気にならず。終盤の重い雰囲気も良く傑作。

レオ・ブルース『死者の靴』読了。 矛盾や違和感が積み重なり極限に達した瞬間に名探偵みなを集めてサテと言い、をブチ込む爽快感に痺れた!のだが、僕の理解力が足りず犯人のアリバイがどうやって崩れたのか何度か該当箇所を見返したが分からず……P.274の説明よりも前に書いてましたかね、どなたか😵💫

レオ・ブルース『ミンコット荘に死す』(再読)、読了。 婿の死に続き邸内で毒殺事件が発生、ディーンは屋敷の女主人に安全のため避難を促すが拒まれる。そして3つ目の死が訪れて……と言う緊張感ある展開に、数多の伏線を丁寧に撚り合わせた意外な真相とそこで浮かび上がる情景の壮絶さ、傑作!

レオ・ブルース『冷血の死』読了。 解説で指摘された通り瑕疵はあるものの、関係者の証言から町長の行動を再現していく面白さ、犯人を容疑の圏外に置く手際の巧さなど優れた点が多く、作者にしては捻らない直球な真相など折り目正しい探偵小説に仕上がっていて実に端正な秀作。読めて良かった!

レオ・ブルース『死の扉』(再読)、読了。 後半ダレるのとディーンの謎解きがタネ明かしに寄ってる(プリグリーも指摘してる)のが気になるが、多すぎる動機というメインの謎や死体が動かされた理由と片脚を引きずる男の正体といった副次的な謎の答えが鮮やかな佳品。犯人の動きも読み返して納得。

レオ・ブルース『冷血の死』3分の2まで進行中。 ディーンは町長の失踪後の足取りを追うも決定的な情報を得られず調査は行き詰まる。と、関係者の1人が失踪し……単調になりかけたタイミングで新たな事件が発生し物語は急展開を迎え雰囲気は深刻になるが、プリグリーのおかげで重くはない。いざ終盤。