柳井祥緒

3.1K posts

柳井祥緒 banner
柳井祥緒

柳井祥緒

@17cmsyanai

海外クラシックミステリを中心に読書記録を書いてます

Katılım Ocak 2024
164 Takip Edilen347 Takipçiler
Sabitlenmiş Tweet
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
三門優祐さんが海外クラシックミステリの柳井の感想をまとめてくださいました。まとめの見出しも詳細かつキャッチーに書いていただきありがとうございます。なんかほんと、素人の感想なのに恐縮です🙇💦💦 未邦訳の原書の感想もありますので、#reclam_election の参考の一助になればよいのですが……。
三門優祐@文フリ東京42 く-65@m_youyou

「『柳井祥緒さんのクラシックミステリ読書感想文』まとめのまとめ」を作成しました。2026年以降のポストについては、今後順次まとめ予定です。 @m_youyou/p/lbC12j4" target="_blank" rel="nofollow noopener">posfie.com/@m_youyou/p/lb…

日本語
0
6
14
2.8K
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
John Rhode『Death Sits on The Board』読書開始。 会社社長の自宅が爆発し社長が死亡。爆弾が原因のようだが調査の結果、誰にも爆弾を仕掛けることは出来ない状況だったらしく……と言う話。 緊迫の第1章からプリーストリー博士に相談が持ちかけられる第2章までテンポよく一気に掴む。先を急ごう。
日本語
0
0
2
127
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
連想したのが蜷川幸雄との対談で北野武が言った「お笑いなんかだと客との位置関係をちょっと高くしないと成立しない。せめて舞台やってるときくらい‘あなたより上だ’と見せないと客は笑わない」って言葉。 上流階級の客が座りの労働者階級の探偵が立つことで‘名探偵’という装置は成立するのかも🤔
笛吹太郎@fuehuki

これは、一つには安楽椅子探偵のフォーマットがお仕事ものミステリやバーを舞台にしたミステリと相性がよいせいもあるんでしょうね。お店のマスターが接客中に座って推理をするわけにはゆかない…

日本語
0
5
8
1.3K
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
@fuehuki 温かいお言葉、恐れ入ります😭 ありがとうございます!!
日本語
1
0
2
35
笛吹太郎
笛吹太郎@fuehuki·
柳井祥緒さんによるレオ・ブルースのキャロラス・ディーン物全翻訳作品(2026年5月時点)紹介、とてもありがたい。これで読みたくならなかったら嘘というもの。どれか未読のブルースに手を出してみようかしらん
日本語
2
3
18
680
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
連休をすっかりキャロラス・ディーン物に捧げてしまった。そろそろ英語を忘れはじめているので、今日はこれから誰かしらの原書を読みます😵‍💫
日本語
0
0
3
142
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
第11作『死へのダイヴ』(1962) 初期の作品の頃に立ち返ったかのようなシンプルかつ堅牢なプロットが見事な傑作。 静かに忍び寄る死の影に滞在客たちが怯えるゲストハウスの不穏な雰囲気と、毒の舌を持つ女に死をもたらした意外かつ説得力ある理由など美点が多く、入門編として強く推奨したい。
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『死へのダイヴ』読了、傑作。 ゲストハウスで起きた自然死と事故死。どちらも不審な点はないのに滞在客たちはなぜ怯えるのか、事故死した女が隠そうとした封筒には何が入っているのか……という謎を緊張感ある筆致で展開させて意外な真相でストンと落とす。シンプルゆえの説得力。

日本語
0
5
12
570
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
第10作『狂ったシナリオ』(1961) 感想に書いた通り中盤の調査シーンは退屈なのだが、一方で型通りに展開するがゆえに効いてくる真相の驚きという気もして、中盤の退屈さだけ、終盤の意外性だけを取り出して論じても意味はないのかもしれませんな😵‍💫
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『狂ったシナリオ』読了。 王道に一捻り加えることで驚きを演出する手腕と、違和感を一気に伏線として回収する手際が流石。 幾つかの感想に中盤の調査が退屈とあるが、型を守る事で型を破る著者の作風を鑑みるに定石を踏まざる得ないのかも。創作上必要な迂回ってのは難しいものです。

日本語
0
0
6
158
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
第9作『骨と髪』(1961) 世評は高いのだが僕はピンと来ず、どう評価をすれば良いか未だに考えあぐねている。いま読んだら評判が変わるかも。 意外っちゃ意外な結末で読んで損はないし高評価なのも分かるので、ぜひ御自身の目で確かめて頂きたく一読をオススメする次第。
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『骨と髪』読了。 失踪した夫婦の行方を辿る内に夫に複数の妻殺し疑惑が生じ……という話。 他作品に比べユーモア抑えめで、過去を訪ねて関係者たちから証言を集める構成もありロス・マクドナルドに似た雰囲気。 バラバラのピースがピタリと嵌って一枚の絵になる着地と王道だった。

日本語
0
0
10
202
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
第8作『怒れる老婦人たち』(1960) これまた登場人物が多すぎる作品で真相も複雑というかスマートさに欠けるのだが僕は不思議とすんなり読めて、結構好きな作品。 ディーン物の耐性がまだついてなかったから、複数の死の悪夢のような関係性が新鮮だったというのもある。でも好き。
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『怒れる老婦人たち』読了。 頭の整理が必要な前半を経て、後半は事件が次々とテンポよく発生、伏線を細かく回収しながら真相まで一気に読ませる。 『フェアプレイの文学 増補版』に追加された本作「読後感」の真田啓介さんの評価は手厳しいが、瑕疵含めてこの作家らしい佳品かなと。

日本語
0
0
10
203
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
第7作『ジャックは絞首台に!』(1960) キャロラス・ディーン物の面白さに気づけた作品。 とにかく登場人物が多く証言も出来事も多く、果てしなく拡大拡散を繰り返すプロットに頭がこんがらがるも、最後はスッと収斂して見事な着地を決める。こっから先の作品はだいたいそれがベースにある気がする🤔
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『ジャックは絞首台に!』読了。 小さな町で一夜に起きた二人の老婦人殺しに怒涛のクライマックスが決まる良作。 キャロラス・ディーン物は中級ミステリファンを強引に出し抜く印象だったが、今作は有名トリックを使いつつ無理のない運びで真相を隠して最後まで意外性を持続させてた。

日本語
0
2
6
254
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
第6作『ブレッシントン海岸の死』(1959) 完璧な計画と人を食ったプロットを思いつき夜中のテンションで書き始めたらあれよあれよと制御不能に陥り盛大にすっ転んだ、みたいな失敗作。 なんだけど、完璧な計画が完璧すぎて、そこだけ取り出せば独創的で駄作ではない。その据わりの悪さが良い。
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『ブレッシントン海岸の死』読了。 解説で三門優祐さんがあえて表現されてるように、今作は見事なまでの失敗作。僕も同感。たぶん作者も途中でこりゃ無理筋だと気がついて終盤は作中のディーンと共に畳むのを投げた節がある。では美点がないかと言うとそんなことはない(ツリーに続く)

日本語
0
2
9
265
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
第5作『ハイキャッスル屋敷の死』(1958) たまたま『高慢と偏見』を読んだ直後だったから、本作の舞台である「完璧すぎて逆に嘘くさい貴族の大邸宅」を支えるモチベーションが素直に受け取れて初読よりも説得力を感じて読めた。 階級社会が鍵となる英国的な、あまりにも英国的な悲喜劇。
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『ハイキャッスル屋敷の死』(再読)読了。 お屋敷と貴族と使用人、そして殺人。一見完璧だが偽りに満ちた舞台装置がプロットや動機の仕掛けを象徴する見事な構成。 初読時には不満だった手掛りの甘さも、今回は物語に没入出来たおかげでさほど気にならず。終盤の重い雰囲気も良く傑作。

日本語
0
0
8
272
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
第4作『死者の靴』(1958) 痛みを伴う前作と打って変わりハッチャケた作品。 舞台もイギリスを飛び出して縦横無尽、壮大なスケールの計画に人を食ったモチベーション。真相を見抜きやすいとの評もあるが、本作に関しては隠す気がなかったんじゃないかな😵‍💫 引き続きアリバイ工作の解説をお待ちしてます。
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『死者の靴』読了。 矛盾や違和感が積み重なり極限に達した瞬間に名探偵みなを集めてサテと言い、をブチ込む爽快感に痺れた!のだが、僕の理解力が足りず犯人のアリバイがどうやって崩れたのか何度か該当箇所を見返したが分からず……P.274の説明よりも前に書いてましたかね、どなたか😵‍💫

日本語
0
1
10
227
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
第3作『ミンコット荘に死す』(1956) 登場人物の性格が事件を引き起こし謎を生む傑作。 前作まではクロスワードパズルを解くように犯罪を解明するディーンだったが、その姿勢を省みる場面が描かれていて、プロットとテーマを沿わせる作者の細やかな手つきに読後感嘆。
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『ミンコット荘に死す』(再読)、読了。 婿の死に続き邸内で毒殺事件が発生、ディーンは屋敷の女主人に安全のため避難を促すが拒まれる。そして3つ目の死が訪れて……と言う緊張感ある展開に、数多の伏線を丁寧に撚り合わせた意外な真相とそこで浮かび上がる情景の壮絶さ、傑作!

日本語
0
0
5
167
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
第2作『冷血の死』(1956) 作者にしては直球な秀作でシリアスとユーモアのバランスも良く、普通一般にイメージされる「上質な英国探偵小説」という仕上がり。 後になるほど複雑だったり捻りがあったりするシリーズの中では素直に読めるので、英国ミステリ好きに布教するなら今作からでも良い気がする🤔
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『冷血の死』読了。 解説で指摘された通り瑕疵はあるものの、関係者の証言から町長の行動を再現していく面白さ、犯人を容疑の圏外に置く手際の巧さなど優れた点が多く、作者にしては捻らない直球な真相など折り目正しい探偵小説に仕上がっていて実に端正な秀作。読めて良かった!

日本語
0
0
9
303
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
第1作『死の扉』(1955) 歴史教師ディーンが好奇心から素人探偵デビューを果たしたり、登場人物の1人がミステリについて「なんという豊かなジャンルだろう!」と愛を迸らせたり「無垢の歌」といった趣。 前作から4年の空白があったからか解決編の演出がもたつくが、意外性に富んだ堂々たる探偵小説。
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『死の扉』(再読)、読了。 後半ダレるのとディーンの謎解きがタネ明かしに寄ってる(プリグリーも指摘してる)のが気になるが、多すぎる動機というメインの謎や死体が動かされた理由と片脚を引きずる男の正体といった副次的な謎の答えが鮮やかな佳品。犯人の動きも読み返して納得。

日本語
0
2
8
394
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
というわけで、キャロラス・ディーン物11作品について読後当時の感想を引用しつつ簡単にご紹介。1作品ずつ投稿するためタイムラインが圧迫されるのが苦手な方はミュートなどを推奨いたします。 レオ・ブルース作品の復刊と商業出版を祈って、ほら行くどー。
日本語
0
6
14
512
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
レオ・ブルースのキャロラス・ディーン物の全翻訳作品(2026年5月時点)読破完了。 ‘複数の死の関係性’を突き詰めて時に傑作を時に華麗なる失敗作を怯まず描く作者の果敢な姿勢と、好奇心から素人探偵になり傷つき悩みそれでも名探偵を引き受けていく主人公ディーンの成長に敬礼。正当な評価よ来たれ。
柳井祥緒 tweet media
日本語
0
8
26
678
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
レオ・ブルースは『三人の名探偵のための事件』以外は面白いと感じず敬遠してたが『ジャックは絞首台に!』『Neck and Neck』『怒れる老婦人たち』を短期間で読み目指すところが分かってから俄然、楽しめるようになった。おかげで『ミンコット荘〜』『ハイキャッスル屋敷〜』とも幸せな再会が出来た。
日本語
0
2
9
217
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
『死の扉』『冷血の死』『ミンコット荘に死す』を発表順に読むと、ディーンが好奇心から始めた素人探偵についての葛藤が段階を踏んで深まっていくのが良く分かり、日本人好みの名探偵論になっているから、そういう面から広く読まれるようにならないかな🤔 面白いからもっと読まれるべきだし。
日本語
0
1
6
209
柳井祥緒
柳井祥緒@17cmsyanai·
レオ・ブルース『冷血の死』読了。 解説で指摘された通り瑕疵はあるものの、関係者の証言から町長の行動を再現していく面白さ、犯人を容疑の圏外に置く手際の巧さなど優れた点が多く、作者にしては捻らない直球な真相など折り目正しい探偵小説に仕上がっていて実に端正な秀作。読めて良かった!
柳井祥緒@17cmsyanai

レオ・ブルース『冷血の死』3分の2まで進行中。 ディーンは町長の失踪後の足取りを追うも決定的な情報を得られず調査は行き詰まる。と、関係者の1人が失踪し……単調になりかけたタイミングで新たな事件が発生し物語は急展開を迎え雰囲気は深刻になるが、プリグリーのおかげで重くはない。いざ終盤。

日本語
0
2
8
520