Sabitlenmiş Tweet
寺坂
403 posts


ばりハードな人生歩んだ人が僕のクソツイに共感してくれて神

寺坂@group_pathos
#もう一度撮れと言われても撮れない写真 北朝鮮・羅津のカジノの前で。 この後に逮捕、拘束されてしまいました。
日本語
寺坂 retweetledi


絵を描いてもらった北朝鮮の人達は、今も元気に過ごしてるんだろうか...
見張りとは言えども一緒に過ごしてたら、
絵の上手い人に似顔絵位は描いてもらいたいと思うのも、無理ないよな。
寺坂@group_pathos
日本語

@yulii_smirnoff 見張りの子はとても素直な子だったので、元気でいてほしいものです。
彼の夢は絵描きになることでしたが、あの国では叶えることは難しそうですね。
日本語

金忠南が言った。
「会長、1ヶ月、時間をください」
金君は、脱北者の家系だ。
両親は脱北者三代目として中国の国境沿いの村で農業を営んでいた。
金忠南はクリスチャンで妻と共に脱北者支援を続けていた。
今回の問題にこれほど頼りになる男はいなかった。
決して周りに悟られないように、着々と準備を進めていった。
そんなある日、延吉の事業所から連絡が入った。
金銭トラブルがあり、至急帰ってきてほしいと。
引き継ぎを済ませ、その日の夕方、李君が運転する小型バスで出発した。
後部には青いビニールシートが山積みになっていた。
いつもなら車内で歌の一つでも歌う李君が今日は大人しい。
「具合でも悪いのか」と聞くと「大丈夫です」と答えた。
そのままバスは国境の検問所に差し掛かった。
馴染みの女性保衛員が「帰るのか?」と声をかけてきた。
「またお土産持って戻ってくるよ」と私は言った。
「いらないよ」と彼女は笑った。
いつも通りの会話が終わり、ゲートが上がった。
この時は、ボディーチェックも積荷の検査もなかった。
それから30分ほど走っただろうか。
李君の顔を見ると、汗がダラダラと流れていてなんだか顔色も悪い。
私は心配になり、
「どうした、大丈夫か?」と聞くと、
少し急ブレーキ気味に車が止まった。
「会長、すいません」
「実は英順を、シートの下に乗せていました」
李君がハンドルに頭を擦り付けて謝ってきた。
突然の報告に私は頭に血が昇り、
ゲンコツで李君の頭を殴りつけた。
「人の命を何と考えている」
「なぜ私に相談しなかった」
「軽々しく命を危険に晒す奴が、どこにいる」
すると背後でゴソゴソと何かが動き出した。
ムシロでグルグル巻きにされた小柄な英順が、シートの下から現れた。
私が大声を出したものだから怖くなって泣きだしてしまったのだろう。
運転席を見ると、李君も泣いていた。
「とにかく急ぎで進め。話はそれからだ。」
李君は涙を腕で拭いながら車を走らせた。
英順は遠くなっていく豆満江をジッと見ていた。
兄たちがいる北朝鮮の家並が、過ぎ去っていく。
涙がポタポタと足元に落ちていた。
私はそっと肩に手を回し、
「もう大丈夫だ」と言った。
一時間後、延吉の教会に着くと金忠南の両親一家が待っていた。
金忠南の奥さんが力一杯に英順を抱きしめた。
恥ずかしそうに英順が私を見た。
今度こそ、心から笑顔で頷けた。
英順は顔を埋めて、声を出して泣いた。
李君と金忠南が私に訴えかけてきた。
「どうしてもあの子達を放っておけなかった。もし発覚したら、二人でやったことにする。殺されてもいいと覚悟していました。」
二度と馬鹿なことはするんじゃないと、私は怒鳴りつけたが、内心、この2人が可愛くてしょうがなかった。
なぜ私に相談しなかったのかと聞くと、
理由はこうだった。
「会長は嘘や隠し事をするとすぐ顔に出るから」
思わず、飲んでいたお茶を吹き出した。
日本語

「コチェビ」
ロシア語の放浪が由来とも言われる。
北朝鮮の孤児たちを指す言葉だ。
当時の北朝鮮には、コチェビが溢れていた。
北朝鮮・羅津の工場を始めた頃のことだ。
枇杷島の加工工場に、ある日、三人の子供が現れた。
まるで石器時代の原始人と見間違えるような姿だった。
南京袋の底と横に穴を開け、頭と手を出している。
身体は痩せ細り、真っ黒に汚れ、シラミが頭髪に這い出していた。
眼だけが異様にギラギラしていた。
事情を聞くと、両親が脱北の手助けに関与し、強制収容所に送られてしまった。
「逃げろ」と言われて羅津へ義兄を頼ったが、追い返された。
行き場を失った3人は橋の袂に住み着いていた。
上から14歳、12歳、8歳。
工場の休憩室の木の箱にいつも3人は並んで座っていた。
見かねた従業員が声をかけ、シラミだらけの身体に殺虫剤をかけ、身体は真っ白になった。
下の子は鼻を垂らし、ブルブル震えながら私を見ていた。
私はその時微笑んだつもりだったが、あの時の自分はどんな顔をしていたのだろう。
この子たちの面倒は、金忠南と李君に一任した。
村の空いた納屋を寝床とし、兄と次男は工場の雑用係として働くことになった。
食事代と家賃は会社負担。
週一回、私の家で夕食と風呂を入れさせた。
下の子は家政婦のスビンになついて、側から離れなかった。
ある日、スビンが私の部屋に飛び込んできた。
「下の子、英順は女の子です」
お風呂に入れてあげた時に気づいたのだそうだ。
私は唖然とした。
話を聞くと、最初はずっと下を向いて黙ったままだった。
お菓子をあげると、両親から言われたことを話し始めた。
「あなたはこれから男の子として振る舞いなさい。女の子ということがわかれば、すぐ売られてしまう。兄妹がバラバラになる」と。
この国の孤児の女の子は誘拐され、人身売買されてしまう。
「この子を守るには脱北しかない」
かなり危険を伴うがそれがみんなで考えた結果だった。
(続く)
日本語
寺坂 retweetledi












