

高野秀敏/ベンチャー採用転職/エンジェル投資家/M&A
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@keyplayers
スタートアップ採用/転職キープレイヤーズ | 東北大学特任教授・客員 | 適格機関投資家 | 社外取締役・顧問 | 80社以上の投資実績 | クラウドワークス・メドレー創業役員上場 | 上場支援実績176社| 投資先10社上場達成 | 東北大学卒 |REALVALUE MAFIA |転職 |採用|M&A|ダンス |



深夜2時、年商5億の会社の社長から電話が来た。「キャッシュが3ヶ月で尽きる。誰にも言えない」。 経営者は、孤独だ。資金繰りの悩み。人事の爆弾。訴訟リスク。全部1人で抱える。 朝令暮改に見える指示の裏には、経営者だけが知る理由がある。 私は27年間、経営者と向き合い続けてきた。その中で、何百回とこうした深夜の電話を受けてきた。共通するのは「社員には絶対に言えない」という一言だ。 経営者の孤独には、いくつかの層がある。 1つ目は、資金繰りの孤独。月末の支払いが2000万円。入金予定は1500万円。足りない500万円をどうするか。銀行に頭を下げるか、取引先に支払いを延ばしてもらうか、自分の貯金を崩すか。この判断を毎月、誰にも相談できずに行っている経営者は想像以上に多い。社員に言えば不安が広がる。家族に言えば心配をかける。黙って1人で動くしかない。 2つ目は、人事の孤独。「あのマネージャーを降格させなければいけない」「創業メンバーだが、もう会社のフェーズに合わない」。こうした判断を下すとき、経営者は誰にも相談できない。人事の情報は最も扱いが難しい。相談した相手が漏らせば組織が壊れる。だから1人で決め、1人で伝え、1人で恨まれる。 3つ目は、訴訟やトラブルの孤独。取引先からの損害賠償請求。元社員からの労働審判。SNSでの炎上リスク。これらは弁護士には相談できても、社員には話せない。年商10億円未満の会社で、何らかの法的トラブルを経験したことがある経営者は約65%というデータがある。そのほとんどが、経営者1人で対応している。 4つ目は、成功しても消えない孤独。会社が成長し、社員が100人を超え、売上が伸びても、孤独は解消されない。むしろ深まる。判断の影響範囲が大きくなるからだ。10人の会社なら間違えても10人で済む。100人の会社で間違えれば、100人の生活に影響する。その重さは、経営者にしかわからない。 社員から見ると、経営者は理不尽に見えることがある。先週言ったことと今週言っていることが違う。急に方針が変わる。説明もなく人事異動がある。その裏には、ほぼ確実に社員が知らない事情がある。 大型顧客からの取引停止の予告。主要株主からの圧力。競合の新製品の情報。規制変更の内部情報。これらが突然入ってきて、経営者は即座に対応しなければならない。説明する時間がないこともあるし、説明できない内容であることも多い。 では経営者はどう孤独と向き合っているのか。私が見てきた中で、うまくやっている経営者には共通点がある。同じ立場の経営者仲間を持っていること。社外のメンターや顧問がいること。月に1回でも「全部話せる相手」がいること。 あるCEOは、同業種の社長3人と毎月食事会をしている。売上も、悩みも、失敗も全部共有する。「これがなかったら3年前に精神的に潰れていた」と言っていた。 別のCEOは、週に1回、30分だけ社外の顧問と電話する時間を設けている。議題は決めない。「今週、一番しんどかったこと」を話すだけだ。それだけで翌週のパフォーマンスが明らかに変わるという。 社員の立場でできることもある。経営者の判断を「なぜそうなるんですか」と詰めるのではなく、「何かあったんですか」と聞いてみる。それだけで経営者は救われることがある。全部は話せなくても「気づいてくれている人がいる」という感覚は、孤独を和らげる。 経営者のメンタルヘルスの問題は深刻だ。中小企業経営者の約4割が「強いストレスを常に感じている」と答えた調査結果がある。にもかかわらず、経営者向けのカウンセリングを利用したことがある人は1割にも満たない。「弱さを見せてはいけない」という固定観念が、経営者をさらに追い詰めている。 経営者の孤独を完全になくすことはできない。それは経営という仕事に構造的に組み込まれている。ただ、その孤独を1人で抱え込まない仕組みを持てるかどうかで、経営者としての寿命は大きく変わる。 経営者の孤独や、その支え方について、みなさんの経験を聞かせてください

転職活動をする時代は終わった。 SNSで発信している人には、勝手にスカウトが届く。選べる。焦ってレジュメを作る必要がない。 これは感覚論じゃない。データがある。 マイナビの調査によると、採用手法としてSNSを導入している企業は2021年の9.8%から2025年には21.2%へ、4年で倍以上になった。中途採用にSNSを活用している人事担当者も約3割に達している。 求職者側も動いている。SNSで就活情報を収集する新卒学生は2020年の16%から2024年には32%へ倍増。就活生・社会人ともに約8割が「SNSの情報で志望度が変わった」と答えている。 採用の現場がSNSに移っている。 ただ、データが示しているのはトレンドだ。「発信している人にスカウトが来る」という本質は、11,000件のキャリア相談をやってきた自分の現場感覚から言っている。 スカウトが止まらない人には共通点がある。発信している人だ。 LinkedInでキャリアを書いている。noteで専門性を出している。Xで業界の話をしている。それだけで、経営者や採用責任者から「話したい」と連絡が来る。 一方で、何も発信せずにいきなり転職サイトに登録して、焦ってレジュメを書いて面接を詰め込む人がいる。このやり方はもう非効率だ。 発信は転職活動の代替じゃない。常時稼働するキャリアのセーフティネットだ。 準備できていない人は選ばれる側に回る。準備している人が選ぶ側になる。





Claude Codeで、経営者の私が月30時間の雑務を消した。 秘書でもSaaSでもない。ターミナルに「おはよう」と打っただけだ。 議事録作成、タスク整理、情報検索、下書き作成など、経営者の時間を静かに奪っていく雑務が、ほぼ全部消えました。 「秘書を雇えばいい話では?」と思うかもしれません。でも、秘書には教育が必要です。引き継ぎも必要です。退職もします。Claude Codeは、仕事のやり方を一度教えたら、ずっとその通りにやってくれます。しかも24時間、文句も言わずに。 GitHubもターミナルも、数ヶ月前まで触ったことがありませんでした。それでも今、毎日使っています。 記事では、朝の「おはよう」ブリーフィング、自動議事録、クライアント管理、コンテンツ量産まで、実際にやっていることを全部書きました。 経営者に必要なのは、プログラミングの知識ではなく「人に仕事を任せる能力」です。部下に指示を出すのと同じ感覚で、AIが動いてくれます。 3分で読めるのでぜひ記事読んでいただけると嬉しいです。 経営者のAI活用について、みなさんの経験や考えを聞かせてください。 note.com/keyplayers/n/n…






日本企業の3割が「AI導入のために人を増やした」。あずさ監査法人の調査だ。 アメリカではAIで人を減らしている。日本だけが逆行している。 この差が、3年後にどう出るか。 アメリカの動きは明確だ。Blockは全社員の約40%にあたる業務をAIに置き換え、新規採用を凍結した。Shopifyのトビ・リュトケCEOは「AIにできることを人間にやらせるな」と全社に通達を出している。MetaもGoogleも、2024年から2025年にかけて合計3万人以上を削減した。 一方、日本企業は「AIを使うために人を雇う」。AI推進室を作り、専任担当者を置き、外部コンサルを入れ、研修プログラムを組む。やっていること自体は間違いではない。だが、この体制で本当にAIの恩恵を受けられるのか。 問題は生産性の数字に表れている。日本の労働生産性はOECD38カ国中31位。アメリカの約6割の水準にとどまる。ここにAI活用の差が加われば、格差はさらに開く。 「AIを導入したら、浮いた時間で別の仕事をさせる」。日本企業の経営者からよく聞く言葉だ。だがアメリカ企業は違う。浮いた時間ではなく、浮いた人件費で次の投資をする。この発想の差が決定的だ。 3年後、AI活用で生産性を2倍にした海外企業と、AI導入のために人件費を増やした日本企業。どちらが市場で勝つかは明白だろう。 日本企業のAI導入の進め方について、みなさんはどう思われますか





