田中勲
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田中勲
@mag01223
ライター&エディター、「共感」のビジネスビジョンコンサルタント、「ビジネスパーソンのためのリベラルアーツ講座」主宰。食べることと映画とテニスが大好き。年を取っても、好奇心の旺盛さは衰えないみたい(^^)。今年(2025年)9月、博士(学術)を取得!




よく整理されていますね。象徴天皇制は、国民主権を前提にした概念であり、それは1946年日本国憲法で生まれた仕組み。今回の皇室典範改正に際して、天皇制を、日本国憲法を超えた2600年の歴史を基盤にした制度、と定義し直す運動が興隆した。皇室典範は、戦後3回目の改正だが、1949年は宮内府を宮内庁に改めるなど行政組織変更に伴う技術的改正。2017年改正は、明仁天皇の意をくんで退位を一代限りで可能にしたもの。今回の改正が、国会の政策判断で行った初の皇室典範改正と言える。しかも憲法の「世襲」の定義の内容に踏み込んだ意味を持つ。「戦後レジームを否定するプロジェクト」の一部と言うべきだろう。

私が4年前に指摘した記事 愛子天皇希望派の大半は、今の天皇家に敬意や共感を抱いてるのであり、"神武天皇"の子孫かどうかはどうでも良い 日本国憲法下の"今の天皇"に親しみを感じて皇室を支持してる だから神武天皇命の男系派とは噛みあわない 皇室を支持する層の分断 note.com/horishinb/n/n2…

だったら国の統治機構から完全に切り離して、独立の宗教にしたら良いんじゃないの。 千代田の皇居は引払って、京都の御所に戻ってもらい江戸時代以前のようにひっそりと祭祀を続けてもらえば良い。政治や他の宗教勢力と結び付かないよう、バチカン市国のように国家から完全独立した中立的存在にして。

天皇制というものが長い歴史があり、その歴史ゆえに平安時代、武家社会、明治政府、戦後日本で一貫して最高の権威でありあ得たことは事実。「今の政治体制の都合や考えで安易に変えるものじゃない」というのは確かだろう。 しかし、だからと言って天皇制が時代や時々の政治システム、環境と無縁だったわけではない。明治維新での東京遷都、英国式服装への転換、さらに将軍を置き換える大元帥としての位置付けがあった。 戦後の天皇はそこから人間宣言と憲法で定める日本の象徴と意味付けそのものを変えている。これは決して近代以降の話ではなく、摂関政治、幕府体制、その間の南北朝時代など、天皇制は最高権威であるがゆえに時代に合わせて変遷してきた。 今回の皇室典範改訂では女性天皇の存在は否定された。しかし、政府は「すでに存在する皇位継承順位を変えてはいけない」という理屈で「女は天皇になり得ない」という理屈は使えなかった。天皇も時代の中にある以上、男女同権の外側とは言えないからだ。 天皇制の歴史は長い、だからと言って時々の体制とは無縁ではいられない。むしろ時々の体制に合わせてきたからこそ、長い歴史を保てたのだ。





