みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト

43.6K posts

みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト banner
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト

みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト

@miyatti

宮田 大督 / 株式会社エクスプラザ CPO 生成AIエバンジェリスト / 職歴:メルカリ 楽天 Gaudiy 令和トラベル エクサウィザーズ NTTCom / 趣味:アニメ・特撮・ゲームなど / 思想・哲学・神話好き/ 柄谷行人推し

港区, 東京都 JP Katılım Nisan 2007
7.8K Takip Edilen14.8K Takipçiler
Sabitlenmiş Tweet
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト
ノンエンジニア向け NotionAI「最初の一歩」講座ブログを公開しました! 先日行われたNotionAIイベントをベースでしゃべったことをベースにしてます。当日来られなかった方もこちらを見ればNotionAIさわりながら「上り方」理解していただけるはず!ぜひご覧ください note.com/miyatad/n/nb3f…
日本語
1
4
54
19.3K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
ジスロマック
ジスロマック@yomooog·
「帝都物語」見た。 いや……ちょっと面白すぎる……ここ最近見た映画だとぶっちぎりで好みだった……ちょっとキワモノを期待して見たはずなのに、純粋な作品のパワーで殴られた感じがする。普通にもう1回見たいレベルでよかった youtu.be/xUhvJjyF7lg?si…
YouTube video
YouTube
日本語
1
163
569
76.5K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
ブッシュマン・ザ・映画フーリガン
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の妙味はやっぱり教師を宇宙に送ったことにあると思う。 未知の知性体と知識を相互理解するプロフェッショナルだからね。 細胞が分裂するように、知性も拡散するのだ。
ブッシュマン・ザ・映画フーリガン tweet media
日本語
3
143
1K
96.2K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
笛丸
笛丸@Beer_fuemaru·
アニメ作品で最高の花火のひとつを見たかったら 「花緑青の明ける日に」をすぐ映画館へ観に行くといいよ
笛丸 tweet media
日本語
3
85
345
8.9K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
内省ヲタク
内省ヲタク@Yuru_happy_Lab·
JTCに所属していますが、これはマジです。基本Copilotか使い勝手最悪の「社内製AI」しか使えません。 JTCにまともなAIエンジニアがいるはずもなく、彼らが作った独自AIはUI含めてポンコツです。 そして社内にAIをまともに使える人もほとんどおらず、検索機能で皆満足しています。 プライベートで課金してでも最新のAIツールを使っておかないと、そのうち本当に無職になりそうです。
にゃんすけ@nyansukestudy

コレ逆にベンチャー等から日系大企業(JTC)に転職した時マジで気を付けてね。今まで実績出してきたのが「AIの活用がうまかったから」という人は突然、武器のオリハルコンの剣を奪われて木の棒になったゲームの主人公みたいになるからね。ツール頼みで仕事してた人の大企業転職は要注意よ。

日本語
31
336
2.6K
1.1M
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト
幸せになるための手段(how)はいくらかえてもいい。自分にとって幸せとはなにか(why)は変わらないはず(コロコロ変わるならそれは多分副次的なもの)なのでそこだけ自分と向き合って把握さえしとけばいい。そこを抑えずにhowに右往左往するのは時間がもったいない。すぐ死んじゃうよ。
日本語
0
0
0
339
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト
人生において何よりも大切なことは何が一番自分にとって楽しいことなのか価値あることなのかを忘れないでいることだろう。最近思うのはこれびっくりするぐらい普通に忘れる。忙しいと忘れるし眼の前にドーパミン出ることあればそれに引っ張られるし。自分の人生を物語として語り直すときに自身を持っていい話として満足感を持って語れるように日々しておくといいことが色々ある。日々の意思決定が簡単になるし、楽しいと思えることが多くなるし、周りの人からも理解されやすくなる。
日本語
1
0
26
1.1K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
Kosuke
Kosuke@kosuke_agos·
OpenAIのサム・アルトマンが「採用を抑制する」と宣言してからわずか54日で、一転して人員を倍増させるという驚愕の事実が明らかになりました。 「AIによって人間の労働力を代替する」という彼ら自身の前提が崩れ、純粋な計算能力だけでは乗り越えられないボトルネックに直面している事象です。 その驚愕の詳細と矛盾を3つのポイントにまとめました。 1. 労働力の『補完』 OpenAIの「少人数でより多くを」という理想論がわずか2ヶ月で破綻し、年末までに3,500人もの人間を新たに追加するという現実です。現在のAIインフラは、自律的にシステムを構築する段階には至っておらず、人間を大量に投入しなければスケールしないことを証明しています。 2. 競争環境の『圧力』 この急転換の背景には、Anthropicなど競合他社の猛烈な追い上げがあります。市場の優位性を保つためには、純粋なアルゴリズムの進化を待つ余裕はなく、泥臭いマンパワーによって開発速度を強制的に加速させるしか選択肢が残されていません。 3. 効率化の『限界露呈』 世界で最もAIによる業務の最適化を推進しているはずの企業が、最も人間の労働力に依存しているというパラドックスです。AIが人間の仕事を奪うという未来の前に、AIを構築し維持するための膨大な「生物学的摩擦」が依然として必要不可欠であるという残酷な現実を示しています。
Kosuke tweet mediaKosuke tweet media
日本語
17
87
347
59.9K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
めめこ@MP48/H44
めめこ@MP48/H44@memeko7·
プロヘメ、原作を読んで映画を見るとこのキャラはこんなことするかなあ、は結構あるのだけれど、アンディ・ウィアーがほぼ付きっきりで撮影に参加していたのもあり、これって原作者が同じ話を新たに構築した劇場版であり2時間の別バージョンだと思っているから、そんなに違和感がない。
日本語
2
324
1.5K
54.6K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
Takuya Asako
Takuya Asako@taku_yeah·
組織への導入や活用支援の観点考えると、エディタ入れてターミナルとGitの最低限の操作覚えてもらって…だと厳しくない?と思っていたのでわかる of わかる。 万人が使って生産性上げるためにはGUIが必要なのよ。いくら危機感が煽ったとしても、みんながGit使えるようにはならない✍️
ハヤカワ五味@hayakawagomi

ClaudeCode使えムーブがすごいけど、冷静にエンジニアでない場合Cowork"で"いいのではと思いました。VScodeとかターミナルとかGitとかの説明も面倒なので。。。Dispatchもあるし。

日本語
0
2
15
2.3K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
じぇったろーん
じぇったろーん@Thankyoualleva·
幾原監督がシン・仮面ライダーを絶賛していたことについて庵野監督のコメント ・意外でした ・シン仮面は意外な人にすごく刺さる。シンゴジやシンマンはそうでもないという人に刺さった。僕の作品の中では特殊 ・出渕さんも本作が飛び抜けて好きで何度も劇場に ・知人の脚本家も20回くらい観た ↓続
日本語
27
828
3K
349.7K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
sapporo
sapporo@mjgatpww·
『逆に言うとエンタメよりも自分の作りたいモノに特化して作ったのが唯一シン・仮面ライダーですね。他はもっとエンタメとかお客さんにウケなきゃとか少しでも興行収入上げなきゃとか考えますけどライダーだけは無かった。本当に作りたいモノに集中してたので、』
日本語
2
106
270
18.2K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
佐藤優一 | AIプロダクト開発・AI業務改革
AIはバブルだ、と言われ続けている。 だが、2兆円規模のテック特化ヘッジファンドを率いる ブラッド・ガースナー(Altimeter Capital創業者)は 真逆のことを言っている。 「IT予算を奪うだけでは60億ドルの収益は生まれない。 労働力を補完することで初めて実現する」 この一言に、すべてが凝縮されている。 多くの経営者は今もAIを 「ソフトウェア費用の代替」として捉えている。 だが、それは完全に間違った参照軸だ。 AIが競合しているのは、IT予算(数兆円市場)ではない。 人件費(数百兆円市場)だ。 Claude 4.6、ChatGPT 5.4——この世代を境に、 AIは「ツール」から「人材の代替候補」へと変質した。 数字を見れば明らかだ。 Anthropic(Claudeを開発するAI企業)は14ヶ月で年間収益が10億ドルから140億ドルへ。 14倍の成長を遂げた。 OpenAIは2年で20億ドルから200億ドルへ。 10倍の成長だ。 バブルなら、こんな収益成長は起きない。 誰かがリアルなお金を払い続けているから成長する。 そのお金の出所は何か。 IT予算ではなく、採用予算であり、人件費だ。 ガースナーはこう続ける。 「次の20年の採用ペースは、過去20年より大幅に遅くなる」 これは脅しでも煽りでもない。 資本主義史上最大の労働市場の構造転換の宣言だ。 2026年、世界のAI設備投資は5000億ドルを超えた。 2023年比で3倍以上。 この巨額が「バブル」と呼ばれるのは、 ROI(投資対効果)の参照基準が間違っているからだ。 IT予算との比較ではROIが出にくい。 人件費との比較では、ROIが劇的に出る。 経営者として問い直してほしい。 あなたの会社のAI投資は、 いまだに「ソフトウェア費用」の文脈で審議されていないか。 本来比較すべき相手は、採用コストであり、 来年の人員計画の中に潜む人件費の固定費だ。 AIをIT予算として扱っている限り、 正しい意思決定は永遠にできない。 ガースナーが「原子核分裂のような瞬間」と表現したこの転換は、 バブルの崩壊を待つべきものではなく、 今すぐ自社の予算設計を見直す理由だ。 あなたの会社では、AIへの投資判断を どの予算カテゴリーで議論しているだろうか。
日本語
0
1
16
2.9K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
柳川慶太 | BASE, Inc. 執行役員 金融事業担当
自分の思想をまとめた自分用の思想書を15万文字くらい書いたんだけど良すぎる 思想がクリアになるのはもちろんのこと、最高のコンテキスト情報としてめちゃくちゃ実用的に使える そしてこのコンテキストは増殖していく 本当に人格作ってる感じだな みんなやったほうがいい
日本語
0
3
21
2.5K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
シン・ゴジライアン
シン・ゴジライアン@2501_godzilla·
劇場版メダリストのキービジュアル あまりにもガンダム過ぎるだろ…
シン・ゴジライアン tweet mediaシン・ゴジライアン tweet media
日本語
41
2.4K
13.7K
719.1K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト
なぜ自分がAIに将来職を追われる可能性ある、自分の首を絞めることになるのに、AI推進することをやめないのかわかった。それは多分本当に自己犠牲に近い感情なのかもしれない。自己犠牲というか、自分が信じている価値、それが実現される社会というものがこの世の中に生まれるのなら、そのために死ねる、ぐらいの大袈裟な感情。たとえば、今日生成AIとエヴァとか柄谷行人の話をしていたのだけど、本当にThinkingのところとか読むと「お前ほんとにすげええええこんなにわかってくれるヒトあったことないわ」ってレベルの考察を考えてくれてるのが垣間見えたりするときに、こういうレベルの思考をもったロボットが本当にそこらじゅうに世の中に生まれたとして、今の世の中に比べて良い世の中であると思ってしまう。人間じゃなくても、この世の中みんな色々面白いこと考えてほしいな、というような欲望があるのだけど、それがロボットだったとしても、そういうことをみんな考えてる世界というのがもし生まれるなら絶対面白い。とか、こう文章化するととんでもなくやばいやつだし、人間がいなくてロボットがそんな無意味名こと考えてるだけの世界二何の価値があるのかとかまともな頭で考えればそうなのだが、感情的には、そういったロボットの世界に肩入れしてしまう自分がいる。そしてそういったロボットたちが生まれるのなら、人間は世代交代しちゃってもいいんじゃないか、とかすら、狂ったことをどっかで思ってるのかもしれない。大袈裟にかいてますが、これを単純化すると「面白いことが起きる世界にとにかくベットしたい、その結果自分含めた人間がやばいことになっても一旦大丈夫なきがする(そうなった時考える)」ということなんだろう。いやほんとに人類がやばくなったらそんな思想取り下げるとは思いますけどね。それぐらい偏った感じで動いている方が、生きてて楽しいなーというところで、うまくそういう感情を利用して、それを生きがいとしているんだろうな。そして、病気とかでネガティブになって、冷静になると、そんな面白がり方している余裕もなくなり「俺何してるんだっけ」となってしまうんだろう。
日本語
0
1
35
2.5K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
Daisuke Motoki
Daisuke Motoki@swarm_ai_cloud·
ハイプ曲線風にいうと 最初の一気に上り坂の頂上まで行くのが1。 で期待値ギャップで一旦ボトムに下がるのが2。 で普及するのが3以降。 ただAI事業の面白いところは最初の頂上までの速度が爆速で強烈。ボトムの摩擦も強烈。普及期はじわじわではなく爆発的に成長し、競合参入で一気に削られる。 ハイプ曲線というガートナーのマーケツールは時代と共に消えたのではなく、時間軸で思いっきり圧縮されその分上下動も激しくなった。
Daisuke Motoki@swarm_ai_cloud

最近生成AIやエージェントをベースにした自社事業立ち上げブームが発生しているように感じるので、これまで3年間有象無象累計15事業程作って来た経験を整理してみる。 大きくフェーズを分けると以下。 前の段階を経なければ次の段階に進む事は無い。 1. 期待拡散期 2. 摩擦期 3. ファン形成期 4. 競合参入期 5. ブランド固定期 1. 期待拡散期 こんなものをリリースしますよと告知をした際に、イノベーター層が関心を持ち拡散、利用するフェーズ。目新しいプロダクトであり、かつニーズがある場合のみこの拡散が起きる。逆に言うとここで母集団形成ができなければニーズが無いか時代が早過ぎる。 生成AIを冠にしてここで拡散が起きなければすぐにピボットを考えた方が良いかもしれない。 また、プロダクトがない状態での期待拡散は4の競合参入の呼び水になるので長期的に苦しめられる。1はニーズ測定のためでもあるので、競合参入のデメリットを差し置いてもやるメリットはあったが、これだけ開発エージェントが発展した昨今の状況を鑑みると購入導線を作ってからのリリースが良い。 2. 摩擦期 これは2つ分けて考えた方が良い。期待拡散による「サービス利用していない」層の反発と課金の上での「サービス利用」層の摩擦の2つがある。 サービス利用していない層の摩擦は無意味かと言うとそうではない。これも効果測定として有用。 ・サービス利用していない層 これはサービスそのものの脅威判定として考えるのが良い。脅威とならないサービスにわざわざ人はエネルギーを割いて足を引っ張ろうとはしない。彼らには何かしらの思惑があり、その規模が大きいほどパラダイムシフトのレベルが大きいことを意味する。 ・サービス利用した層 必要とされるサービスは必ず顧客接点で摩擦が起きる。特にリリース初期タイミングは「理想状態」と「現実」のギャップが最も大きい。これは当然のことで例えばClaude Codeなどエージェントも昨年初期の期待拡散から、夏頃に摩擦期を経ている。実際Claude CodeはバグだらけでCodexの方が良いと国内外で大規模な乗り換え運動が起き、その後の今のClaude一強時代へと移った。逆に初期リリースで摩擦が無い場合は、そもそもの利用者母集団が少な過ぎる。 3. ファン形成期 2と3は並行することが多いが、見込みのあるサービスの方が強い摩擦を最初に経験する。便宜上分けているけれど、その摩擦を経て一緒に作って来たとの経験がファンコミュニティを形成する。Discordなどで意図的に作るべきかそれとも自発的な構築に任せるかは難しいところではありつつ、コミュニティが存在すれば新機能の初期リリースをそこで試していただくこともできるし、早期利用それ自体がコミュニティに属する特典にもなる。 4. 競合参入期 生成AIサービスの難しさは本質的にAPIをラッピングしているので模倣が容易であること。意図的に参入障壁を設計しないと特に海外大資本にはまず勝てない。 壁として設計すべきはいくつかあるけれど、コミュニティと技術の2つに集約されるし、そもそも海外勢と新興産業で真正面で戦うか、国内既存産業で戦うかという戦場を選ぶことも大事。 ClaudeやChatGPTのように本質的な強さは論文レベルの技術障壁になるので、早期に顧客獲得を完了しそのデータから模倣不可能な研究を進めるのが大事。特に生成AIベンダー内の最先端企業群の研究は論文としてどこにも上がっていない。OpenAIやAnthropicはわざわざ査読に通し論文公開などしない。自社データがあり仮説検証が完結するため。論文に存在しないフロンティア研究を実現可能にするのはいつでもそのサービスでしか収集できない「データ」にある。 5. ブランド固定期 上記でも話したように「顧客接点」と「データ」こそ全て。データが集まればそれに合わせて良いサービスを提供でき、さらにデータが集まる。 良いサービスの構築や研究レベルの数理モデルやらは極論AIがやってくれる。最高レベルのUXの実現には最高レベルの研究が必要であり、「必要は発明の母」の一言にまとめられる。発明の先に必要があるわけでは無い。 ただ「データ」には質があり、AI以前と以後では全く異なる。だから早く動かなければならない。 ポケモンで最初に出会うのはロケット団の中で引きこもるマッドサイエンティストではなく、フィールドワーク型のオーキド博士であり、起業家は彼を第一の親として町に出なければならない。

日本語
0
1
15
3.2K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
井上篤史
井上篤史@bezieer·
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の映画で出番がなくなった重要人物がいる。「科学」だ。そのおかげで私にとっては、つまらないとは言わないが、なんとなく違和感のある鑑賞体験になった。 小説は『火星の人』で知られるアンディ・ウィアーが書いた、上下巻あわせて650ページの大作だ。気軽に読むのは厳しいが、内容は中学生にも理解できるもので、主人公ライランド・グレースのとぼけた性格もあって、楽しく読破できるだろう。 本編の最大の魅力のひとつであり最大の障壁が、ライランド先生による膨大な「科学講座」だ。いま起きていることをライランドが科学的にこと細かく説明してくれるのだが、数式こそほぼ出てこないものの、わりと延々と続く。楽しい描写なのはわかる。しかし私はそこで結構つまずいた。たくさんの科学を浴びることに慣れてないのだ。 ところが、読んでいくうちに読者も内面化していくこの科学の知識を、異星人のロッキーも持っていることがわかり、めちゃめちゃアガる。 ここが物語のいちばん強力なポイントだ。 「科学は宇宙の共通言語だ」 と信じるに足る説得力のある場面だ。 映画ではライランド博士の科学講座がまるごと抜け落ちているため、この崇高な体験はできない。「人類を救いに行ったら変な岩みたいな宇宙人に会っちゃった」ということでしかない。「わりとよくある話だなぁ」と思った観客は多いだろう。 ふたりの背後には、お互いの人類が築き上げてきた科学の歴史があるのだ。ライランドとロッキーが出会ったとき、「科学さん」も一緒にそこにいた。尊敬すべき人物だ。特に、ロッキーたちの世界に相対性理論がないとライランドが知るくだりで私は「アインシュタインってすごいんだな」と思った。詳しくは知らないが。多くの科学者たちにも畏敬の念を抱いた。 しかし映画は大衆娯楽である。映像作品は視覚的に楽しませるべきだし、観客を否定すべきではない。大きな予算のかかった作品では特にそうだ。チケット代を回収しなければいけない。私をはじめ、チケットを買う客層というものを、映画製作者はよく知っている。その客層に対して長々と科学の講座をしたり、「科学はすごいぞ」と言うべきではないかもしれない。その時代の観客の価値観に合わせる必要があるのだろう。映画での様々な改変は、そう考えると辻褄が合う。ライランドがロッキーの宇宙船「ブリップA」と遭遇する場面で、小説と映画では大きな違いがある。映画では恐怖したライランドが「ブリップA」から逃げようとする。ライランドのキャラクターを考えると違和感がある。小説でライランドは、「人類を救わなければいけないが、好奇心には勝てん!すまん、人類!」となる。延々とライランド講座を受けてきた読者には笑える場面だ。「まあそう考えるのも無理はないな」と思える。しかし暗い映画館の座席に固定された観客の、ライランドに対する好感度は下がるかもしれない。ライランド講座を受けていないのだから。脚本家たちも、かなり検討を重ねたのだろう。映画では「追いかけっこ」をすることで、違った味のする笑える場面になっていた。ごまかしたな、と思ったが、悪くなかった。 SF大作は世界中の多くの観客を満足させなければいけないので、抽象的な概念は描きにくいし伝えにくい。「科学はすごい」というメッセージはエリート主義と取られるかもしれない。結果、重要人物である科学は、映画では小道具A、くらいの存在でしかなくなった。それはまるで、楽しく遊んだ友達が帰ったあとの部屋の空気のようで、なんだかさびしい。 映画の制作陣は選択した。 小説ファンを満足させるか、新規の観客を呼び込むか。両方は選べない。 「いまいくぞ、観客」 しかし小説ファンにとっても、今回の映画版はまるで駄目ということはない。ヘイル・メアリー号が飛ばしたビートルズのように、一生忘れないだろう映像をたくさん届けてくれた。しあわせ!しあわせ!しあわせ!と喜ぶばかりである。 だから、カラオケを聞かされたり1トンの金属を溶かしたのがライランドの手柄になっていたことぐらい許してあげようと思った。「でも映画って、今まで山ほどいろんな宇宙人が出てきたけど、それに比べたら地味なこの映画は大丈夫かな」と、少し心配するくらいである。
日本語
7
493
1.9K
197.4K
みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト retweetledi
日テレR&Dラボ
巨大画面で誰かとキス。エキソニモ『Kiss, or Dual Monitors 2026』。恵比寿ガーデンプレイスに聳え立つLEDウォールに、2人の顔が対向表示される。撮影ブースもあり、来場者が自身の顔で参加できました!情報時代のコミュニケーションがテーマの作品 。面白い体験でした @exonemo
日本語
0
18
135
27.9K