藤沢烈
14.3K posts

藤沢烈
@retz
一般社団法人RCF代表理事。ふくしま12市町村移住支援センター長。一橋大学、マッキンゼーを経て独立。社会事業コーディネイター集団として活動しています。政府復興推進委員会委員、能登半島地震復旧復興アドバイザリーボード委員、新公益連盟事務局長、PEAD理事、PwC財団理事


東日本大震災から15年。思うがままに書いてみた。 15年前の2011年3月11日。当時野党の自民党の一期生だった私は、衆議院議員第一議員会館の自室で仕事をしていました。携帯とテレビからなり響く緊急地震警報、直後に襲ってきた大きな揺れ、向かい側の第二議員会館が揺れているように見えたこと、廊下の防火扉が閉まる音、安否確認で電話した横須賀の叔母が「庭の木にしがみついた」と話していたこと…。あの日のことはよく覚えています。 テレビで見た真っ黒な津波が田畑を飲み込んでいく姿、深刻化していく原発、まるで日本の底が抜けるんじゃないかと思うような感覚を覚えました。 この15年間、福島、宮城、岩手をはじめ、震災をきっかけとして出会った人は数知れず、家族のような関係になった人たちもいました。福島のりんご農家の阿部さんには子どもたちとご挨拶に伺い、南相馬市に家族で行った時には東北各地から震災で出会った友人たちが集まってくれました。東北は私にとって特別な地域になりました。 東北の皆さんはいつもあたたかく迎えてくれました。笑顔の裏にある涙を隠して、静かな強さで、凛として、自分の足で立って生きている。 そんな皆さんにどれだけ励まされ、救われたことか。 阿部さん、りんごの木を一緒に除染したこと、忘れません。子どもたちは阿部さんのりんごを毎年美味しそうに食べています。 南郷さん、ふたば未来学園とのご縁をありがとう。私と福島の教育現場との繋がりは南郷さんの情熱と存在抜きには語れません。 加藤さん、子育てしながら、米づくり、ビール作り、ホントすごい。農水大臣の時に、備蓄米の放出に複雑な思いを持ちながらもあたたかいメッセージを送ってくれたこと、忘れません。室原さん、福島の子どもたちとサーフィンした思い出は私の宝物です。 野崎さん、福島の漁師を守るために、時に板挟みになるような立場で全てを受け止めてきたお姿、心から敬意を表します。先日の衆議院選挙で福島の応援演説会場で聴衆の中に野崎さんを見つけた瞬間、目頭が熱くなりました。 副知事の時に出会った福島県知事の内堀さん。女川町長の須田さん。石巻の菅原さん。車屋酒場の熊谷さん。南部美人の久慈さん。東京から浪江町に移住した高橋さん。仮設住宅で手料理を食べさせてくれた平野さん。モリウミアスの立花さん。フィッシャーマンジャパンのみんな。東北リーダーズサミットの仲間たち。そして、一緒に福島で桜を植えたチーム11の同志たち。名前を挙げればきりがなく、語り尽くせぬ思いと、言葉にできない感謝が東北の皆さんにあります。 今、私は防衛大臣として、当時、全身全霊で任務に従事した自衛隊を率いる立場になりました。 あの時、家族の安否が不明な中で、黙々と任務を遂行した自衛隊員。その自衛隊の部隊が被災地での任務を終え、被災地の皆さんに別れを告げる離任式において涙で感謝を伝えてくれた東北の皆さん。 自衛隊の築き上げた信頼は、東北の被災とそこから立ち上がって、今もなお悲しみを抱えながらも前を向いて必死で生きている皆さんと過ごした日々を礎にしているとも感じています。 この週末、ブルーインパルスの江尻隊長が飛行中に東北の海岸線を見ながら、「自分たちは飛ぶことしかできない」と絞り出すように話していました。ブルーインパルスから勇気をもらった人たちは多くいるのに。ブルーインパルスに限らず、自衛隊員は今もあの時の悔しさ、悲しみ、被災地の皆さんから頂いた優しさ、あたたかさ、その熱を持ち続けながら今日も任務を遂行しています。 思うがまま書いていたらこんなに長くなってしまいました。でも、これでもまだ言い足りないほどです。 15年という月日に思いを馳せ、今日は黙祷を捧げました。 東北の皆さん、本当にありがとう。 これからもどうぞよろしくお願いします。





























『COMPLEXの寄付は、能登の復興を加速するか』 吉川晃司さん・布袋寅泰さんのユニット「COMPLEX」による寄付を財源とした助成事業の公募開始を能登官民連携復興センターが発表しました。NHK等に報じて頂きました。 吉川晃司さん・布袋寅泰さんの寄付金 使いみちを公募 (NHK, 2月20日) www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa… 最大1億円の事業 公募開始!吉川晃司×布袋寅泰「COMPLEX」12億円超の寄付金を活用し、能登の復興を後押し (北陸放送, 2月20日) news.yahoo.co.jp/articles/5a061… 今回の助成事業の概要は次のとおりです。 ・「COMPLEX」が石川県に寄付した12.8億円を原資とし、能登復興支援事業(一次公募)を実施 ・公募テーマは「漁業など一次産業」「伝統文化・地場産業」「子どもたちの育成、全世代的な拠点づくり」「その他」 ・助成額は原則1億円以内。助成期間は原則3年以内。 ・対象は復興に取り組む団体。法人格の有無や所在地は問わない。地方公共団体は不可。 ・専用ページは notorenpuku.jp/news/67/ (募集要項・応募様式・オンライン説明会の申し込みや、事前登録フォームあり) ・2月20日より公募開始。2月28日にオンライン説明会。3月21日に事前登録。3月31日に基本事業計画を提出。審査し、4月下旬頃に結果通知 ・基本事業計画の審査を通った事業は、その後数ヶ月で詳細事業計画を作成。最終審査を通った事業は開始 会見でも話しましたが、国など行政の支援はどうしても、被災した住宅や事業所を復旧(=元にもどす)が主となります。他方、環境が激変した能登が復興するには、新しい取り組みが必要。そのために活用できる資金はなかなかありません。また、そうした復興にむけた助成事業としては、最大額となります。一次公募の締切は3月末と短くなっていますが、これからの能登を象徴とする、意欲的な事業が届くことを、心待ちにしています。





【拡散希望:地域おこし協力隊募集】 のとれんぷくでは、能登の復興推進にともに取り組んでいただけるセンター職員(地域おこし協力隊)を募集しています🧑🤝🧑 詳しくは下記ページをご覧ください◎ #のとれんぷく #能登半島地震 #奥能登豪雨 #石川県 #復興 pref.ishikawa.lg.jp/fukkyuufukkou/…





