

井川 定一 フィランソロピー/ソーシャルイノベーション
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@sada_ikawa
SSIR-J副編集長/トラストベースドフィランソロピージャパン事務局長/NPOサポートセンター理事/株式会社代表取締役社長/Nピボ共同代表/英国NGO-INTRAC/財団アドバイザー/助成制度設計専門家/コミュニティオーガナイザー/ NGO財務専門家/金融×ソーシャル/ノマドポートフォリオワーカー





【3月テーマ:トラウマ(3/4)】『トラウマに向き合うことを、社会変革への道筋にする』は、傷つきの経験が、沈黙や差別、分断、語れなさとともに世代を超えて受け継がれていく「世代間トラウマ」に着目 ssir-j.org/addressing-tra… (著者:イジェオマ・ンジャカ等|リード・コメンテーター:坂西 卓郎)

【3月テーマ:トラウマ(2/4)】『奉仕を通じて、よりよく生きる』は、人のために尽くす仕事は自己犠牲を伴うものという思い込みを問い直し、組織文化を変えていく必要があることを論じています。 ssir-j.org/thriving-throu… (著者:ディンプル・D・ダバリア|リード・コメンテーター:古江 強)

【3月テーマ:トラウマ①】『社会変革と情熱の影』は、自らの傷に向き合うことが、他者や社会へ差し出しうる贈り物につながる可能性を示す記事です。(著者:ジェラルディン・ヘップ等|リード・コメンテーター:今井 紀明) ssir-j.org/social-change-…








35歳で子供5人もいると、 - 外食はサイゼリア以外基本1万超える - お金は減るけど気にしたら負け - 静けさよりも“賑やかさ”が当たり前 - 1人の時間は静かすぎで逆に寂しい - 休日は休む日ではなく“家族で動く日” - 1人がインフルになったら当分家出れない - ららぽーととか歩いてても二度見される - 知らないバァさんにめちゃ声かけられる - 将来のために“稼ぐ理由”が明確になる - 小学校に17年間連続で誰かが登校してる - 参観日や運動会は全然暇じゃない - 部屋数足りねぇどうしよう でも生まれ変わっても“子だくさん”な生活がいい。






NPOセクターから営利セクターへの人材流出をどう食い止めるか。先日受けた相談は、NPOの経営者にとって切実な課題であることは間違いない。だが社会全体の視点に立つと、「流出=悪」と短絡してよいのか、立ち止まって考える余地がある。 NPOで働くことは、多くの場合、社会課題の解像度を上げる。社会や地域の複雑さを知り、制度の隙間に落ちる人の存在を知り、数字にならない痛みの輪郭を知る。その過程で、状況に応じて形を変える柔軟性、不確実な状況でも筋道を立てる論理的思考力、相手の痛みを理解し、適切な距離感で寄り添う力。そうした基礎体力が養われる。これらの力を持った人材が、営利セクターを含む社会のさまざまな場所に移り、意思決定の内側に入っていくことは、むしろ社会をNPOが目指してきた方向へ押し出す可能性がある。 たとえばメディアの現場だ。先日、某テレビ番組でヤングケアラーの問題が取り上げられていた。番組を見た多くのNPO関係者は、きっとどこかで違和感を覚えたはずである。もし制作側に、その違和感を「違和感のまま」放置せず、編集会議で言語化し、論点を修正できる人材がいたなら、当事者の尊厳を損なう演出、問題の単純化、善意の物語への回収は、いくつかは防げたかもしれない。NPOマインドを持つ人が社会の各所で働くことは、社会の学習装置を増やすことでもある。だから、人材が外へ出ていくこと自体を「止めるべき流出」とだけ捉えるのは、視野を狭めてしまう。 むしろ、NPOセクターと人材の問題として本当に向き合うべき核心は、多くの組織において、そもそもの「流入」が厳しくなっていることだ。一定の給与水準を確保しながら社会課題に取り組むソーシャルな企業が増えるなかで、NPOは「社会的であること」だけでは選ばれにくい。さらに助成金や委託事業収益中心の財務構造のもとでは、人件費を含む中長期の組織投資が難しく、競争力のある労働環境を提示しづらい。加えて、NPOの仕事の実態が社会に十分伝わっておらず、外からは見えにくい。結果として、「使命感」か「自己犠牲」か、という古い二択に追い込まれやすい。 論点は、「流出を止める」よりも、「循環を設計する」と「入口を広げる」に置き直したほうが生産的だと思う。人材の移動を“損失”として嘆くのではなく、NPOで培われた知見と倫理が社会の中で薄まらず、別の場所で力を発揮し、また戻ってくる。その循環が回る条件を整える。同時に、働き方の多様性、成長機会、意思決定への参加、ケアの文化といった「給与以外の魅力」を含め、入口を広げる設計を積み重ねる。いま必要なのは、流出を止める壁ではなく、往復と合流を可能にする回路だと思う。 ※流入課題は、令和6年度外務省NGO研究会のETIC腰塚さん(P101)、プロビティ・グローバルサーチ株式会社高藤さん(P103)が詳しい。お二人の知見共有に改めて感謝。 mofa.go.jp/mofaj/gaiko/od…

NPOセクターから営利セクターへの人材流出をどう食い止めるか。先日受けた相談は、NPOの経営者にとって切実な課題であることは間違いない。だが社会全体の視点に立つと、「流出=悪」と短絡してよいのか、立ち止まって考える余地がある。 NPOで働くことは、多くの場合、社会課題の解像度を上げる。社会や地域の複雑さを知り、制度の隙間に落ちる人の存在を知り、数字にならない痛みの輪郭を知る。その過程で、状況に応じて形を変える柔軟性、不確実な状況でも筋道を立てる論理的思考力、相手の痛みを理解し、適切な距離感で寄り添う力。そうした基礎体力が養われる。これらの力を持った人材が、営利セクターを含む社会のさまざまな場所に移り、意思決定の内側に入っていくことは、むしろ社会をNPOが目指してきた方向へ押し出す可能性がある。 たとえばメディアの現場だ。先日、某テレビ番組でヤングケアラーの問題が取り上げられていた。番組を見た多くのNPO関係者は、きっとどこかで違和感を覚えたはずである。もし制作側に、その違和感を「違和感のまま」放置せず、編集会議で言語化し、論点を修正できる人材がいたなら、当事者の尊厳を損なう演出、問題の単純化、善意の物語への回収は、いくつかは防げたかもしれない。NPOマインドを持つ人が社会の各所で働くことは、社会の学習装置を増やすことでもある。だから、人材が外へ出ていくこと自体を「止めるべき流出」とだけ捉えるのは、視野を狭めてしまう。 むしろ、NPOセクターと人材の問題として本当に向き合うべき核心は、多くの組織において、そもそもの「流入」が厳しくなっていることだ。一定の給与水準を確保しながら社会課題に取り組むソーシャルな企業が増えるなかで、NPOは「社会的であること」だけでは選ばれにくい。さらに助成金や委託事業収益中心の財務構造のもとでは、人件費を含む中長期の組織投資が難しく、競争力のある労働環境を提示しづらい。加えて、NPOの仕事の実態が社会に十分伝わっておらず、外からは見えにくい。結果として、「使命感」か「自己犠牲」か、という古い二択に追い込まれやすい。 論点は、「流出を止める」よりも、「循環を設計する」と「入口を広げる」に置き直したほうが生産的だと思う。人材の移動を“損失”として嘆くのではなく、NPOで培われた知見と倫理が社会の中で薄まらず、別の場所で力を発揮し、また戻ってくる。その循環が回る条件を整える。同時に、働き方の多様性、成長機会、意思決定への参加、ケアの文化といった「給与以外の魅力」を含め、入口を広げる設計を積み重ねる。いま必要なのは、流出を止める壁ではなく、往復と合流を可能にする回路だと思う。 ※流入課題は、令和6年度外務省NGO研究会のETIC腰塚さん(P101)、プロビティ・グローバルサーチ株式会社高藤さん(P103)が詳しい。お二人の知見共有に改めて感謝。 mofa.go.jp/mofaj/gaiko/od…

NPOセクターから営利セクターへの人材流出をどう食い止めるか。先日受けた相談は、NPOの経営者にとって切実な課題であることは間違いない。だが社会全体の視点に立つと、「流出=悪」と短絡してよいのか、立ち止まって考える余地がある。 NPOで働くことは、多くの場合、社会課題の解像度を上げる。社会や地域の複雑さを知り、制度の隙間に落ちる人の存在を知り、数字にならない痛みの輪郭を知る。その過程で、状況に応じて形を変える柔軟性、不確実な状況でも筋道を立てる論理的思考力、相手の痛みを理解し、適切な距離感で寄り添う力。そうした基礎体力が養われる。これらの力を持った人材が、営利セクターを含む社会のさまざまな場所に移り、意思決定の内側に入っていくことは、むしろ社会をNPOが目指してきた方向へ押し出す可能性がある。 たとえばメディアの現場だ。先日、某テレビ番組でヤングケアラーの問題が取り上げられていた。番組を見た多くのNPO関係者は、きっとどこかで違和感を覚えたはずである。もし制作側に、その違和感を「違和感のまま」放置せず、編集会議で言語化し、論点を修正できる人材がいたなら、当事者の尊厳を損なう演出、問題の単純化、善意の物語への回収は、いくつかは防げたかもしれない。NPOマインドを持つ人が社会の各所で働くことは、社会の学習装置を増やすことでもある。だから、人材が外へ出ていくこと自体を「止めるべき流出」とだけ捉えるのは、視野を狭めてしまう。 むしろ、NPOセクターと人材の問題として本当に向き合うべき核心は、多くの組織において、そもそもの「流入」が厳しくなっていることだ。一定の給与水準を確保しながら社会課題に取り組むソーシャルな企業が増えるなかで、NPOは「社会的であること」だけでは選ばれにくい。さらに助成金や委託事業収益中心の財務構造のもとでは、人件費を含む中長期の組織投資が難しく、競争力のある労働環境を提示しづらい。加えて、NPOの仕事の実態が社会に十分伝わっておらず、外からは見えにくい。結果として、「使命感」か「自己犠牲」か、という古い二択に追い込まれやすい。 論点は、「流出を止める」よりも、「循環を設計する」と「入口を広げる」に置き直したほうが生産的だと思う。人材の移動を“損失”として嘆くのではなく、NPOで培われた知見と倫理が社会の中で薄まらず、別の場所で力を発揮し、また戻ってくる。その循環が回る条件を整える。同時に、働き方の多様性、成長機会、意思決定への参加、ケアの文化といった「給与以外の魅力」を含め、入口を広げる設計を積み重ねる。いま必要なのは、流出を止める壁ではなく、往復と合流を可能にする回路だと思う。 ※流入課題は、令和6年度外務省NGO研究会のETIC腰塚さん(P101)、プロビティ・グローバルサーチ株式会社高藤さん(P103)が詳しい。お二人の知見共有に改めて感謝。 mofa.go.jp/mofaj/gaiko/od…

NPOセクターから営利セクターへの人材流出をどう食い止めるか。先日受けた相談は、NPOの経営者にとって切実な課題であることは間違いない。だが社会全体の視点に立つと、「流出=悪」と短絡してよいのか、立ち止まって考える余地がある。 NPOで働くことは、多くの場合、社会課題の解像度を上げる。社会や地域の複雑さを知り、制度の隙間に落ちる人の存在を知り、数字にならない痛みの輪郭を知る。その過程で、状況に応じて形を変える柔軟性、不確実な状況でも筋道を立てる論理的思考力、相手の痛みを理解し、適切な距離感で寄り添う力。そうした基礎体力が養われる。これらの力を持った人材が、営利セクターを含む社会のさまざまな場所に移り、意思決定の内側に入っていくことは、むしろ社会をNPOが目指してきた方向へ押し出す可能性がある。 たとえばメディアの現場だ。先日、某テレビ番組でヤングケアラーの問題が取り上げられていた。番組を見た多くのNPO関係者は、きっとどこかで違和感を覚えたはずである。もし制作側に、その違和感を「違和感のまま」放置せず、編集会議で言語化し、論点を修正できる人材がいたなら、当事者の尊厳を損なう演出、問題の単純化、善意の物語への回収は、いくつかは防げたかもしれない。NPOマインドを持つ人が社会の各所で働くことは、社会の学習装置を増やすことでもある。だから、人材が外へ出ていくこと自体を「止めるべき流出」とだけ捉えるのは、視野を狭めてしまう。 むしろ、NPOセクターと人材の問題として本当に向き合うべき核心は、多くの組織において、そもそもの「流入」が厳しくなっていることだ。一定の給与水準を確保しながら社会課題に取り組むソーシャルな企業が増えるなかで、NPOは「社会的であること」だけでは選ばれにくい。さらに助成金や委託事業収益中心の財務構造のもとでは、人件費を含む中長期の組織投資が難しく、競争力のある労働環境を提示しづらい。加えて、NPOの仕事の実態が社会に十分伝わっておらず、外からは見えにくい。結果として、「使命感」か「自己犠牲」か、という古い二択に追い込まれやすい。 論点は、「流出を止める」よりも、「循環を設計する」と「入口を広げる」に置き直したほうが生産的だと思う。人材の移動を“損失”として嘆くのではなく、NPOで培われた知見と倫理が社会の中で薄まらず、別の場所で力を発揮し、また戻ってくる。その循環が回る条件を整える。同時に、働き方の多様性、成長機会、意思決定への参加、ケアの文化といった「給与以外の魅力」を含め、入口を広げる設計を積み重ねる。いま必要なのは、流出を止める壁ではなく、往復と合流を可能にする回路だと思う。 ※流入課題は、令和6年度外務省NGO研究会のETIC腰塚さん(P101)、プロビティ・グローバルサーチ株式会社高藤さん(P103)が詳しい。お二人の知見共有に改めて感謝。 mofa.go.jp/mofaj/gaiko/od…



NPOセクターから営利セクターへの人材流出をどう食い止めるか。先日受けた相談は、NPOの経営者にとって切実な課題であることは間違いない。だが社会全体の視点に立つと、「流出=悪」と短絡してよいのか、立ち止まって考える余地がある。 NPOで働くことは、多くの場合、社会課題の解像度を上げる。社会や地域の複雑さを知り、制度の隙間に落ちる人の存在を知り、数字にならない痛みの輪郭を知る。その過程で、状況に応じて形を変える柔軟性、不確実な状況でも筋道を立てる論理的思考力、相手の痛みを理解し、適切な距離感で寄り添う力。そうした基礎体力が養われる。これらの力を持った人材が、営利セクターを含む社会のさまざまな場所に移り、意思決定の内側に入っていくことは、むしろ社会をNPOが目指してきた方向へ押し出す可能性がある。 たとえばメディアの現場だ。先日、某テレビ番組でヤングケアラーの問題が取り上げられていた。番組を見た多くのNPO関係者は、きっとどこかで違和感を覚えたはずである。もし制作側に、その違和感を「違和感のまま」放置せず、編集会議で言語化し、論点を修正できる人材がいたなら、当事者の尊厳を損なう演出、問題の単純化、善意の物語への回収は、いくつかは防げたかもしれない。NPOマインドを持つ人が社会の各所で働くことは、社会の学習装置を増やすことでもある。だから、人材が外へ出ていくこと自体を「止めるべき流出」とだけ捉えるのは、視野を狭めてしまう。 むしろ、NPOセクターと人材の問題として本当に向き合うべき核心は、多くの組織において、そもそもの「流入」が厳しくなっていることだ。一定の給与水準を確保しながら社会課題に取り組むソーシャルな企業が増えるなかで、NPOは「社会的であること」だけでは選ばれにくい。さらに助成金や委託事業収益中心の財務構造のもとでは、人件費を含む中長期の組織投資が難しく、競争力のある労働環境を提示しづらい。加えて、NPOの仕事の実態が社会に十分伝わっておらず、外からは見えにくい。結果として、「使命感」か「自己犠牲」か、という古い二択に追い込まれやすい。 論点は、「流出を止める」よりも、「循環を設計する」と「入口を広げる」に置き直したほうが生産的だと思う。人材の移動を“損失”として嘆くのではなく、NPOで培われた知見と倫理が社会の中で薄まらず、別の場所で力を発揮し、また戻ってくる。その循環が回る条件を整える。同時に、働き方の多様性、成長機会、意思決定への参加、ケアの文化といった「給与以外の魅力」を含め、入口を広げる設計を積み重ねる。いま必要なのは、流出を止める壁ではなく、往復と合流を可能にする回路だと思う。 ※流入課題は、令和6年度外務省NGO研究会のETIC腰塚さん(P101)、プロビティ・グローバルサーチ株式会社高藤さん(P103)が詳しい。お二人の知見共有に改めて感謝。 mofa.go.jp/mofaj/gaiko/od…

