
辺境を往く一兵卒
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辺境を往く一兵卒
@FrontierPrivate
ゴルゴ13の要素をハンドルネームに(0.13%)。SLG『ビビアミ』一時休止(2021,06,21~、22,04,07~)の後再開。テーマは『きまぐれオレンジ☆ロード』、天体、宇宙科学、風光明媚な場所、写真、宮澤賢治作品、アニメ(ジブリなど)。背景は科博地球館展示の小惑星探査機『はやぶさ』1/1模型。※DMは非対応。



鈴木駐英大使に「国王になりません? もうすぐ席が空きますよ!」という背筋も凍るブリテンジョークなら見た

アルテミス2ミッションのORION宇宙船が近月点を通過するのは、日本時間4月7日午前8時2分お出かけ前に歴史的瞬間を目撃できますね




高知県には桜、梅、菜の花が同時に咲く、絵本に登場するような美しい光景があるのをご存知でしょうか?西川花公園っていうんですが、是非お見知りおきくださいませ!

これ、かなり痺れる話なんだけど聞いてほしい! ボイジャー2号。 1977年に打ち上げられ、木星・土星・天王星・海王星を一気に巡った、人類史上たった一つの探査機。 でもこの探査機、天王星まで行っていいなんて、言われてなかった。 1970年代初頭。NASAの科学者たちは、175年に一度しか開かない太陽系の扉が開くのを見ていた。 木星、土星、天王星、海王星。 4つの巨大惑星が、探査機をリレーのように受け渡せる、奇跡的な並び方をしていたのだ。 巨大惑星の重力を次々と借りて加速し、ひとつの探査機が太陽系の最果てまで駆け抜ける――そんな「グランド・ツアー」が、手の届く現実になりかけていた。 ところが、その壮大な構想はあっさりと切られる。 ベトナム戦争後の財政難の中、政府が求めたのは歴史を変える野心ではなく、予算内に収まる現実だった。 認められたのは、木星と土星まで。 天王星も海王星も、紙の上から静かに消された。 そのとき現場に漂ったのは、単なる失望ではなかっただろう。 175年に一度のチャンスが、予算の都合で閉じていく。 人類が行けたかもしれないはずの未来が、目の前で遠のいていくような感覚。 ボイジャーを作っていた現場の科学者と技術者たちは、しかし、諦めてはいなかった。 表向き「了解、土星までですね」とうなずき、その裏でとんでもないことを始めた。 「土星まで」と言われた探査機に、その先まで行ける性能を積んだのだ。 限られた予算の中で、一つずつ。 さらに、 1万通り以上の軌道を計算して、土星の「その先」に繋がるルートをあらかじめ仕込んでおいた。 これはもはや、静かな反逆だった。 抗議の声を上げたんじゃない。設計図の中に、夢を埋め込んだのだ。 そして、打ち上げから3年後の1980年、ボイジャー1号が土星とその衛星タイタンの探査に大成功する。 この瞬間、2号が土星に留まる理由が消えた。 自由の身となった 2号は、人々の夢を乗せて、未知の惑星「天王星」へと舵を切った。 反逆の狼煙が上がった瞬間だった。 「天王星探査が手を伸ばせば届くところにある」 そんな既成事実を突きつけられ、議会もNASAも追加予算を承認する外なかった。 そして2号は天王星へ、さらには海王星へ。 人類が初めて見る青い世界の姿を、地球に届けた。 許可されたから作ったんじゃない。 175年に一度の奇跡を、絶対に、何があっても、無駄にしたくなかった。 ボイジャー2号が天王星・海王星へ届いたのは、NASAの先見性でも、政府の英断でもない。 未来を手放すことを拒んだ人間たちの、静かな執念の勝利だった。 #ボイジャー2号 #天王星 #未来を信じて諦めない執念



