
「売上が下がった時に、 真っ先に広告を増やす会社は危ない。」
これは店舗再生で何度も見てきたパターンです。
客数が減る。
売上が落ちる。
すると、
集客しなければ。
広告を打たなければ。
SNSを強化しなければ。
という話になる。
もちろん集客は大事です。
でも現場を見ると別の問題が見えてくることがあります。
過去、売上が前年比80%まで落ちた店舗がありました。
本部は商圏変化を疑っていました。
競合出店もありました。
しかし実際に店に立つと違った。
来店客はいる。
でも再来店していない。
原因はシンプルでした。
商品提供のばらつき。
接客品質の低下。
店内の清掃レベル低下。
つまり集客ではなく体験の問題でした。
そこで広告予算は増やさず、現場改善を徹底しました。
提供基準を統一。
教育をやり直し。
清掃チェックを仕組み化。
3か月後。
広告費を増やさず売上は回復。
口コミ評価も改善しました。
経営者は新規顧客に目が向きやすい。
でも利益を生むのはリピートです。
飲食店であれ、小売であれ、コンサルであれ、最も安い売上は既存顧客から生まれる。
AI活用でも同じです。
多くの企業は新しいツール探しに熱心です。
でも成果を出している企業は、まず既存業務のムダを見つける。
新しい武器より先に、今のやり方を見直している。
業績改善で最初に確認するのは、「どうやって集客するか」ではありません。「来たお客様がまた来たくなるか」です。
経営は入口より出口。
集客より体験。
新規獲得より再来店。
数字が苦しい時ほど、 この順番を間違えないことが大切だと思っています。
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